休職してから出来なくなったこと
2020年秋に適応障害で休職して130日のちに復職。
2年以上経過した、今になって少し振り返ってみる。
1.長時間、長距離の外出。
これは本当に出来なくなった。
ちなみに長時間は私の中では2時間以上をさす。
旅行が大好きで、それなりの頻度で出かけはいたが、一切出来なくなった。
だから休職中に旅行したとか、おすすめで出てきたが、出来るのがちょっと、かなり羨ましかった。
体力の数値も数字にするとゼロに近かった。
限界ギリギリだったのだと思う。
それに加え、外出先などで発作を起こすことが増え、当時は(乗り慣れた場所で)1時間電車に乗ることすらもかなりきつかった。
それが不安要素、予期不安になり負のスパイラルだった。
行動範囲はかなり狭まった。
2.人が多い場所に行くこと
主に電車やスーパー。
もっと言うと、自分のパーソナルスペース、一定の距離が保たれない場所が本当にダメになった。
電車で座っていて、知らない人に前に立たれるのが嫌で仕方ない。
数年前はソーシャルディスタンスが言われていたが、私はちょっとそれがあってホッとしてたのを覚えている。
普段の買い物も10分以内で済ませた。
人の多くいる場所も苦手で、朝早くか、人がいない時間帯を狙っていた。長蛇のレジ並ぶ行為も辛かった。
実際発作起こしかけて、我慢してしんどかった記憶がある。かなり深刻だった。
※1.2この症状はいわゆるパニック発作と言われるものだと、後から知った。
3.文字を読むこと
休職になる前に資格試験の勉強をしていたが、ある時から全く頭に入らなくなった。
文字見ると頭が痛くなるような、拒否反応。
情報処理が出来ないと言った感覚だ。判断能力がゼロに近い。
勉強だから?と思って他の小説なども試したが、やはり無理だった。
元来本が好きな自分には相当辛かった。
ちなみに仕事関係の書類も、全くダメで、休職中に送られてきた書類も、早く返送しなきゃと内容を理解せず処理した。
(無論さほど問題にはならなかったが、書いた記憶すらなかった)
ちなみに今はだいぶ改善はしている。
もちろん万全の対策をした上で。
1.外出について↓↓↓
こまめな休憩、時間に余裕をもたせる。
無理していかない。自分と相談。
薬や飴や飲み物は必ず常備。
2.人が多い場所に行くこと
行く時間帯や場所をずらす。
電車なら車両を変えたり、時には指定席取ったりする。自分にとっての快適さを模索する。
3.文字を読むこと
これはもう今は元通りになった。
シンドい時は絵本や童話など、やさしい文字と内容を読むことにしていた。
もちろん当時は病院には通院して、薬の服用も続けていた。
現在は経過観察状態で、薬も服用してない。
一番大事なのは、自分のなりの対策を立てること。これが出来たらだいぶ楽になった。
休職中の話はこちら。
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