見出し画像

文学フリマで長編小説って売れるの?【初参加の体験談+α】

文学フリマで長編小説って、売れるの?

これは私が以前、文学フリマに抱いていた疑問です。
そして恐らく、これから参加したいと考えている
アマチュア作家さんが不安に思う事でもあると思います。

この記事では、

・筆者が文学フリマ東京35に初参加したときの結果
・準備したもの

などをまとめています。
もちろん、文学フリマ東京36の宣伝もかねて。(にっこり)

本をたくさん売るための魔法のノウハウはありませんが、
「過去に参加して1冊も売れなかった」という人や、
「初参加」の人には参考になる内容かなと思います。

※2023年11月追記
現在の文学フリマ東京は、この記事を書いた当時よりも規模がさらに大きくなっており(会場が3フロアに分かれた・プロの出展者が増えたなど)、紹介した方法だけでは厳しくなってきているかもしれません。
あくまでも参考程度にご覧下さい。


サークルのスペック

参加ジャンル:ライトノベル
頒布物:オリジナル長編小説(文庫380p/1000円)
ステータス:初参加、無名、人脈ゼロ、SNSフォロワー10人、ネット連載経験ほぼ無し

さて、こんな弱小サークルが果たして
1冊1000円のオリジナル長編小説
買ってもらえるのか?

ハウツー本やエッセイは30冊とか普通に売れるって書いてる人も結構いる。
気軽に読める短編集や、単価が安い本も同様。
でも、私が売りたい本は長編シリーズモノ……

と、当時ものすごく不安だったので、
同じような人がいるかも知れないと思い、
体験記を残すことにしました。

結果

結果として、5冊以上売れました。
「大成功」とはお世辞にも言えないですが
少なくとも「失敗ではない」売上げかと思います。

なにせ「無名」の「何の保証もない」「アマ作家」の
「オリジナル」「長編」小説を「1000円」で販売ですよ?
電撃文庫とかで出てるプロのラノベより高いんです。

もちろん自分では名作を作っているつもりですが、
客観的に見たら「バクチ」的な買い物に違いありません。
それでもちゃんと売れるあたり、文学フリマのポテンシャルを感じました。

ただ、悲しいお知らせもあります。
恐らく1冊も売れていないであろうサークルさん
ちょこちょこ見かけました……

店番で見てた様子と、
後日談など調べた内容を総合すると、
やはり1冊も売れないサークルは存在します。

当サークルの虫けらスペックを見て分かる通り、
これは知名度やサークル規模の問題ではありません。

作品の出来も、あまり関係がないように思います。
当方の小説はタイトルで釣るハイコンセプト系ではないし、
立ち読みで読まれるであろう冒頭も、まあ平凡な部類です。

では何が売上げに影響したのか?
個人的に大きいと感じたのは、
お客さんが立ち止まって手に取るまでの導線の違いでした。

売上げゼロを避けるには?

はりきって参加したのに売上げゼロ……

そんな最悪の結末を避けるために
知名度ゼロ作家には何ができるのか?

初参加時の経験を踏まえて考えると、
すごくシンプルな答えに行き着きました。

それは「作品のウリ」を伝える努力をすることです。

ここからは具体的に、
当方がどんな工夫をしたか書いておきます。

工夫1:webカタログを充実させる

■サークル紹介文

↓こういうやつ
https://c.bunfree.net/c/tokyo36/h1/D/44

割と重要なのに、
ここで気を抜いてる人はちょくちょく見ます。

サークル紹介文に閲覧者が求めるものは何か?
ずばり「どんな作品を置いてる店なのか」分かること。
これ1点のみです。

間違っても気分で書いたポエムとか
サークルの成り立ちとか書かないで下さい。
冗談抜きで機会損失がエグイと思います。

なぜそう言えるのか?

