茨城旅2023-04-16
●涸沼沿いのホテルで宿泊。これで息子も茨城スタンプをゲットし、関東の全都県を制覇したことになる。
朝食はビュッフェ形式。
●朝はチェックアウト後、涸沼の遊歩道を1kmほど歩く。一周22kmらしいのでとてもじゃないけど、回りきれない。沼らしく水深は最大でも6mほどで平均2.1mと浅め。
●茨城の干し芋を買いたくて、干し芋専門店へ。数千円分の干し芋を買って帰る。
●その後は東海村のほうまで足を伸ばして原子力科学館へ。原子力の基本的な知識を子ども向けにもわかりやすく説明してくれる本館はしっかり楽しめる仕組みになっている。放射線や放射能についても詳しい説明がある。
中でも空港で使うX線の装置が実際に操作できたのはおもしろかった。自分のカバンを透かしてみると鍵束やメガネ、バックインバックの中の小さな鍵まで写っている。
●別館では1999年の東海村JCO臨界事故の記録がある。
起きたあとどういう行動をとったかの動画や年表が中心だったが、本当に知らなければならないのはなぜマニュアル通りの標準作業が行われなかったかだ。
数少ない資料によれば創設当時から逸脱行為があったというから、これはもうその時点で起こっていたと言ってもいい。
原子力そのものの問題よりもそれを扱う人間の問題と捉えた方がよい。あるいはこの装置がこの土地に導入され、働き手がどのように選ばれ、どの程度逸脱が発生しうることを視野に入れていたか。逸脱のない組織などない。むしろ絶対に超えてはいけないラインをどう設定できたかの方が重要ではなかったか。
マニュアルがあってもマニュアルを見なければ意味がない。そしてマニュアルとは見られないものだ。
運用方法は普段のツールの中で手順やチェック機能を組み込んでおくというのが鉄則。
●お昼過ぎに見終えて、しっかり晴れてきたのでひたちなか臨海公園へ。かなりの渋滞でなんとか駐車場へ。一番奥の方だけ空いていた。
ネモヒラという花が見頃だという。
チューリップも菜の花も綺麗だった。
●ネモヒラの丘の頂上で急激に雲行きが怪しくなる。これは確実に雨になるとわかったので、みんな一斉に帰り始める。
とにかく入り口の門までも遠い、駐車場も広くて車までも遠い。途中降られたが、わたしは風呂敷のおかげでびしょ濡れにならずに済んだ。
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