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牡蠣から真珠が出てくるってホント?

ものすごく稀なケースではありますが、
牡蠣から真珠が出てくることは
実際にあります

真珠はアコヤ貝やイケチョウガイ、
クロチョウガイなどを母貝として
養殖されるのが一般的ですが、

牡蠣のように内側がキラキラした二枚貝は
真珠を作り出すことができる
のだそうです。

牡蠣に限らず、ムール貝やハマグリからも
真珠が出てくることがあるといいます。

そもそも真珠とは、
貝の中に混入した砂や虫などの
異物を核として形成されるもので、

貝が異物から身を守るために分泌した
炭酸カルシウムが幾重にも層を作り、
やがて結晶化したものです。

天然の牡蠣に真珠が入っていた場合は、
この真珠が形成されるまでのプロセスが
海中で自然に行われていたということ。

まさに「偶然の産物」です。

その確率は1万2000分の1といいますから
見つけた人はかなり希少な経験をしたと
言えるでしょう。

ただし宝飾品としての価値が高い真珠は、
「真珠層が厚くて形が良く、
光沢があり傷が少ないもの」
という条件があります。

つまり牡蠣の中から真珠が出てきたとしても、
それが宝飾品として価値があるかどうかは
また別の話
というわけです。

それでも、牡蠣から真珠がポロッと出てきたら
何だか嬉しくなってしまいますよね。

確率としてはきわめて低いですが、
牡蠣小屋やオイスターバーなどでは
偶然真珠が入っているのを発見した
運が良いお客さんの話も実際にある
ので、

牡蠣を食べる時の密かな楽しみとして
覚えておくと良いのではないでしょうか。

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