エクアドル旅行記 5日目/12日間 ガラパゴス
5日目のガラパゴスツアーも前日のガイドさんと同じ船で。行先はサウスプラザ島。前日よりは集合時間が少し遅く、同じように路上でバンに拾われて、港まで約1時間移動。船に乗ったら朝ご飯。ちょっとした自己紹介と出身国紹介。船の中は3家族と一人旅の同世代の女性がひとり。
本日も快晴なり。島への移動中、朝食後はそれぞれが船の上で自由にくつろぐ。途中、船と鳥が並走。風の流れができて飛びやすいんやろうか。
小さなボートに乗り、島に上陸。岩の上でのんびりしているアシカたちがお出迎え。リクイグアナもアシカも沢山いて、この島で初めてムシャムシャとサボテンを食べるイグアナを見た。
サウスプラザ島は植物の多い島で、快晴の空とのコントラストが美しい。天気が良くて、本当に素晴らしい景色だった。
島の斜面にどう見ても人工物な丸い物体が見えると思うが、この下には保護しているゾウガメの卵があるそう。日当たりの良い斜面で孵化を待つ。
サービス精神満点のガイドさんが、体温を上げるべく、じっとしているウミイグアナの後ろに私たちを立たせて写真を撮ってくれた。ウミイグアナは海に入っては出て、温かな岩の上にいる。島には様々な種類の鳥もいた。
同行したちびっ子たちが時々はしゃぎすぎてガイドさんに怒られつつ楽しんでいた。木陰でお昼寝しているアシカを覗く子供たち、かわいい。
その後のシュノーケリングもとても楽しかった。ガイドさんとっておきの魚の多い浅瀬スポットで、子供たちも怖がっておらず「サメだー!」「魚だー!」「イグアナだー!」とキャッキャしていた。水中カメラを買って行って大正解。
ウミイグアナが尻尾をくねらせて軽快に海に潜り、海中の岩表面の海藻を食べるところ、アシカが魚を捕まえようと追いかけるところ、どちらも見られて、こんなに完璧で良いのだろうかと思った。
帰りは前日に続き、お昼寝しているうちに帰港。サウスプラザ島は前日のバルトロメ島よりも近いので移動時間が短いし、生き物が多いし、景色も綺麗なので、ガラパゴスに短期間滞在であれば必ず選択肢に入れるべき島だと思った。
早めに帰ってきたのと前日より緊張がなかった分、食欲があり、近くのレストランで海鮮チャーハン的なものと、フレッシュなパインジュースを飲んだ。その場で絞ってくれるのでジュースがめちゃめちゃに美味しい。
ホテルのレセプションにいる男性スタッフに2日連続で「明日のツアーは何時集合?」と聞いていたのだが、今夜はたまたまいたスタッフが女性だったのでその人に聞いていた。夕食を終えて部屋でくつろいでいると、男性スタッフが部屋をノック。何事????と思ったら、明日のツアー時間をわざわざ伝えに来てくれたそう。後から旅行を組んでくれたSちゃんに聞くと、男性スタッフと顔なじみのSちゃんが「私の幼馴染が一人で旅行しに来るからちゃんとサポートしてあげて!困らないようにして!」と電話を入れてくれていたらしい。多くの人に見守られながら安全な旅行はまだまだ続きます。