世の中とは、あなたのことです
『この世の中のことで、自分に関係ないことなんかないんだぞ！』
松浦弥太郎さんは、父親にこうたしなめられたことがあるそうです。
関係ない
興味ない
ついつい言ってしまいがちな言葉です。
言葉には出さなくても、こころの中でつぶやくこともあります。
遠い国の戦争や、場所も知らない国の飢餓は、自分には関係ないことに思えてしまいます。
それでもやはり、『この世の中のことで、関係ないことなんかない』と僕もどこかで感じています。
こころのどこかで、すこしでいいから、想像して、自分ごと化して考えることはできます。
それだけでも、関係ない、と切り捨ててしまうより大きな気づきがあります。
僕は、さいわい大きな病気やケガをせずにこれました。
ただいつも周りの方のケガや病気のことなどは、食いつくように聞いてきました。
食習慣、注意点、兆候、症状、治療（治療費）、経過、などなど。
いまは元気だけど、いつ自分もそんなケガや病気をするかもしれない。
だから、他人事とは思わず、自分への健康の戒めとして、熱心に話を聞いてきました。
関心や興味は、実は将来の自分を救ってくれるのかもしれません。
作家の村上春樹さんが、
【世間を無視すれば、自分も世間から無視される】
と書いていました。
覚えておきたい言葉です。
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