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10 Interview Vol.4|「人の煌めきみたいな瞬間に立ち会える面白さ」

みなさんこんにちは!10INC.PRです。
今回は10INC.で働くメンバーにインタビューをしていきます。
4人目の今日は、コンサルタントの大堀さんにお話しを聞いていきます。

【プロフィール】
名前  大堀
部署  リサーチ&コンサルティング事業部
役職  コンサルタント
入社  2022年

‐10INC.入社のきっかけを教えてください。

前職で職務変更の打診をされ、自分の希望に沿わなかったため、転職を決意し、転職サービスを通じて何社かお話をした中の1社が10INC.でした。
一番の決めては、代表の佐藤さんの人柄に惹かれたことです! 佐藤さんの純粋な熱さがよかったです。この会社であればいろいろなことができそうだと思いました。
他には、10INC.が力を入れているMROCに経験がなかったけれども興味をもっていたので取り組みたいと思いました。自社開発のアプリと連携することで調査とシナジーを生むことを実現していくことにも興味をもちました。

‐リサーチという仕事を選んだきっかけは?

きっかけは学生の時です。法学部だったのですが、「文化人類学」好きで、
文化人類学系の授業を積極的に受講し、本も読んだりしていました。
より広い価値観、日本だけでは分からない価値観を知ることが楽しかったのです。
就活を始めるにあたって、「文化人類学」というワードで仕事があるのかを調べてみたら、エスノグラフィーというのがあって、エスノグラフィーをメインでやっている会社に就職し、リサーチ業界でキャリアを積んできました。
エスノグラフィーは実際にユーザーの自宅を訪問してインタビューをします。イメージ使ったりしながら1個の話題をどんどん掘り下げて聞いていく「ラダリング」という手法を使うのですが、インタビューが終わったときに、対象者の方が「自分がこんなこと考えていんだ、ということがわかって嬉しかった」とか、「ありがとうございます」と言われたことがあって、その人すらもわからないことや普段は言えないこと、話したいと思わなかったこと、普段は声にしていない声を引き出したり、聞けるということが面白いなと思いました。

最近実施した調査では、少し違いが分かりにくい2つのコンセプト資料を対象者に評価してもらったのですが、対象者は明確に「こっちのほうが、親近感がある」や「こういう価値がある」など思いもよらないことを発言したり、キレのいいメタファーを使ったり、普通の人の面白さ、輝きみたいなのがある時があって。煌めきみたいな瞬間に立ち会えるのが気持ちいいですね。その結果、お客さんが喜んでくれるので、意味のある仕事だなと思います。

‐仕事と向き合う中で大切にしていることはありますか?

「自我を出さない」

シニカルな感じではなく、言われた通りやる。
お客さんが引き出したいこと、聞きたいことを聞けるように、自分のフィルターは外して、解釈せず、空気・無になることを心がけています。

‐10INC.の社風はどう感じていますか?

定性リサーチャーの人たちは結構みんな似ていると思います。シャイな人が多くて、お酒好き、お酒を飲まないとしゃべれない感じですね。定性リサーチャー以外の人は明るい人が多いなと思います。全体的にはいい意味でバラバラな感じがいいと思います。

‐10INC.のVMVの好きなところはありますか?

Visionの「好きがあふれる世界を」をあらためて見て、いいなと思いました。人それぞれ語れるものが違うし、語り口もぜんぜん違ったりする。そういうのを1個1個拾って、見ていく。視線を送ったり、耳を傾けることをしていきたいと思っているので、「好きがあふれる世界」があってこそのこの仕事があると思うので、すごくいいVisionだな、と思っています。

-今後挑戦してみたいことはありますか?

プライベートだと、来年35歳になるのですが、スケボー始めたいと思っています。
スケボーはいろいろな町を使ってトリックをするので、スケボーをすると見え方が変わるという記事を見て、なるほどと思ったんです。
何かを通していろいろな目線で見ることをやっていきたいですね。

狭い見方を外していくことは自分自身のテーマで、開かれた状態でありたいです。固まって、プロフェッショナルみたいになるのではなく、どんどんよくわからない感じになりたいなと思っています。

‐最後に一言お願いします!

決めつけない、自分の価値観の中で見るのではなく、その人自身をちゃんと見て、その人の好きとか輝きを拾いあげられる人間でありたいなと思っています。

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