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はじめまして

Project Lazarus.

これにピンときたあなた.相当の宇宙好きですね.

2014年に公開されたSF映画「インターステラー」は,近未来の地球が舞台.地球がどんどん住めない環境になりつつある中で,人間が住める惑星を探しに宇宙へと飛び立つ宇宙飛行士たちを描いた作品です.見るものを圧倒するスケールで描かれたこの作品は,多くの物理現象に関する科学的考察が重ねられているほか,「人と人の関係」というテーマにも焦点が当てられています.

さて,この映画の中で進められているプロジェクトこそ「Project Lazarus」.不可能と思われるミッションを達成しようとする人類の勇気を讃える名前です.僕たちの挑むミッションも多くの困難が予想されること,まだ誰も成し遂げていないことであるからこそ,この名前をプロジェクト名としました.

ミッションの概要はいたって簡単.独自に開発した液体燃料ロケットエンジンを搭載したロケットを宇宙に到達させる,と言うものです.

昨年,2019年5月には,米国カリフォルニア州にある南カリフォルニア大学の学生たちによって開発された固体燃料ロケットが宇宙に到達しました.アメリカとカナダでは,大学生団体を対象とした液体燃料ロケットの開発レースも行われています.また,学生だけでなく,多くの民間企業による宇宙開発も盛んになっていることは言うまでもありません.

日本国内ではどうでしょうか.ホリエモンの立ち上げた株式会社インターステラテクノロジズによる観測ロケット打ち上げや,株式会社iSpaceによる月面ローバーHAKUTOの開発など,宇宙開発に挑戦する企業が多くなってきました.しかし,宇宙を見る学生の目には,挑戦よりも憧れの色が強く浮かんでいるように感じます.

そこで,我々「Project Lazarus」は,学生初の液体燃料ロケットの打ち上げと宇宙への到達を目指して活動を行い,学生だけでなく,全ての人にとっての宇宙をより身近なものへと変えていこうと考えています.

新型コロナウイルス感染症により大変な日々が続いていますが,できること一つ一つを大切にし,健康でいられることに感謝しながら,努力を続けていきます.

応援,よろしくお願いします.


共同代表 田渕宏太朗

このプロジェクトの実施には多くの支援が必要となります。私たちの夢に、あなたの力をお貸しください。いただいたサポートは、宇宙へ飛ばすロケットの製作費に使わせていただきます。