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【2分で読めるIBネタ③】立命館大生の苦悩

都内では、4月7日~5月25日まで継続された緊急事態宣言。少し懐かしさすら感じるようになってきた。安倍首相によると現段階では再度緊急事態宣言を出す段階ではないと表明されている。

多くの一般企業が出勤自粛、飲食店等のサービス業の事業者も営業自粛を行っており、「新型コロナウィルス関連倒産」は全国で458件判明したといわれている。(8月21日時点)
業種別上位は「飲食店」(62件)、「ホテル・旅館」(50件)、「アパレル・雑貨小売店」(32件)、「建設・工事業」(29件)、「食品卸」(28件)、「アパレル卸」(21件)とのこと。


4、5月の営業自粛期間に収入が無い中で固定費(賃料、人件費等々)が嵩み業績悪化が見られた業種が非常に多く見られた。2回目の緊急事態宣言に耐えられる企業は思っている以上に少ないだろう。

自粛期間中に日曜の14時から放送されているフジテレビの「ザ・ノンフィクション」内で銀座の高級クラブのオーナーに密着した回では19年4月には月で1億円の売上があった(うろ覚え)と話しており、水商売の凄さを感じた記憶がある。


通常であれば大学の入学式が行われ、新学期となる中、小中高大の教育も在宅が余儀なくされた。小中高に関しては、宣言解除後には通常登校が行われているようだが、大学に関しては、オンライン授業が今でも継続されており、新入生の中では一度も大学に登校をしていない学生もいるみたい。

そんな中Twitter上で立命館大学新聞社【公式】のニュースがTLに

「立命館大学生4人に1人が休学を視野」

の見出しの記事を目にした。内容を確認すると「現在、秋学期以降の休学を考えていますか」の問いに対して、全体で「本格的に考えている」が5.4%、「どうするか考えている」が20.2%「考えていない」が74.4%となったとのこと。また、「現在、退学を考えていますか」の問いに対して「本格的に考えている」が2.3%、「どうするか考えている」が7.5%「考えていない」が90.2%だったとのこと。(有効回答数1,414件)


休学・退学理由の多くは、現状のオンライン型の非接触型の授業形態・質に対する不満、学費に対する不満、課題に対する精神的な苦痛が挙げられているようだ。

確かに自分の大学時代を思い出すと、授業を聞くよりも友人との飲み会、バイト、サークル、麻雀、パチンコといった授業以外に比重を置いた大学生活を送っていただけに、誰とも会えずにキャンパスにも通えず、ただ家でひたすらオンライン授業、課題提出のみを行うことを考えると何が楽しくて大学に通っているのかと考えてしまいそうだ。

「何のために大学に行ったんだ!!」

とお叱りを受けてしまいそうだが、共感していただける方は多いのでは・・・

立命館大学ほどの学力レベルの高い大学ですらこの状況ということに衝撃を受け、コロナウィルスが収束しなければ日本国内の学力にも大きな影響が出るのではないかという不安がついて回ったそんな記事。

【出展】
立命館大学新聞社公式HP

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