転職サービスの最前線からコロナで転職はどう変わる?を考えてみた。【転職メンターZ】

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こんにちは、はじめまして。
転職メンターZです!

大手人材会社に勤める3人が、なかなか人には言えない転職の悩みを解決するために立ち上げたユニットです。
普段は年間1万人くらいの支援に関わっており、悩み解決率はほぼ100%(笑)

さて、今回は【”コロナ”によって転職活動がどう変わっていくか】に関して、転職サービスの最前線から少し考えてみました。

転職ではどんな場合でも”法人側””求職者側”の動きがあると思うのですが、今回はこの”法人側”の動きがどうなっていくのかについて少しお話し出来ればと思います。

Q.コロナで状況が厳しくなると、
 求人数は減少しますか? 

A.中途採用の求人がなくなるということはない



例えば、業界トップクラスの大手転職サービス”doda”が毎月こんなデータを出しています。これを見ると求人数は月対比で微減、昨年対比だとむしろ増加していますよね。

【転職求人倍率内2020年3月以降の転職マーケットより抜粋】
企業の業績と中途採用の求人の増減が、かつてほど連動しなくなっていることや、2020年度も中途採用に力を入れる方針を打ち出している企業は多いので、新年度に入ってこの状況が落ち着けば、中途採用市場は回復する見通しです。

同じく大手転職サービス”エン・ジャパン”も3月24日に「新型コロナウイルス感染拡大による中途採用への影響 実態調査」の結果を発表していて、

この調査によると、転職コンサルタントの85%が「新型コロナウイルスが流行する中、半数以上の企業が採用を継続している」、さらに56%の転職コンサルタントが、求職者の応募数に「変化はない」と回答したそうです。

転職サービスに関わっているわたしたちも、法人側の転職市場の状況はほとんど変わっていないと感じています。

むしろ、こんな状況だからこそコロナによって今の会社に見切りをつけた”良い人材”を確保し、他社に差をつけようと積極採用をする企業もあるくらい。
いわゆる、昨今のニュースでよく言われる体力のある会社というものですね。採用活動はちゃんと進んでます。
ワイドショーやニュースで得た情報を鵜呑みにせず、正しく調べてみると、なんだか少し安心できる気がしませんか?

Q.今後の転職活動に何か変化はありますか? 

A.転職活動の流れは自体は変わりませんが、
企業の採用手法が変わってきています。

どう変わったかは、もう皆さんお分かりになりますよね。面接は”オンライン”に切り替わり、”対面”での面接の機会は圧倒的に少なくなりました。

2月25日に総務省が出した「テレワークの積極的な活用について」の方針によっていままで二の足を踏んでいた企業も正式にオンラインシステムを導入し、通常業務に取り入れ始めています。(というより取り入れざるおえなくなった)…じゃあ具体的にオンライン化が進むと、転職市場にはどのような変化が起きるのか、ということ。

通常、対面の面接で、採用担当者は、その人の”雰囲気”や”話し方の癖”などから、沢山の情報を得て”いっしょに働きたいと思えるか””自分の会社にあっているか”を判断しています。

しかし、オンラインでの面接ではこういった生の情報が圧倒的に減ってしまうため、確実に得られる情報を重視するようになるのです。

まずあってみて採用を考えよう!

面接する人をしっかり選ぼう


この変化により、書類選考の基準は非常に厳しいものとなってしまうのです。涙
そんな中で転職を成功させるためには面接の前段階で見る書類(=履歴書)、中でもどのような職務経歴書を作るかが重要なポイントとなります。

さて、たくさんの応募者の中から誰かを選ばなければいけない時に、採用担当者は提出書類のどこを重点的に見ているのか、それはずばり

経歴説明:今まで何をやってきて
自己PR:自分がどんな人材かを正しく伝え
志望動機:愛を伝える

この三点。

手法が大きく変わることによって、
・自分を魅力的にアピールできる応募書類
・端的に物事をわかりやすく伝えるオンライン上でのコミュニケーション能力
がポイントとなってきます。

そして、こういったキャリアの書類作成や面接対策には自己分析が必要となりますが、こちらは一朝一夕でできるものではありません。

そのため【キャリアの棚卸】を定期的に行い、自分がこれからやりたいこと、いまできることを明確にしておくことが転職を成功させる鍵と考えます。

【本記事のまとめ】
✔ コロナになっても求人は沢山あるから安心して構えよう
✔ 転職活動もオンライン化が進んで今まで以上に応募書類が大切になる
✔ いい書類に必要なのはキャリアの棚卸し

本日のnoteはここまで!

次回の更新では
・自分を魅力的にアピールできる応募書類
・端的に物事をわかりやすく伝えるオンライン上でのコミュニケーション能力
・キャリアの棚卸のしかた
を重点的にお伝えできればと思います。 

Twitter(@10syoku_mentorz)でも常時質問などを受け付けています。

皆さんの転職のわからないに寄り添いたい、転職メンターZでした!



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