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タマゴは冷蔵庫には入れてはいけないって話。

突然ですが皆さん。
タマゴを冷蔵庫で冷やしてないですよね?
まして、ドアの"タマゴ入れ"になんて最低のことはしてないですよね?

どういうこと?

イギリスのウェスト・ヨークシャーの食品検査研究所FOODTestに依頼して
大手スーパーで買った一般的なタマゴを冷蔵庫と常温でそれぞれ保管し比較しました。
大腸菌、ブドウ球菌、サルモネラ菌、リステリア菌、そのほかの食中毒菌について調査が行われました。

思えばスーパーなどでは、タマゴを常温で販売していますよね。
でもなぜか自宅に持って帰ったタマゴは冷蔵庫で冷やされますね。

スーパーでタマゴを常温保存しているのには理由があります。

冷えたタマゴを常温に置くと、表面に水滴がつき、この水分がサルモネラ菌を増殖させます。
スーパーから持ち帰る間に水滴が付かないように、常温で販売しています。
また、海外では紙のパックにタマゴが入って売られています。
日本は見た目がいいように透明のプラスチックの入れ物です。
この状況でもタマゴの環境に差がでます。

そして、外国の冷蔵庫には"タマゴ専用"がありません。
日本の冷蔵庫のタマゴはドアにあって開け閉めするたびに振動でタマゴがかなり痛みます。
さきほどのFOODTestのタマゴの調査ですが
2週間たっても冷蔵庫保存と常温保存のタマゴに全く差が出なかった
との結果を発表しています。
調査の責任者ジェイ・トレイによると、
タマゴを冷蔵庫で保存しても特に優位な点はなかった』とのコメント。
タマゴは低温で管理する方が長持しますが、一般の消費者の手元までは常温保管が原則です。
理由はタマゴの殻が濡れると腐りやすくなるからです。
殻は空気を通して白身を生かしています。
無精卵で受精していないだけでタマゴそのものの細胞は生きています。
濡れると空気が通らなくなり白身が腐敗してきます。
最近は、生タマゴを食べることによってサルモネラ菌の病気がとても増えています。
タマゴが大好きでも生タマゴは控えるのが懸命だと思います。

余談ですが、玉子は加工した場合で、生は卵です。

玉子と卵の違いでした。

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