ようやく我慢を少し手放せた話
今年に入ってから私にとって、あまり良くないことが立て続けに起きていた。
メンタルがガタガタだった。
もちろん全部が自分だけの問題ばかりじゃないし、予測不可能。
そこは仕方ないと割り切りつつ過ごしていた。
だが、いつからか過度なストレス…負担をかけていることに気づいた。
今までならそのことに対しての感情は楽しいとか、前向きになれる。
色で表わすと薄いピンクだろう。
だが、ある時を境にもやもやしたものが少しずつ自分の中に溜まっていく。
色なら黒に近いグレー。
大体の場合はある程度すればもやもやは消えるか薄くなる、全く消える気配がない。
まるで見えない鎖にがんじがらめにされている気分だった。
その感覚は徐々に私を蝕み出した。
誰にも何も言えない辛さ。
苦しくて、最終的には恐怖すら感じた。
どうすることも出来ない。
もちろん誰が悪いとかではないだろう。
自分だって悪くない。
そう思いたいが、
私の中で色んな感情が爆発してどろどろしたものが溢れ出していた。
怒り、悲しみ。不安に恐怖。
そしてそんな自分を責めてしまう。
ああ、これはもうダメだ。限界だった。
泣いていた。
私、相当我慢してたんだ。
いつのまにか感情を隠して、無理して笑顔を貼り付けていた。
その我慢を言うか迷った。言いたかった。
とは言え我慢は美徳みたいな感覚は私の中にはまだあるし、それと同時にはっきり言ってスッキリした方がいいのかなという気持ちがせめぎ合った。
そんな時に最近読んだ本で、
本音は言えないか言わないか。
まさに私にぴったりなタイムリーな内容があった。
本音を言えない主な理由としては
言ったら傷つけるだろう。嫌われるだろう。
もしかしたら自分も傷つくかもしれない。
自体が悪化する可能性もある。
それを覚悟してでも言いたいのか?
言う価値があるのか。
そして
言った時と言わない時
どっちが自分にとって心地よいか。
言えないのと言わない
と
同じような表現だが、全く気持ちの受け止め方が違う。
言えないは本当は言いたい気持ちに意に反すること。だからいつまでも残る。
言わないは自分の意志で決めたこと。
だから納得もする。
的な内容だった。
結局かなり迷ったが言わないことを選んだ。
言う…伝える労力の方が相当大変だし、そこまでする意味見出せなかった。
その程度だったのだ。
ようやく自分の中で答えが出て、その我慢を手放せた。
解放感が半端ない。
人生は一度きり、自分のために生きる。
もっと幸せになっていいんだよ。
今年は結構桜楽しめた。
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