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#21《登校拒否》登校支援教室

久しぶりの付き添い登校


母がカウンセリングしてもらって、心がリセットされ、また学校へ送り出す元気が出てきたのか?

先生から金曜日に野菜の苗を植えると連絡があり
男の子くんはそれを聞いた瞬間、
「行きたい、行きたい!」
と、久しぶりに登校に意欲を示してくれた。


こうやって男の子くんが
「行きたい」
と言ってくれると、母もなんとか行かせてあげたいと思う。


金曜日の苗を植えることでひとつの成功体験を積んでほしい。

このチャンスを逃したくない。

金曜日(苗植え)は明日。

そのためにも今日は頑張って学校に行って、
明日のハードルを下げておきたい。



今日は先生に提出物(宿題など)を渡して帰る。
と、宣言している男の子くん。

生徒たちに漢字を教えてる先生の声がしたので、廊下でタイミングを待ってる間、
『Mルーム(登校支援教室)に一緒にいて、行けそうなら教室に行くのでもいいよ?』
男の子くんは嫌そうだけど、一応、こんなことも可能だよ?と、提案しておく。

ひさしぶりに廊下で、先生に提出物を渡せた。

クラスメイトが国語の授業でやっていた課題を受け取り、家でやってみてね。とのことだった。

『Mルーム(登校支援教室)でやってく?』
と聞いてみたが、
「家でやる」
と、即答。

いざ帰ろうと階段まで行くと、
「Mルーム行く?」
と自分から言い出した男の子くん。

Mルームには自分からドアを開けて
「こんにちは~」
と声をかけて入っていく男の子くん。

家だと漫画読んだり、お腹空いたり、なんだかんだ他のことしたくなるし、なかなか長時間プリントに向かうなんて出来ないけど、
あら不思議。
Mルームだと渡された課題やプリントがどんどん進む。

一時間目のチャイムがなっても止める気配なし。
こちらから声をかけてやっと休憩してくれた。

休憩といってもMルームのソファに座ってるパズルしたり。

そんなことやってたから、
「四時間目までいようかな~」
「明日もここ来ようよ~」
と、
男の子くんにとってMルームは居心地の良い場所みたい。

母と一緒だからか?


それにしても、学校にこんな居場所があるのは本当にありがたい。

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