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ウェルビーイングな組織づくりに伴走者は必須ではないだろうか。

Wellbeingな組織にしよう!ひとりひとりがイキイキした会社にしよう!
そんなビジョンを掲げている会社は、明らかに増えていると思う。それはこの4月から義務化が始まる人的資本情報の開示の関係もあるだろう。

会社としてメッセージを出すこと、意気込みとして語ることは素晴らしいことだと思う。そして、そのための様々な制度や仕組みをつくるこため懸命に試行錯誤している誠意ある経営者や、組織のリーダー、人事の方々には、頭が下がる思いだ。

ただ、一方でメッセージを伝えたり、仕組みを整えるだけでは、うまくいかないのもまた然り。

「人は弱い生き物だ」と考え、善く在りたいと思うけれど弱い存在だという前提に立つことが大事ではないか。

会社が掲げる「ウェルビーイングであれ」「従業員の幸福を追求する」「イキイキしよう」というメッセージは、人によっては、いやもしかすると多くの人にとって「そうあらねばならない」というプレッシャーに置き換わってしまうことすらあるわけだ。

人はネガティブな思考が優位になりやすい。そしてこうあらねばならないと萎縮してしまった瞬間から、せっかくのその人の良さが引き出されないこともしばしば起こる。

だからこそ、伴走者になり得る存在が社内または社外にメンターとしても必要だと思う。または、ひとりひとりの自律を促しポジティビティを高める仕掛けと推進を行っていくようなリーダーシップをとれる存在も必要だろう。

心理的資本(人の前向きな行動につながる心の状態でありエンジンの役割を果たすもの、Psychological Capital=略称PsyCap)に着目し、その開発法・介入法を学び、実践を行える人。心理的資本の要素であるHERO(Hope、Efficacy、Resilience、Optimism)を高めるフレームワークを活用し、自分自身も他者も高められる存在。

文字通りHEROを増やす起点となる存在であり、その存在そのものがHERO!
PsyCap Master(サイキャップマスター)が少しずつ生まれています。

そんなHEROを、少しずつ紹介したいと思います。

フリーランスでメンタルサポートやキャリアカウンセリングなどの面談支援に携わっている中野さん。

外資系製薬企業で、社内の教育研修講師としてプログラムを様々に企画し実施されている冨士原さん。

また折に触れてご紹介したい!

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