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ささやかな日常が奇跡的なことだと気がつく強制イベントのはじまり

じぶんに対して疎かにしていると、強制的に向き合うことになる
今まさに強く実感しています。

年末から指の痛みや腫れが発症しました。
いくつかの病院で検査して、年が明け、桜が咲き、花が散り葉に変わる頃、それぞれ結果が出て、ひとつは再検査になります。

当たり前のことが当たり前ではなくなったときに、何気ない日常がとてつもなく大事だと気がつくことを何度繰り返せばいいのか。
ああ愚かだなあ、と落胆していたこの数日間。

例えば週刊誌を発行する場合、
出版社は11〜12月にかけて、年内と年明けの発行物3〜4冊分の制作がほぼ同時進行になり、通常業務も並行します。

12月下旬、一連の慌しさが落ち着き始めた頃、
手指の痛みと関節の腫れが出始め、一時期はキーボードを打つだけで痛みが走りました。

母はリウマチがあるため、すぐにわたしもリウマチ専門医に行き、診察と検査をしてもらったのです。
結果は、リウマチでも膠原病でもありませんでした。

おそらくホルモンバランスによる影響の可能性が高い、とのこと。

年が明けて、婦人科で一連の検査結果を持って受診しました。
婦人科では定期的な検査と、ホルモン量を調べるための血液検査も追加。

検査結果が出るまで、何もしないのは心許ないため、できることから試しています。

まずエクオール検査のソイチェック。
5年前はレベル3で辛うじて、腸内でエクオールを生産できていました。

今回のソイチェックでは、レベルが下がり作れなくなっていました。
※エクオールは、大豆イソフラボンが腸の中である種の腸内細菌によって代謝されると生産されるもの。

この結果を踏まえて、
エクオールの成分をサプリで補給するのは、婦人科で相談してからにしました。

それ以外に取り組めること、
今も継続しているものをあげると

・食生活の見直しと腸活
・起床時にストレッチ(血流ゼロトレ)
・週4回の目標で4フロア分の階段を降りる

食生活は、納豆を再び再開。
母は薬の影響で、納豆を食べられないため、間違えて食べないように買うのをやめていました。

わたしの場合は、納豆や大豆製品も含めて、食事のバランスを意識すること、腸内環境を整えることに取り組んでいます。

朝起きて身体を動かすこと。
特に昨年11〜12月はできていなかったので、気持ちを入れ替えて目覚めたときに体を動かすようにしています。

朝に身体を動かすことと合わせて、骨粗鬆症予防のため、週4回4フロア分の階段を降りています。
東洋経済の記事に、骨を強く保つには階段の下りに効果がある、とあったので、ゴミ捨てのついでにマンションの階段で実践中。

少しずつ日常を整え始めた矢先、婦人科の定期検査は陽性疑いの判定となりました。

今まで使っていた薬も服用を一旦休みにして、再検査後に改めて検討ということに。

ソイチェックの結果を伝え、エクエルを摂ったほうがよいかを相談をしたところ、摂取してよいそうなので、先日から取り組みのひとつに加えました。

薬手帳を遡って確認すると、前回の再検査入院は、5年前。

喉元過ぎれば熱さを忘れていて、検査前後のさまざまな感情や状況は、今や記憶の彼方となり、記録しておくことは大事だなあ、と実感しているところです。

そのときも、じぶんのことを大事にすると決めて、夫と一緒に何事もない日常を送ることは、すばらしいことだと思っていたはずなのに。

再検査の結果が出た時、安堵した夫が手を握りしめてくれたことだけは、鮮明に蘇ります。

この数年、母の介護や日々の業務でやらなくてはいけないことに追われ、じぶんをどこか雑に扱っていたのでしょう。

5年前の足元がおぼつかなくなるような気持ちをぼんやりと思い出しながら、同時に検査の苦痛やお金の面のこと、夫のこと、母のことなど、頭の中で一気に不安が流れ込みました。

だからこそ、今回は感じたことをつぶさに記録しておこう。
これからのわたしのためにも。

この先も、夫と同じ景色を見て、時々旅行に行き、旅先で土地の人の話を聞き、文化や食事を楽しみ、感激できるわたしでいること。

いつもの日常を笑顔でおくれること。
そのためにできることを心がけて生活を営む、それが当面の目標です。

今後については、再検査の病院で、もう一度同じ検査をして結果が出てから、ということになりました。

2〜3ヶ月は気を揉む日々になりそうです。

エクエルの効果を見るためにソイチェックを3〜6ヶ月ごとにする予定

セルフケアの運動習慣や食事について調べて出会った書籍
学習法や勉強のやり方の本ではありません。

たとえ一言でも日々のことを記録する習慣になりました


届けた言葉が、あなたにとって新しい出会いに繋がれば幸いです。いただいたサポートは、新たな書籍や作品との出会いや、介護のための活力にします。