成長、つながり、中毒者(2023/02/26の日記)
妻が友達と出かけたのでゴロゴロしていたら、娘がオセロを持ってきた。
先日35対1という記録的な圧勝を収めているから今回も捻り潰してやろうと思ったら、2回やって2回とも負けた。3回やっても負ける気がしたから2回でやめた。とうとうこの日がやってきたのだなぁと思った。
自分を打ち負かして満足したのか、娘は「遊びに行ってくる」と言って出て行った。
出かける前に、幼い頃乗っていた自転車の写真を撮った。広島の祖父母が買ってくれたからと処分することを娘が拒否していたのだけれど、とうとうよそへあげることになった。お別れの記念撮影である。
こいつに補助輪なしで乗れるまで随分練習した。転ぶことをやたら怖がるものだから、転ばずに習得させるのはなかなか大変だった。
娘が出かけた後いつものようにバルコニーでうさぎと過ごそうかと思ったが、どうにも風が強くて寒いからやめた。
妻は夕方帰ってきた。友達と一緒に、サタデーナイトフィーバーの踊りをやる集まりに行ってきたらしい。全体どうしてそんな集まりに参加する話になったものか知らないけれど、周りは年上ばかりだったのだという。それはそうだろう。
「楽しかった」と随分満足したようで、「あなたも市のビリヤードサークルみたいなのに入って、誰かと交流してみたらどう?」と言い出した。
「ああいうのはもういいよ。時間も金もないし」
自分の性格を考えると、薬物中毒から脱した人に再び悪いクスリを薦めるようなものだ。そういう意味のことを説明したが理解されないようだった。
よかったらコーヒーを奢ってください。ブレンドでいいです。