はぎしり

考えてること。

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最近の記事

ハムスターのもずく

まとわりつくような温風と、6月にしては強すぎる日差しが、この間まで綺麗に咲いていたあじさいを枯らします。 もずくがお空にいったのは、わたしの大嫌いな雨の日でした。 もずくは触られるのが嫌いで、抱っこもまともにさせてもらえませんでした。 冷たく、硬くなったもずくを撫でながら、もずくが温かかったことを知りました。 小型犬用の火葬台に寝かせたとき、もずくは実は小さかったということがわかりました。 もずくがお空にいった日の夜、なんにも音がありませんでした。 もずくがいなく

    • 再開

      ひょんなことから、またnoteで言葉を並べることにしました。 以前書いた文章を読み返してみると、去年の5月のことでした。Uターン就職し、地元でうずうずぐじぐじしていた頃の自分の言葉がありました。思い返せば大したこともなかったんですが、あの頃のわたしにとっては、抱えようがないほど大きな苦しみだったのです。 「後になってみれば」「思い返せば」 などとよく言いますが、その時はその時。未来がどうなるかなんて知る由もないのだから、 「もう少し待ってみたら、解決するかもよ?」 「

      • まさかじぶんが

        簡単に言うと、わたしはコロナ難民です。 まさか自分がそう呼ばれることになるとは思っていませんでした。 就職のために、都会から地方へとUターンをしました。 休みは不定の仕事ですが、希望休がある程度通る職場で、給料もさながら会社の制度はよいと伺っていたので、入職を決めました。 いざ、働いてみて仕事内容はとても好きでした。自分がやりたいと思って始めた職です。仕事自体はおもしろい。 とは言っても、きっと辛いことはあるだろうし、時には落ち込むこともあるだろうと思っていました。

        • 思索をつづる

          はじめまして、とうもろこしです。 noteをはじめようと思ったのは、自分がおしゃべりだからということと、おしゃべりだけど普段はあえて喋らない、でもどこかの誰かに聞いてほしいことがあったからです。 思っていることをストレートに発言するタイプではあります。でも、案外、脳内には別の自分がいたりします。 どこかエッセイチックな、ポエムチックな、そんな「普段口に出して言うにはむず痒くてとても言えない」という脳内の自分の言葉があります。 それをここで書いておこうと思いました。

        ハムスターのもずく