webカタログの「検索」でヒットする文字は
このサークル紹介文に書いた内容のみだからです。
書影クリックで飛べる作品ページの内容は検索でヒットしません。

もちろん異論は多々あるかと思います。
そこは個性だろ、と。
でも、見つけてもらえなければ意味がないと私は思います。

また、この記事はあくまでも
無名の新人が売るためにできる努力を語るものなので
検索キーワードはしっかり考えておきたいですね。

私の場合は「ファンタジー」「バトル」「バディ」「ブロマンス」「エジプト神(話)」で検索した人にだけは絶対に見つけてほしいので、今年はこれらの文言をサークル紹介文に入れています。

■作品登録(書影を載せる)

これも、ちょいちょい登録してない人がいます。

せっかく読者が立ち止まって「どんな作品なのか」を積極的に見てくれる数少ない出会いの場なのに、そこに本の情報を登録しないって、もはやプロフィール書かずにマッチングアプリしてるようなものです。マッチさせてよ!

作品登録してないサークルは
カタログ内に存在していないも同然
なので
作品登録は当たり前にやっておきましょう。

なるべく早く、最低でも開催の一週間前までに
登録しておきたいところです。
早ければ早いほど誰かの目に付く可能性が上がるので。
(皆が皆、当日にwebカタログ巡りをするとは限らない)

で、問題はこの「作品紹介」に書く内容についてなのですが……

とにかく「ココが面白いですよ!」と全力で伝える努力をします。

本文冒頭を考えるのと同じくらい
時間をかけてしっかり考えた方がいいと思います。
ポエムは避けましょう。臭わせじゃなくて概要を伝えるべし。

誰が、何のために、何をする話なのか。
あるいは、どんなハプニングが起こる話なのか。
どういう要素があって、どんな人にお勧めなのか。

小説なら最低限、これらを伝える努力をします。

これ以上はあまり具体的なアドバイスがしづらいです。
なにせ作品によって何を打ち出せばいいかが変わりますし、
私自身、こういうのが得意なわけではないので。

ただ、これは一般参加者としてカタログを見る際に
強く感じることでもあるので、
的外れなことは言っていないと思います。

その作品のどこに魅力があるのか、
自分で言葉にできなければ売れる物も売れません。

▼ウチはこんな感じです。
https://c.bunfree.net/p/tokyo36/25987

書影(画像)は、あるなら絶対に登録します。
試し読みも、もちろん載せます。

出し惜しみする理由ナシ!
現地で本文をしっかり見てもらえる機会は無いと思って!

工夫2:机の上を充実させる

次はブース設営に関するお話。

超・個人的な見解ではありますが、
「絶対に用意したいもの」「あったほうがいいもの」の
2分類で解説しようと思います。

■絶対に用意したいもの

①作品のコンセプトが端的に伝わるお品書き
②お品書きなどをテーブルの上に立てて見せるための道具
③試し読み用の本(価格も貼る)
④見本誌コーナーに置く本

①作品のコンセプトが端的に伝わるお品書き
本の表紙だけでは、パッと見で内容が伝わらないことがほとんどです。なので、キャッチコピーを盛り込んだ「お品書き」を作ります。イメージとしては「小さな映画ポスター」です。これをしっかり作り込んで用意しておくだけで、お客さんが立ち止まってくれる可能性が上がりますのでオススメです。ネットで検索して他の人のお品書きを参考にするのも大いにアリ。

ウチは1作品だけだったのでこういうのを貼っていました。↓

B4サイズ・コンビニ印刷

作品数が多いとお品書きもゴチャゴチャしがちです。
なので初参加の人、1作品特化の人には
このタイプのお品書きが特に有効かと思います。

②お品書きなどをテーブルの上に立てて見せるための道具
お品書きも本も、ただ作ってテーブルにペタッと置くだけでは全然目に入りません。通りすがるお客さんの視線の位置を考えて、机の上に立てて配置することが大事です。そのための道具は必ず用意しておきましょう。

