![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/111393726/rectangle_large_type_2_e672cee6b494733a574fa43a6bab382b.png?width=1200)
Photo by
take_kuroki
【蔵書】雪沼とその周辺
記事内でアフィリエイト(Amazonアソシエイト)を使用しています
小さなレコード店や製函工場で、時代の波に取り残されてなお、使い慣れた旧式の道具たちと血を通わすようにして生きる雪沼の人々。廃業の日、無人のボウリング場にひょっこり現れたカップルに、最後のゲームをプレゼントしようと思い立つ店主を描く佳品「スタンス・ドット」をはじめ、山あいの寂びた町の日々の移ろいのなかに、それぞれの人生の甘苦を映しだす川端賞・谷崎賞受賞の傑作連作小説。
カラーではなく、モノクロでもなく、セピアとも違う。
淡く霞んだような、薄いベールを纏ったような…。
雪沼の景色や人々を、そんな映像で見ている気分になるのです。
* 蔵書は単行本と文庫本の両方
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?