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137日後も続けること

 2023年1月1日に会社を設立する3人組の1095USAです。
気づけば子どもたちの夏休みももうすぐ終わりを迎えますね。
大人の夏休みは短いですが、ボクはとても夏が好きで、夏休みがなくとも毎年なんだかんだで楽しい思い出をつくることができています。
人によって好きな季節は違うと思いますが、やはり日照時間が長く活動が活発になり、たくさんの人と出会ったり楽しんだりできるのは本当に素晴らしいことだなと感じています。

 そして、実はこの夏は子どもたちと接する時間が今までよりも多かったのですが、そこでより強く感じたことをまとめます。
SやAが言っていることと近いお話です。

伝えるということ

 ボクは常々子どもたちに
言葉で伝えよう。どんなに一緒にいる時間が長い家族でさえ、その人の考えがすべてわかるわけではないから。
と言っています。
子どもにこんなこと言ってもあまり効果がないかもしれませんが、いいんです。
言い続けることが大切なんです。
子どもたちは、よく親や大人のことを見ています。
だからこそ、「この人にはこれは言ってはいけないな」とか「今はこんなことを言う状況じゃないな」とか子どもながらに考えて発言しています。
何から何まで本音をぶちまけろ!ということではありません。
この世界で生きていくためには、上記のようなことを考えながら発言することも大切です。
ただ、親には考えや感情を伝えて欲しいと思っています。
というよりも、親がそういう環境をつくらなければならないと思っています。
子どもが本当のことを言い出せないのは親のせいです。
「こんなことを言ったら怒られるから…」
そんな思考をつくらせているのは親がつくった環境にほかなりません。
もちろんボクだって叱ることはあります。
でも、必ず余白をつくるようにしています。
ここでは言っても大丈夫だ。
まずは受け止めて、考え、その後どうするかを話してくれる。
そして最終的には、そういった話すらもユーモアに変えてくれる。
こんな風になるよう心がけています。

伝えやすい環境とは

 正直、これは子どもに限ったことではないと思います。
例えば会社でよく見られる光景です。
これを言ったら上司から叱られる
そんなことも知らないのかと低い評価をされる
これは最もつくってはいけない環境です。
もちろん学ぼうとしない姿勢は褒められたものではありません。
それでも、もしかしたら学べない環境をつくってしまっているのは会社や上司かもしれません。
「なんでも言える」というのは無礼講ということではなく、礼儀やしきたりは踏まえた上で、その人がどう考えどういう感情を抱いたかを言えるということです。

 少し前に読んだ生地で
”なぜできな部下は上司に聞かないのか”
といった内容のものがありました。
その中にはやはり上記の感情があるのですが、その感情が発生すると、その後の動きとして、部下は同じような部下に物事を聞くようになるそうです。
上司に聞くのが辛い状況が何度か続くと、その後、その物事を知らない同士で質問し合い、結局は大した結論に達せずに終わるのだそうです。
上司に聞ければスピード感をもって物事がスムーズに運んだかもしれないのに、聞けなかった結果生産性が落ちてしまう。
これは、その人だけでなく会社にとっても損失です。
だからこそ、皆が伝え合うためには「伝えやすい環境をつくってあげる」ことが大切となります。

嘲笑も障壁になっている

 また、「怒られる」や「評価される」のと同様に
「嘲笑される」
こともここ伝えることの障壁となっていることは間違いないです。
言い間違え、誤字脱字、知らない言葉、熱い想い、夢、変わった意見、などなど。
嘲笑の対象になるものはたくさんあります。
ボクもたまにやってしまいますが、子どもが話をしているときに出てくる言い間違えはとても可愛くて笑ってしまいます。
でも、子どもの中には傷付いている子もいます。
これが原因で自分から伝えるのが苦手になってしまう子もいるでしょう。
そして大人になるとよくあるこれ。
熱い想いを語って何が悪いのか
笑われる夢とはなんなのか
本当にこれには嫌気がさします。
夢を語れないやつになにができるのか!!
と言いたくなります。
…少々熱くなってしまいましたが、要は伝えやすい環境をつくるためには、色々なことを受け入れてあげる必要があるということです。

想いをしっかり伝える方法

 最後に、伝える方法はなんでもいいと思っています。
会話、文章、図解などなど。
人それぞれ得意なものが違いますから、自分の伝えやすいやり方で。
ボクは人と話をするのが大好きですが、自分の考えが整理つくことや後で見返せることなどを鑑みると、いつも”文章”にいきつきます。
そして、会話でも文章でもそうですが

伝えつづけること

これが最重要です。
ボクら3人も出会ってから何度も同じ話をしています。
そして自分に近い人たちにも、自分の考えや想いを何度も話します。
歳を重ねてお酒が弱くなってしまった大人が何度も同じ話をするような感じで同じことを話します笑
最近では、そんな大人を見ると少し可愛く感じます。
きっとその人が何回もその話をするということは、その人の中で大切にしていることなんでしょう。
またその話?
って周りの人に言われてもいいから伝えつづけてみてください。
勝手に周りの人が自分をブランディングしてくれます。
あの人はこういう考えの人なんだ
って。
ボクの場合は
どんな生き方でもどんな働き方でもいいじゃない
人の目的は幸せになることなんだから
ひとつのことに思いっきり打ち込んだって
たくさんのことに手を出してみたって
その人がそれをやりたいならそれでいいじゃない
そんな皆が選択できる世の中をつくりたい

いつか変わるかもしれませんがしばらくはコレです。

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