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2022年7月の記事一覧
一見すると第四の壁を破って鑑賞者に語りかけているように見えるが、じつはそうではなかった ~ドラマ「ブルックリン・ナイン-ナイン」(シーズン1)の場合
◆概要【一見すると第四の壁を破って鑑賞者に語りかけているように見えるが、じつはそうではなかった】は「メタフィクション、第四の壁」に関するアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「ブルックリン・ナイン-ナイン」(シーズン1の第1話) ▶1 本作の主人公はジェイク(30代の男性)。 「ニューヨーク警察第99分署」の刑事である。仕事はできるが、いつもふざけてばかりのお調子者だ。 本作の第1話は、そんなジェイクがカメラに向かって語りかけるシーンから始まる。 ・Step1:重々
大山鳴動して鼠一匹(さんざん大騒ぎしたわりに、結果が呆気ない) ~ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン1)の場合
◆概要【大山鳴動して鼠一匹(さんざん大騒ぎしたわりに、結果が呆気ない)】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン1の第4話) ▶1 本作の主要キャラの1人・シェルドン(20代後半の男性)。 彼は天才物理学者である。 ・Step1:ある朝、シェルドンがスクランブルエッグを作り始めた。 ・Step2:しかし、それは単なるスクランブルエッグではない。シェルドンがルームメイトのレナ
「緊張感漂うシーン」に入ったと思いきや、その後のあれこれを全部ぶっ飛ばしていきなり「結果」が描かれる ~ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン1)の場合
◆概要【「緊張感漂うシーン」に入ったと思いきや、その後のあれこれを全部ぶっ飛ばしていきなり「結果」が描かれる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。 ◆事例研究◇事例:ドラマ「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」(シーズン1の第4話) ▶1 本作の主要キャラの1人・シェルドン(20代後半の男性)。 彼は天才物理学者であり、いまはとある大学に勤務している。 ・Step1:ある日、新しい学部長が着任した。シェルドンにとっては上司に当たる人物だ。彼はレ
「緊張感漂うシーン」に入ったと思いきや、その後のあれこれを全部ぶっ飛ばしていきなり「結果」が描かれる ~アニメ「男子高校生の日常」の場合
◆概要【「緊張感漂うシーン」に入ったと思いきや、その後のあれこれを全部ぶっ飛ばしていきなり「結果」が描かれる】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。 ◆事例研究◇事例:アニメ「男子高校生の日常」(第8話) ▶1 ヒデノリとモトハルは男子高校生。男子高校生らしくアホではあるものの、しかし気のいい連中である。 ある日…… ・Step1:2人は、知り合いの少女から助けを求められた。曰く「公園の木の枝にバッグが引っかかってしまった」「木が高くて手が届かない」「バッグ
異変が起こる→しかしキャラは反応しない→しばらく経ってから「……って、さっきのあれは何だったんだ!?」と驚いたり、ツッコんだりする ~アニメ「あそびあそばせ」の場合
◆概要【異変が起こる→しかしキャラは反応しない→しばらく経ってから「……って、さっきのあれは何だったんだ!?」と驚いたり、ツッコんだりする】は「コメディシーン、ギャグ」に関するアイデア。 ◆事例研究◇事例:アニメ「あそびあそばせ」(第4話) ▶1 本作の主要キャラの1人・樋口先生。 彼女はアラサーの女性教師である。現在はとある女子高に勤務している。 ある日、樋口先生が学生時代の友人と数年ぶりに再会した時のこと……。 ・Step1:樋口先生と友人たちは久々の再会を喜