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白か黒か。 店主のひとりごと

当店はいわゆる、オセアニアンスタイルのカフェです。

使用しているコーヒー豆はニュージーランドの物を。

オセアニアのカフェ文化には
ヨーロッパやアメリカのそれとは一線を画す、独自の楽しみ方が存在しています。

天下のスターバックスがあまり馴染めないくらいには自由な楽しみ方をされているのです。

オーストラリアやニュージーランドのカフェでは
「Black or White ?」と聞かれることがあるそうです。

ブラックかホワイトか。 牛乳いれるかいれないか、です。


ロングブラック と フラットホワイト。

当店でも人気メニューの1つ、フラットホワイト。
カフェラテよりも少し大人な味わいで、私はこれが異常なほど好きです。

鼻腔を掠めるコーヒー香に、ドーパミンが溢れだします。


白か黒か。

「白黒ハッキリさせる」

大人になるとどちらでもないことの大切さに気づく場面があります。

はっきりしないのではなく、調和がとれているのです。


シロとクロ、は正義と悪のようなニュアンスで使われることもしばしば。

全てが白であるならば。
ジャイアンもバイキンマンもショッカーも
黒の組織もいなくなってしまえば
どれだけ退屈な世界になってしまうのでしょうか。

アンパンマンの顔は濡れることも無く
ジャムおじさんやバタコさんの雇用すら危ぶまれてしまいますね。


だから(?)私はフラットホワイトが好きです。
黒を黒たらしめてくれる、白の存在を感じながらほっと一息つく瞬間こそが私の癒し時間となります。


ぜひジャムおじさんの顔を思い浮かべながら
フラットホワイト飲んでみてください。


Instagram @syadefac


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