③試し読み用の本(価格も貼る)
気軽に試し読みできるよう「見本」シールを貼った本を用意しておくと親切です。私は透明なカバーを文庫本にかけて、その上に「サンプル・価格1000円」と書いたシールを貼り、手に取りやすい場所に置きました。(これは立てなくてもいいと思います)

④見本誌コーナーに置く本
見本誌コーナーは貴重な「出会いの場」なので、絶対に提出したほうがいいです。提出しない理由がない。ただ、私はコロナ直後の文フリに参加したため、そもそも見本誌コーナーがなくてショックでした。でも今回の「文学フリマ東京36」からは見本誌コーナーが復活します! やったー! 提出しよう! そして、はびころう!(

■あったほうがいいもの

⑤背面ポスター
⑥試し読みに誘導するメッセージボード
⑦チラシ・フリーペーパー

⑤背面ポスター
会場では目立ってナンボです。ご予算ある方はぜひ、文庫本の表紙を拡大してポスターにして椅子の後ろに立てかけましょう。通行人はもちろん、対面のサークルさんにもアピールできます。「ウチはこういうの出してまーす!」と大声は出せないので、ポスターに主張させましょう。ウチはB2サイズを印刷所に頼んで印刷しました。ポスタースタンドは少々お値段が張るので、自作方法を検索してみるといいかも。(転倒には最大限の注意を)

⑥試し読みに誘導するメッセージボード
なにそれ?って思われそうなので画像で。
ウチはこういうのを用意してました。↓

いや、これはコミュ障の私だけが感じることかもしれないんですけど、まだ買うかどうかも分からない本に指紋をつけるのって緊張しません? 机に積んである本に「サンプル」ってマークすらない場合があって、そうなったらもういくら気になろうが店主からの自発的な声かけナシには一切手を出せないんですよ私……それで買い逃したことあるもん。え? 豆腐メンタルすぎ? ぺちょっ。

まあ、そこの潰れた豆腐には醤油をかけておくとして。

「気軽に立ち読みしてね」感を出しておくのは悪くないと思うんです。少なくとも私はこういうのが机にあると安心して本を手に取れると思ったので置いてます。あと、本が一種類しかない時などは机の賑やかしになりますよ。

どっちでもいいっちゃどっちでもいい。
接客スキルが高い人ならまずいらない。
けど、声かけ苦手な私には必須。

⑦チラシ・フリーペーパー
これは、あったらこちらからアクションしやすいという印象。

効果としては、今回はウチではあまり感じなかった。一応、「ご自由にお取り下さい」コーナーを作ってチラシを置いてみたのですが、自発的に取って下さったのは二人くらいだったかな。あとはこちらが机から乗り出して「どうぞ!」ってやって受け取ってくれる人が数名。「どうぞ!」ってやっても避けられてブロークンハートしたのが数回。渡し方が下手だったりするかもしれないけど、まあ全然配れませんでした。

配ったチラシには試し読みのQRコードも付けていましたが、アクセスはゼロでした。そもそも配った数が少ないので統計としては何とも……

チラシの内容がほぼほぼ卓上お品書きと同じだったので、あまり意味をなさなかったのかもしれません。紙ペラ1枚で手軽に読める短編小説とか、それだけで客引きになるようなキャッチーな内容を載せて無料配布するなら意義があるかも。

大きな通路に面している「角」に配置されたサークルはチラシを用意した方がいいと思います。大きな通路はほぼ全員が一度は必ず通る場所なので人通りが多くてめちゃめちゃ配りやすそうでした。

