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【ネガティブの必要性】飽き性の私がトレーニングを4年半続けられている理由

私は社会人になってからこれまでキックボクシング2年間、自重トレーニング1年半、ウエイトトレーニング半年(現在進行形)やってきてきました。
皆さんが実現可能かは一旦置いといて、今回は飽き性の私がなぜ4年半もの間トレーニングを継続出来ているかを解説していこうと思います。
他のトレーニーとは違い、超絶ネガティブな私が出来たのだから、皆さんであれば確実にものにできると思います!


労働時間を再構築せよ

まず初めに、何かを継続するためには環境整備から始めよう!

私はジムを継続させるためには、時間をコントロールする権利が自分に必要だと感じたため、会社を辞めて時短勤務(13時~19時)でプログラミングの講師をしています。この時点で環境整備は概ね完了しました。
私は睡眠時間が異常に長い(10時間ほど眠る時もざらにある)ので、午前中の仕事は難しいと考え、この勤務形態が完成しました。
寝ていない日(6時間程度)は、一日中ゾンビのような生活になり、生産性がかなり低くなることを最初の社会人生活2年間で知ったからです。
効果は抜群です!これは皆にお勧めしたい。
午前中に仕事が無いというのは、メンタルを安定させるためにも私には重要なことです。
”明日は早起きしなくていいからゆっくり寝られる”と思えるだけでも、十分なメリットがありました。
おかげで、睡眠不足に悩まされることも少なくなり、何よりも一日を生き生きと生活できるようになりました。時短勤務は最高です!
けど、注意点も挙げておくと、まだ一般的には浸透していない新しい働き方ですので、周りに合わせて安心感を得たいという人にはお勧めできません。

自分に合った労働時間を発見するためには、①一日を生き生きと生きるために必要な睡眠時間を知る事と②自分はどの時間帯に眠りにつけるのかを考える必要があります。
①一日を生き生きと生きるために必要な睡眠時間
会社を辞めて、好きな時間に寝て、好きな時間に起きる生活をしていると自分に本来必要な睡眠時間が分かってきます。
私の場合は、最低でも8時間、長ければ10時間の睡眠が必要でした。
②自分はどの時間帯に眠りにつけるのか
私の場合は、ばらつきはあるものの、会社員時代から今に至るまで日を跨いでからしか入眠することは出来ません。早くても12時、遅ければ2時といったところでしょうか。
この時点で自分に合った生活様式というのは限定されます。
私の場合ですと、深夜1時に入眠したとして9時間眠るとすれば、起きるのは午前10時です。という事は朝の仕事は不向きだという事が分かります。

過去の自分と今の自分の比較(睡眠編)

仕事を選ばなければ、時間をコントロールできるものは多くあると思います。特に今はインターネットによりそうした制約が減ってきた。
はっきり言って、意思の力だけでは無理があります。
環境整備が必要なのは明白です。
苦に感じることは直観に従い、辞めてみる事も勇気の一種だと思います。
とは言え、何か目的があるのであれば苦しみにも耐える必要があるのだと思います。
現状に納得がいっていない人には、積極的にやめる事から始めてみてほしいと思います。
さらに、私は勤務時間中の昼休憩が無駄だと思いましたので、昼過ぎからの出勤という選択をしました。
何かを継続するためには、やる事を減らす必要があります!

生活経路を整備せよ

毎日モチベーションが一定ではない私にとって、継続はかなり難易度の高いものでした。
ですが、事トレーニングにおいては継続するためのアプローチを変えてみました。
モチベーションに頼る継続方法ではなく、環境により継続せざるを得ない状況を作り出すことにしました。
具体的には、勤務先に通勤している途中にあるジムに通うことにしたのです。これは運の良さもありますが、通勤経路にジムが出来たのです(笑)
そうすることで、通勤するたびに毎日ジムが目につきます。
まずは継続する対象を視覚的に認知させるのです。
脳にジムに行かなければならないと錯覚させるのです。
そうすることによって、ジムを素通りした日には罪悪感を覚えます。
こうなれば脳のセッティングはOKです。

使命感に駆られる私

人って本能的に自分を嫌いになりたくない生き物だと思うんです。
だから、罪悪感をなくすためにジムに行く。これを利用する。
そうして継続することにより、当然体は変化していきます。
変化を自分の視覚で認識すると、達成感を覚えます。
始めは人間のネガティブさを利用して半強制的に継続させていたものが、変化を知る事で主体的な活動に変っていく。これが継続の本質だと思います。
私の場合、読書も同じでした。
始めはどうしようもない自分を慰めてくれるのが本でしたが、次第に本から自分の可能性を学びたいと思うようになり、読書が好きになりました。
こうしたブログ活動も読書をすることにより、したくなりました。
自分にとって継続の動機はどれもネガティブから入ったものでした。

ジムに入ったら視覚をシャットアウトせよ


ジムにいる時の武士面の私

ジムに入ったら、キョロキョロしない!
私は、人と比較して落ち込むことがある弱い生き物なので、自分より大きい人を見ないようにしています。
社会心理学で面白い話があって、人間は無意識的に下方比較もしくは上方比較を行っていています。
下方比較とは、自分より不幸であったり、優れていない人物や集団と自分を比較することです。これにより、自分より優れていない人を見て、安心することができるのです。 自信を喪失していたり、落ち込んでいる時に、人は下方比較をしがちです。
上方比較とは、自分よりも望ましい状態の他者と比較することです。
上方比較では自分の劣っている部分に直面して自己評価を下げ、有能感や動機づけの低下をもたらす可能性があります。
私は上方比較が起きたときにやる気がそがれてしまうという自分の弱さを知っているので、トレーニングをしている最中はなるべく自分とだけ向き合うように意識しています。ジムに入ったら、他の人を見ないのもトレーニングだと思っています。

世間体は無視せよ

一般的に見れば、午前中は優雅に散歩でもして、午後からチャリでトレーニングウェアを着用して出勤している青年を見れば、人によっては良いと思われないかと思います。けど、そんなのは無視!
自分が選んで、納得して動いているのであれば、それ以上は何も必要ありません。
人と違う事をしていれば、冷たい目線で見られることもあるかもしれません。けど、そんなこと気にしていたら手に入れたいものは何も得られません。自分が信じることを愚直にやり続ける事が何よりも大事だ。
淡々とやるべきことをやる意識と自分が目指すビジョンがあれば、世間体なんて屁でもありません。
勇気をもって辞めて、あとはやるべき事ややりたい事を作業に落とし込んで、淡々とやり進めていきましょう。

まとめ

こうして自分の事を客観的に見て初めて分かったことは、自分は根暗で、でもそうした素地に支えられているんだという事です(笑)
継続の大元を辿っていくと、限りなく自分のネガティブさに近づいていき、意外な知見を得ることが出来ました。
皆さんも、自分を理解し、弱さを認める事が強さに変るという事を味わってほしいなと心の底から思っています。
フォーロしていただければ、超絶ネガティブな私が問題解決していく痛快なブログを見られますので、とうかよろしくお願いいたします。

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