大きなことを成し遂げる方法の考察〜6ヶ月間の反省〜
6ヶ月間、何かをやろうと思ってはテンションを上げ、その度に挫折し、絶望してきたわけでございます。
例えば、プログラミング。例えば、デザイン。例えば、お金を稼ぐこと。
この6ヶ月間、いろんな方法を模索してきまして、そのほとんどが机上の空論で終わって行きました。
何かを始めることになって、テンションが上がったら何を始めるかといえば、方法を考えることです。それから計画を立てます。
皆さんも学生時代に経験されたかと思いますが、テスト勉強の計画って、見事に破綻しますよね
それは、
・まずそもそも実現不可能な計画である。
・計画の目標が曖昧だったり、その過程が曖昧だったり。
・そもそもその計画が自分の価値観にあっていない
こんな原因が考えられるわけですが、私の建てる計画は、常に実現不可能で、過程が曖昧なのです。
目標だけははっきりしてるんですけども。
それは、その達成したい対象のことをよく知らないせいであります。
よくわかっていないことを達成できるはずがありません。
✅例えば、プログラミングの場合は、
progateで文法を勉強する
→実際に何かを作ってみる
→もう立派なプログラマーになれる
みたいに考えていました。
見事に、過程が曖昧で、曖昧なものだからこそ、実現ができません。
✅デザインの場合は、
デザインしたものを毎日SNSにあげる
→なんかよくわかんないけど仕事がもらえる
→もう立派なデザイナー
過程が曖昧で、実現不可能です、。
私が今まで達成してきたことを考えると、それらは
・なんとなく続けてた
・わかりやすかった
・自信があった
こういう特徴があります。例えば、
・英語で意思の疎通ができるようになること
・数学でそれなりに問題を解けるようになること
・ピアノのコンクールで賞を取るくらいの正確性とテクニックを身につけること
こんな感じ。
英語、数学は、結局は言語なので、わかりやすく、自信がありました。
ピアノはなんとなく、楽しかったから続けられました。
対象がわかりやすい、というのは、目標の達成までの全体像を把握しやすいということに他なりません。
その対象を何となく続けていくうちに、全体像をつかめていったということでしょう。
そう考えると、続けられる仕組みが必要だということに気づきます。
考えたら、計画を立てる以前に、私が挫折してきた原因は「続けられなかったこと」にあることに気づきます。
続けたら、いつかはできるようになるのですが、それまで心が持たないのです。
昨日、「なんとなく続けることについて」書いてみましたが、
そこでは何かを続けるには、
・手をつけやすいこと
・前に進んでいる感覚があること
が大切であると書きました。
しかし、新しいことを始めるということは、それだけ知らないことも多いということで、つまり、それだけ前に進んでいる感覚が得にくいということなのです。
そこで、同じことに挑戦している仲間がいた場合、「停滞」の感覚も楽しめるでしょう。
一人で何かを成し遂げるというのは、「停滞」との戦いでもあるのですね
さて、続けるうちに全体像が把握できて、だんだん「わかりやすく」なってきます。
そうしたら、次は「典型解法」をマスターする段階です。
数学のように、典型解法を知り、それを組み合わせる事で、大きな問題に対処しやすくなります。
例えば、プログラミング。
基本的な文法を学んだ後は、典型解法を知って、それを組み合わせてプロダクトを作って行きます。
例えば、デザイン。
基本的な基礎を学んだ後は、テンプレートの仕組みを知って、それを組み合わせて素敵な見栄えのいいチラシを作ることができます。
典型解法に関しては、全体像を把握する前に手をつけてしまっても構わないと思います。
典型解法を知ることで、逆に全体像が把握できるということもあるでしょうから。
まとめると、何よりも続けることが必要で、そのためには手をつけやすくしてあげるが大切で、「停滞」との孤独な戦争も覚悟しておく必要があります。
続けているうちに、全体像が把握できてきます。
典型解法を覚えることによって、逆に全体像の把握も容易になって来ます
典型解法を組み合わせることで、大きな問題も解けるようになって来ます。
計画は、そもそも、大きなことを成し遂げるときに必要なことであって、典型解法を覚えている段階ではあまり効果がないかもしれません。
そもそも目標が「典型解法を覚えること」だと、モチベーションも湧かないでしょうし。
最初は、一人でやる場合には、いずれにせよ「停滞」との戦争をすることになると思います。
基礎を積み上げることが結局は、一番の近道です。
基礎を積み上げ、停滞を恐れずに、やって行きますかね
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