見出し画像

#15 そもそも「学び」は学校でするもの?

自分らしく共に生きるをテーマにおしゃべりするラジオ「The Rainbow Connection 」第15回はMaki さんの自分らしさです。

第11、12回蟻坂静夫さんからのご紹介です。


【Maki さんプロフィール】

□現在25歳の息子さん、21歳の娘さん、パートナーの4人家族。
□共働きでお二人の子育てするなか、息子さんの不登校を体験
□その後、積極的に学校教育ではなく、家庭で学ぶ教育を選択


2022年度、小中学生の不登校数は約30万人だそうで、約10年前と比べても小学生は3倍以上、中学生も2倍以上増加しているそうです。

「不登校」の当事者やその家族の方々に、是非聞いていただきたい内容です。

Maki さんに、積極的に家庭で学ぶ教育を選択するまでのストーリーを伺いました。
まずはこちらからお聞きください。


☆学校教育は問題山積み?

「学び」の語源は「まねび」と言われ、真似を繰り返ししていくことで、身に付いていくものです。

赤ちゃんがお母さんやお父さん、周りの大人達の発する言葉を真似することも学びですし、生きていくことそのものが学びとも言えます。

子育ては、まさに親の学びの時間と捉えることもできますね。

憲法で、すべての国民は教育の義務を負っていて、子ども達への教育は為されなければなりませんが、だからと言って学びは決して学校でなきゃできないものでもありません。

約30万人もの不登校の当事者が存在するということは、教育のあり方に問題が生じてきたと考える方が妥当です。

例えば、
●時代背景や子どもの特性・発達を考慮せず、何十年も、同じシステム(一斉授業)で実施する教育のやり方
●子どもの人権を考えた学校生活になっているか?
●教員が他の事務仕事より子どもとの時間を優先できる働き方がてきるか?

パッと思い付くだけでも、これだけ大きな問題が山積みです。


☆不登校だっていい!


子どもが学校に行きたくないと意思表示するには、するだけの理由があるはずですが、それをうまく表現できるとは限らず、身体の不調として出てくる場合もあると思います。


だから、「不登校」の当事者である子ども達も親御さんも、学校に行けないことが悪いこととか、そんなふうには思わず、学校に行かない選択をしてみていいのでは?

親御さんが学校行かなくてもいいよ!と認めてくれたら、子ども達のこころは少し軽くなると思うのです。
そして、興味関心のあることを学ぶ応援をしてあげてほしいなぁと思います。

興味関心のあることを探求していけば、そこに道は必ずあるということをMaki さん一家に教えてもらったように思います。




次回は「不登校」のその先を伺って行きます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?