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ライティング・ライフ・プロジェクトとわたし

昨年10月末から、ライティング・ライフ・プロジェクトをスタートし、今も続けています。日々のノートは200回を超えました。

仕事と介護を両立するようになり、母との関係に対して、以前からわだかまりを感じていたわたしは、日々消化のできない気持ちが、さらに積み重なるようにました。

1人で考えていても、袋小路になるばかりで、どうにかして脱出したい思いに駆られて、一度専門家に相談しました。

相談は、医師とメールでのやり取りの形式でした。アドバイスをいただいても、そのときのわたしには、しっくりしなかったことや、安心して話せる専門家を探す時間を考えると、それ自体がストレスに感じてしまい、別の方法で自分と向き合う方策を探していました。

その時期に、さめじまみおさんが主宰しているライティング・ライフ・プロジェクトの新規募集を目にして参加を決めました。

以前、みおさんはさまざまなワークショップを開催されていた頃、何度かお世話になっていました。そのため、みおさんのお人柄は知っていたので、迷いはありませんでした。

みおさんの紡ぐ文章から見えてくる、日常の捉え方は、読んでいて心地よく感じていたのも参加した理由です。

以下はわたしがライティング・ライフ・プロジェクト参加後に提出した、
アンケート回答の一部です。


【なぜ、ライティング・ライフ・プロジェクトに参加しようと思ったのですか?】

何年も同じようなことで悩み続けて、変わりたいと思いながら、変われない、行動できない状況を変えたいと思ったことがきっかけです。

自分が何をやりたいか、自分と向き合うとはどういうことなのか、
どうしても、何かつかみたくて。

【ライティング・ライフ・プロジェクトで何が印象に残りましたか?】

毎日ひたすら書くことで、自分の頭の中にあるモヤモヤの逃げ場というか、
収める場所を作ることができたこと、自分の中の怒りや恐怖が、何によってもたらされているか、想像できるようになったこと。

【ライティング・ライフ・プロジェクトに参加して起きた一番の変化何ですか?】

一番の変化は、自分に問いかけができるようになったことが大きいです。
悩みに囚われてばかりで、どうすることもできていなかったので。

【どんな人にライティング・ライフ・プロジェクトをおすすめしたいですか?】

自分には何もなくて、自信が持てない、何かに興味を持っても継続できない、前に進めないと感じている方には、小さな一歩を踏み出すきっかけになるかもしれません。

【ライティング・ライフ・プロジェクトの感想をお願いします!】

「自分と向き合う」たった7文字。
この7文字が、なんとむずかしいことなのか、と実感してます。
最初は頭の中のモヤモヤを「ことば」にすることに時間がかかり、途方に暮れました。続けていく中で、少しずつ書けるようになった自分の変化を感じました。

今も気持がゆらぎ、不安や恐怖と、前向きな感情を、行ったり来たりしています。

ですが、不安に留まるだけではなくて、感じたことについて、自分に問いかけができるようになり、心の空間が少し広げられてきたと感じています。

自分で決めた自分との約束を守ることも、とにかくハードルを低くすることで、達成できると感じることができました。

まだまだ創造性の回復には程遠いですけれど、例えば、家を建築する前に作る模型ができたような気持ちです。

【ファシリテーターへの感想、メッセージをお願いします!】

こんなこと書いても…と頭の中でダメ出しすることが多いのですが、どのようなことを書いても、みおさんから否定されることはなく、安心安全の場を作っていただいたと感じます。

みおさんから届くフィードバックが楽しみでした。ご自身の考えを押し付けることはなく、提出した課題の内容に対して、みおさんがよいと感じたことについては、こちらが驚くほど、褒めてくださいました。
みおさんから返していただいたことばで、涙がこぼれたことも多くありました。30日間伴走していただき、ありがとうございます。


届けた言葉が、あなたにとって新しい出会いに繋がれば幸いです。いただいたサポートは、新たな書籍や作品との出会いや、介護のための活力にします。