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幸せに働くをフローから考える

昨日の昼休み、ふと仕事をする上での幸せって何だろうかと疑問に思った。世の中には、社会的な状況に関わらず幸せそうに働いてる人とそうでない人がいるように感じる。

幸せって人によって違うだろうからなーそんなことを考える内に、以前読んだ本に書いてあったフローというのが重要なキーワード何ではないかと思い到った。

フローという考え方は、M.チクセントミハイによって提唱された。

一つの活動に深く没入しているので他のなにものも問題とならなくなる状態、その経験それ自体が非常に楽しいもので、純粋にそれをするということのために多くの時間や労力を費やすような状態
フロー体験喜びの現象学 M.チクセントミハイ 今村浩明訳

確かに中学や高校時代の部活で、上達を目指してスポーツや芸術に取り組んでいる時、辛さの中にも面白さや充足感があった。

現在、このフローというのは、第3の幸せともいわれている。

古代ギリシャ以来、幸せというのは快楽と意味の二つしかありませんでした。快楽というのは、五感を通した心地よさや気持ち良さ、意味というのは、自己実現や生きがいを感じられことで得られる幸せを示します。そこに第三の幸せとして、時を忘れて没頭するというのが現れた。これは2000年ぶりの幸せの定義の拡張だったのです。
仕事力をアップするはじめての「フロー」入門 石川善樹 西本真寛

ということは、仕事で幸せを感じるためには、快楽か意味か、フロー(没頭)が必要になる。仕事で快楽や意味を感じることは結構難しい。快楽はスポーツ選手など感じられる職種が限定する気がするし、意味は自分が好きなことや得意なことと仕事があっている必要がある。

その中で、フローだけが仕事上自分でコントロールができる要因な気がする。幸せに仕事をするために、仕事の中に没頭できるところを見つけることも一つの方法なんだと気づいた1日だった。

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