あと接客スキル、チラシ配りスキルが高い人なら
絶対に用意した方がいいでしょう。
何事も数打ちゃ当たるのじゃ。

ただ、そういうの自信ない人は無理しなくていいかも。
誰でもめちゃくちゃ効果が見込めるツール、というわけではなさそう……

■オマケ:本を買う側の視点

実は文学フリマに初回参加する前に一度、
購入者として一般参加したことがありました。

一般参加で見て回った時の感想として、
卓上ポスター(お品書き)が無いところはもはや存在を認識できない
というのが率直な感想でした。

当時はwebカタログも知らなかったので、
下調べせずに会場で気になる作品を探したのですが……
まあ目が滑る滑る。

立ち止まって見てみようかと思うのは、
お品書きとかポスターとかその他の掲示物で
「なんか気になる」と思った時だけ。

それ以外は通り過ぎちゃう。
人も多かったし。
もうね、物理的に流されてしまった。

魅力的な作品はたくさんあるはずなのですが。
それがテーブルクロスの上に表紙だけ並べてある状態だと、冗談抜きで見る気も起きないんです。人によるかもだけど。

なぜじっくり見ながら歩かないのか?
単純に、そんなことしてたら全部を回ることができないからです。

そうやってほとんどのブースを「流し見」していても、半分くらい来たところで疲れてしまい、後半はもはや「無料配布のチラシを出されたら受け取るだけの人」になっちゃってました。

マジで、お品書きは必須。
できればポスターもあった方がいい。
机の上(と背後)の展示は、目立てば目立つほど良いなと思いました。

チラシについては……まあ……
受け取ったけど私は買うことはなかった……
配れるなら配った方がいいですよ。でもチラシ類はあくまで「数打ちゃ当たる」の部類かと。

■まとめ:購入者目線で!

総じて言えるのは、
とにかく購入者目線に立って準備するということ。

作品を「認識してもらう」努力をする。
どんな内容か「試し読みしなくても」分かるようにする。
「試し読みしやすい」環境を作る。

そのためにできることは可能な限りやろう、という感じですね。

あとはそもそも作品を作るときに
売りやすいコンセプトから考えて作る
っていうのもあるけど……

「趣味の本を作って売る」っていうのが文学フリマ自体のコンセプトだと思うので、そこはあえて考えすぎない方が幸せになれる気がする。

▼ウチのブースは最終的にこうなった

垂らした布にも色々貼ってますが、
これには賑やかし以上の意味はありません。
ブースの前に立つとほぼ見えない場所なので。

大事な情報は、やはり机の上に立てて置くのがいいと思います。

工夫3:SNSで宣伝する

たとえフォロワーがおらずとも、SNSでは宣伝しましょう。
文学フリマのタグを付ければ、そのタグ経由で見てくれる人がいます。
他の人の作品をいいね・リツイートしたりするのもアリでしょう。

サークル参加者は購入者でもあります。
人脈作りが得意な人は、twitterで知り合いを増やして縁故購入を増やす手もあるかもですね。(私はしないけど)

また、私は表紙のイラストも自分で描いているので、
pixivでも宣伝投稿を行ないました。
効果のほどはさておき、認知してもらう機会を増やすのが大事かと。

実際、SNSで宣伝するとwebカタログの「気になる」を押してくれる人が増えたりしました。フォロワー少なくても宣伝しましょう。全くの無駄ではないですよ。

投稿する時間帯とか、内容とかは、ネット検索してみると色々ノウハウが出てきますので、取り入れられることを真似てみると良いかもしれません。

おわりに

本がたくさん売れれば売れるほど嬉しい。
これは確かです。
でも、文学フリマの本質はそこじゃないとも思います。

私が文学フリマに参加しようと思った最大の理由は
本を作って売っている人たちがキラキラして見えたからです。

学生の頃は食事の時間も惜しんで熱中していた創作活動。
でも、いつしか熱意が枯れてしまって……
仲間だと思っていた人とも上手くいかなくなり、自分から離れて……

そんな消沈していた私の
「やりたい」に再び火を付けてくれたのが
文学フリマでした。

お世辞でも何でもなく、本当に。

書いた人と、書かれたモノと、読む人が集まる。
創作活動が人類を魅了し続ける理由は、この人の集まりにある。
そのことを、理屈抜きで体感できる場所だと思っています。

ここを読んでいるあなたは、
2023/5/21に開催される文学フリマ東京36に来られる方ですか?
もしそうなら一緒に楽しみましょう。

そうでなくても、いつか文フリで会えるといいですね。
いやまあ当方かなりコミュ障なんで、話しかけられてもしどろもどろするだけなんですけど、それでも会えるといいですね。(おろおろ

それでは、この駄文がどなたかの役に立てることを願って。
そして、私の本がもっと色んな人に見てもらえることを願って!(笑)

おしまい!

