10分刻みで観るアイアンマン-その10-


映画も終盤に入り、物語が大きく動き始めました。
好きな映画はなぜ何度見てもドキドキしたり、感動するのだろう。(これよりネタバレ注意)

さて今回はペッパー、トニーの極秘ミッションを断ろうとする〜トニー、瀕死まで、です。

ペッパーの「私にはあなたしかいない」に対し、いつもの危機的状況においてもかますジョークがなく、それだけ切羽詰まってて本気であったことが伺えます。
あとは若さでしょうかね。
エンドゲーム辺りのトニーは修羅場くぐりすぎて、常に心にユーモアをと言わんばかりの人ですよね。
ただ毎度その許容範囲を超える脅威がふりかかり、シリアストニーになりますが。

それから極秘情報取得のため、会社に赴くペッパーですが、私が気になったのはトニーのオフィス。
シンプルかつクールでお酒なんか置いてて海外のオフィスってなんでこう、かっこいいのでしょうか?
偉くなると酒もオッケーで自分のオフィスも持てる。
日本ではなかなか浸透しない形でしょうね。
経費の無駄だからオフィスのサイズは最小限!
コミュニケーション円滑化のために皆同じフロアで仕切り無くフラットに!
お酒?絶対駄目!

海外ドラマや映画を見てその国の生活に憧れるのは、比較して見せつけられる日本の窮屈さが故か。
個人的に邦画を観て「日本良いな」と思うこともありますが、「古き良き日本」を切り取ったものに限りますし、今の等身大の日本を切り取った映画を観て日本に憧れを持つかは些か疑問です。

話が横道にそれましたが、とにかくオフィスカッコいいという話です。
ただ1点ペッパーもオバディアも社長不在時にオフィスに自由に行き来でき、PC触れるセキュリティの甘さは気になりました。

本性を表し始めるオバディア怖いですね。
何より移動速度が怖い。
具体的な距離は分かりませんが、会社からスターク邸までペッパーよりも早く到着し、トニーを麻痺させるなんて人間業ではないです。

ペッパーがコールソンと社内で合流し、恐らく社内地下駐車場に移動しながらトニーに電話している時間で事件は起きており、ペッパーが非常時にも限らず会議を一本こなすか、会社の隣がスターク邸でなければ通常の人間の移動速度では実現不可能な動きではないでしょうか?
もしくはジェット機で移動したとか?

この機動力や危機察知能力はMCUヴィラン随一だと思います。

ペッパーがローディに助けを求めるあたり、直ぐにはトニーの元に行けない距離であることが推察できますし、本当に恐ろしいぞオバディア。

そして瀕死の演技に迫力があるロバート・ダウニーJrことトニー・スタークに感動し今回は終了です。

【余談】
オバディアは日本語の綴でオバディアで良いのでしょうか?
オーバディア?
洋画の登場人物をカタカナ表記すると安定しないあるあるは解決できないのだろうか。
洋画カタカナ変換統一機構とかないですか?

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