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自分が自分にかけているプレッシャー

仕事終わりの17:15。
お家へ帰る車の中で、
私が私にかけている
あまりにも大きな、大きな、
プレッシャーに気づいてしまった。



3年。いや、
なりたいと願い、一歩を踏み出してから約7年。

自分への失望と絶望、ついて来ない体と心、
それでも溢れ出す夢や、
やりたいことにしがみつき
決して離すことがないよう結んでおいた。
なのに世界が、私が、
それを奪おうとする。


長い間、強い想いを持ち続けていると、
この想いが自分を縛っていないかと
不安になる。
一度、手放そうとしたこともある。
でも、諦める勇気はなかった。
その勇気を持てなかった。


実現させるのは自分だけど、
実現できるかわからないのが夢で、
自由に、大きく想い描き、抱いていいのが夢。
そのあまりの乱暴さに嫌気がさす。


そんなぼんやりした「夢」というものを
私は手放す事ができなかった。



不特定多数ではなく、たったひとり、
あなただけに渡せる言葉を、
自己満足でも、エゴでも、綺麗事でもいい。
それであなたの心に一瞬だけ灯が灯るのなら
それがいい。


辛いを資源にすると決めた日。
誰かを救う事ができる、

そんな何かにつながると思うことで
救われる自分がいた。

私は私を助けたかった、
だけなのかもしれない。

私は私を助けるために、
この想いを
結んで離れないようにしているのかもしれない。

私を救う唯一のお守りの言葉なんだろう。


私がこの夢を叶える。もしくは捨てる。

それまでの間、
どうかこのキラキラした夢が醒めないでいて欲しい。



こうして私は私に、大きくて強い、
儚いプレッシャーを与え続けている。

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