見出し画像

都会でだってワーケーション!コワーキングスペースで働くスタイル(2020年10月ワーケーション記録その2)

前回は「ワーケーション」を行う中で、集中できるワークスペースとしてホテルを使う場合のことを書いてみました。

ここ数日だけでも色々な人が独自の「ワーケーション」論を書いていて、それぞれに納得しながら見ているのですが、私があえてホームとは違う場所で仕事をする理由は、「新しい視点やアイデアを得るため」だったりします。今回は、もっとその地域の人に出会い、交流をして、新しい視点やアイデアを得るためのワーケーションのひとつのアイデアです。

ワーケーションというと山や海に行って・・・という画像ばかり出てきますが、少しいつもと違う都会、くらいでも十分違いを楽しむことができますよ。

色々なコワーキングスペースで得る刺激

私自身普段からコワーキングスペースをよく使っています。カフェで仕事をするのは苦手ですが、コワーキングスペースは好きなのです。その理由は、

・電源、WiFi、椅子など仕事をすることにチューニングされている
・気兼ねなくオンライン会議ができる
(最近は
ブースなども使えるところが多いですし、オンライン会議をどのスペースでやってもいいかは事前に問い合わせたほうがいいです)
・コミュニティマネージャーさんと話すことにより、地元のビジネス情報が得られる

などがあります。新型コロナウイルスの影響で一時期ドロップイン(会員でなくても一時的に使える)が使えない所も多かったのですが、少し開放しはじめているようです。

案外大都市ほど会員しか使えないコワーキングスペースが多かったりもするのですが、今回コワーキングの充実を感じたのは岡山市でした。

画像1

↑こちらはTOGI TOGIさんです。フィットネスクラブのプールのスペースを改造したユニークな形をしていますが、椅子やデスクの形状もえらべ、オンライン用のブースもあり、本に囲まれたスペース、窓に面した明るいスペースなど気分を変えながら仕事ができる、とても素敵な、また訪問したいスペースでした。

画像2

↑駅前のTSUTAYAさんもWonderwallというコワーキングスペースをやっていらっしゃいます。こちらも併設のコーヒーショップのドリンクがいただけ、とても居心地の良い場所でした。

今回は訪問できませんでしたが、岡山駅近くにThink Campというコワーキングもあり、こちらもドロップイン可能なようです。岡山はもともと友人が多い地域なので個人的に親しみもあったのですが、適度に都会で、すぐに海にも山にもアクセスできる良さがあります。安心してワーケーションに来られるなという印象を受けました。

ゲストハウスも千差万別、でもより街を知れる!

最近はホテルではない、もう少し交流型の宿泊体験を提供するゲストハウスも多くなっています。ゲストハウスの利用経験者については諸説あり、エアトリの調べでは60代以上でも3割は経験しているという回答になっています。

一方で、2018年じゃらんの調べでは「全国の宿泊旅行者のうちゲストハウスを利用したのは0.9%」との結果が。

以前はゲストハウスは楽しいけれどドミトリーでプライベートがない、というイメージがありましたが、最近では個室が多いタイプの場所もありますし、子連れも歓迎してくれるところが多くなっています。その範囲も広くなっているゲストハウスですが、集中よりも会話や発見を目的とするワーケーションであれば、宿泊にゲストハウスを選ぶのが良いと感じています。

また、ゲストハウスは若者だけのものというイメージがある人も多いかもしれませんが、案外年齢層は幅広いです。若い頃に海外のゲストハウスを巡って旅をして、ずっとゲストハウスが好きで泊まっている人もたくさんいます(私もその一人です)。

ゲストハウスはどこも泊まるたびに発見が多いですが、普段の生活の延長に豊かさを感じられる場所が好きで、その意味では今回泊まった神戸の「ゲストハウスMAYA」は予想以上の発見と楽しさがある場所でした。

画像4

画像3

スタッフの方々が街に詳しくいろいろ教えてくれることはもちろん、近所の商店街や銭湯に活気があるのも嬉しいところです。このゲストハウス自体もコワーキングスペースとしての利用が可能で、最近はそういったコワーキングスペースも増えています。

より深い滞在をしたい場合や、知らない街で情報を仕入れたい場合のゲストハウスの存在はとても大きいと感じています。

観光地だけではない、居心地の良い場所を探して

仕事をしながら移動する場合、あまり観光を欲張りすぎると疲れがたまってしまうので、日常の延長、少しだけ違う、くらいのほうが健康的に過ごせる気がしています。都会が日常の人、田舎が日常の人によっても心地よい環境は違うでしょう。

自分の場合は東京に住んでいるので、ほかの都会を見ることは緊張しない範囲での気分転換になると感じています。インスタ映えする景色だけではなく、ちょっとした驚きや発見のある場所で仕事をする、ということ自体が自分を成長させてくれる気がしてなりません。




この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?