パリピ候補生(2023/03/25の日記)
朝食後、娘と妻を英会話教室に送って行った。授業の後はクラスメイト親子と遊びに行くいう。自分は一人帰宅して昨日の日記などを書いた。
夕方妻子を迎えに行ったら、何だか娘が不貞腐れている。どうしてうちの近くには遊べる施設が何もないのかと怒っている。
イオンがあるだろうと言ったら、そういうのじゃないと怒る。体育館とか図書館だってあるぜ? と言ったら「もういい!」と云ったきり黙った。
バカ野郎、わしの故郷の安芸郡マチュピチュ町なんてもっと何もなかったぞ、せいぜい "ひろでん" ぐらいだったよ、それだってもうなくなったがな、と言ってやったが返事がない。見るとスースー寝息を立てていた。
妻の話では、どうやら英会話メイトの桃子が子供同士でレゴランドへ行ったのを羨んでいるらしい。そんなことを怒られたってしようがない。
おまけに桃子はレゴランドへ "彼" と行ったのだという。桃子は娘より一つ上だが、それにしたって、なぁ? と思った。きっとそういう子が大きくなったらパリピになるのだろうと得心した。
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小6の時、タケゾウと角川映画の『里見八犬伝』を観に行った。子供だけで街へ遠出したのはあれが初めてだった。
とても面白い映画でおおいに感銘を受けたが、大人になってから改めて観たらそれほどでもなかった。
タケゾウとは小1からの付き合いだったが、大学に入ってから連絡が途絶えた。
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寝ようとしたら、家族の寝室から自分の布団だけが出されていた。きっと娘の仕業である。仕方がないので居間で寝た。難しい年頃になった。
よかったらコーヒーを奢ってください。ブレンドでいいです。