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行間

絶望と贖罪の日でさえあった、おのれの生まれた日、一等畏れていたその27番目が、(あろうことか)少しばかり明るく見えて、楽しみでさえあるのはどういった心境の変化であろうか。命日に、しなければならないはずであった。変わらずにどうやら未来は続いていくらしい。その先を、どうせ変わらずに、生きていくらしい。生きるのだ。きっと。

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