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炉ばた焼き器「炙りや」でスーパーで手に入るものを炙ったら、絶品だった話

少し前に後輩の結婚式がありまして、その引き出物でカタログギフトをいただいたんです。

数々のアイテムがある中で目についたものが、炉ばた焼器『炙りや』。卓上用の網焼きコンロみたいなものでした。惹かれざるを得ないネーミング。即決でこれにしました。

そのころはまだまだ緊急事態宣言下で、焼き鳥屋さんも仕事が終わる頃にはしまっていますし、この『炙りや』で焼き鳥なんて焼いてみたら楽しいんじゃないかと思ったんですね。

使ってみた結果どうなったかと言いますと、焼き鳥焼いたら家中が煙だらけになりました。備え付けの換気扇だけでは煙を排除し切ることができず…焼き鳥は広いバルコニーがあるお家じゃなきゃできないかもしれないです。もしくはキャンプですかね。

せっかくもらった炙りやが、賃貸アパートにいるうちは、日の目を見ることはないのかなぁと思ったのですが、じゃあ肉を焼かなければいいのでは?と考えてみました。スーパーで煙があまり出なさそうだけど、炙ったら楽しいんじゃないの?というものをいくつかピックアップ。その中でも、これは…絶品!と思ったものを独断と偏見でご紹介します。

ネギ

そもそもネギが好きなんですよ。長ネギが。

少し前にGANTZと言う漫画が映画化されて話題になったような気がしますが、あれにネギ星人という宇宙人が出てくるらしいですね。私もちゃんと漫画を読んだことがないので分かりませんが、友達がその話をしていて、なんだかすごくバカにされた気がしました。ねぎを敵とみなすんじゃない!ねぎ美味しいじゃん!

炙りやで焼くと中がとろっとろになって、外はこんがりと焦げ目がつきました。あー美味しい。ネギのとろとろってなんであんなに美味しいんですかね。まぁ、炙り直後はあのとろとろが口中を火傷させにかかってくるんですけど。それも込みで大変おいしかったです。

厚揚げ

「うまいっすよ、ここの厚揚げ。」

厚揚げを見ると、頭文字Dの池谷先輩のこのセリフを思い出しますね。赤城レッドサンズとの公道レースに向けて、藤原文太を説得しに藤原とうふ店に足繁く通う池谷先輩の健気なこと。ご存知ない方は、頭文字D読んでみてくださいね。車好きじゃなくても、人間ドラマが面白い漫画です。

話が逸れましたね。厚揚げを炙りやで焼きますと、外はしっかり焦げ目がついてサックサクになるのですが、中の豆腐部分がクリームチーズかのようなとろける食感になります。このとろとろもネギと同様に口中を火傷させにかかってくるのですが、ハフハフ言いながら食べるのもまた美味しいです。

ちくわ

「今日のおかず、またちくわだけ!?」

これはあたしンちのみかんのセリフですね。おかずがちくわだけの立花家って…お母さんの節約努力が心を打ちます。育ち盛りのユズヒコは隠れてシーチキンマヨでご飯をかきこんでいましたっけね。そんな立花家の食卓を見ていると、自分の母親は改めて栄養価を考えてご飯を作ってくれたんだなぁと思います。感謝感謝なのです。

さて、そんな風に立花家では「飽きるおかず」の代名詞となってしまっているちくわですが、炙りやで焼いたら見方が変わるのではないでしょうか。

周りに焦げ目がつきサクサクになります。周りがサクサクのちくわって、新体験ですよ。ネギや厚揚げのように、中がとろとろになることはなく、火傷させにかかってくることもありません。優しいな!ちくわ!

熱々の状態に醤油マヨをつけていただきました。4本入90円でこんなに絶品が味わえるなんて、炙りやの魅力を目にした気がしました。

上の三つは今すぐにでも、炙りたい三品です。思い出しただけでも、お腹すいてきましたもんね。スーパーでいつでもすぐに手に入る食材を絶品に変える炙りや。大変楽しいおウチ時間を作り出してくれました。


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