\最後に宣伝/
文学フリマ東京36に出店します!
これからも文学フリマ東京に毎回参加して毎回続刊を出すことを目標にバリバリ執筆していきますので、ぜひ1巻だけでも見てやって下さい!

▼カタログ
https://c.bunfree.net/c/tokyo36/h1/D/44

少年マンガ大好きなエジプト神話オタクが
「推しのセト神主役として活躍する少年マンガみたいな話」
を読みたくて自分で書いちゃった系の
ファンタジーバディヒーローもの(シリーズ)です。

■つぶやき
今回は試験的に「エンタメ・大衆小説」ジャンルで参加します。
ラノベって言うと「なろう系」だと思う人がいると聞いたので……
ってか、ラノベとエンタメ小説の違いってぶっちゃけ存在しないと思っている。もちろん、なろう系も含めて。

参加ジャンルについての追記(文フリ東京36を終えて)

「エンタメ・大衆小説」で参加した所感についても書きます。

「ライトノベル」ジャンルで参加した前回に比べると、人通りは多かったけど立ち止まる人は少なく、立ち読みしても立ち去る人が多かった印象でした。というかほぼそれで、購入者の大半はwebカタログとかで目星を付けてくれていたっぽい人だけ。(開場後すぐに来て買って下さった。上記webカタログ戦略のお陰かな!笑)

エンタメ・大衆小説のゾーンを通る人は、どちらかというとお洒落めな(ラノベやマンガっぽくない)表紙やタイトルに惹かれる傾向の方が多いみたいです。いわゆる「オタク」系じゃない人がほとんど。

いやまあ、たまたま私の両隣がそういうサークルさん達(表紙が可愛い・美しい・繊細)で、しかも一方はドラマ化経験済みのガチガチのプロだったりして(帰りの電車でその人の本の広告が流れていて気付いた)、そこ目当ての人とかが集った結果として見向きもされなかった可能性もありますが……

表紙がマンガ調なら「ラノベ」ジャンルを選んだ方が、その場での出会いは広げやすいのかもしれないですね。「エンタメ」だとやっぱターゲット広すぎたか。

私の絵が下手で引きが弱いのもあるがな!!うっひぃぃ、精神が死ぬ!!w
文フリに行ったのに、なぜか「文章」よりも「絵」を特訓せねばと思ったセンリであった……

だってね、せっかく内容気になってあらすじ読んでくれてる人の横でその友達が「あっちに君の好きそうな絵があるよ」とか言ってしきりに離れようとしてるのよ。死ぬよね心が。まあ、その後その人戻ってきて買ってくれたから、なんとか致命傷で済んだけどね。ワシちょっと修行の旅に出てくるわ。

いや、ジャケ買いというかね。あるよねそういうの。
表紙ってパッケージだからね。パッケージしょぼいと手に取りづらいよね。
なんか「これに興味持ってるって思われるの恥ずかしい」とか思っちゃうよね、わかるよ、わかる。中身と絵は別なんだけどね。その心理は分かるのよ色々な場面で自分も思うことあるから。

ちゅらい。ってか話それた。

ということで、
次回も実験で「幻想・ファンタジー」で出店してみようかなと思っています。このジャンルもラノベ(というか私の小説)と親和性が高いと思っている。

ただウチのは「天使・妖精・キラキラ」な世界ではない。分かりやすい洋物ファンタジーでもない。「魔物、異能力、神様バトル!」って感じなので、ここも合うかどうかは分からない。結局最後はラノベに戻ってくるのかも知れない。けどまあ何事も試してみないとね。

センリの実験は続く!

この記事が参加している募集

文学フリマ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?