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コロナ禍でも6年生を送る会

例年行われている6年生を送る会が、今年も行われました。

昨年度はコロナの始まりの時期で、「いよいよ明日は6年生を送る会だ!」って時に安倍元首相の会見を職員室で聞いて大騒ぎでした。みんな目ん玉飛び出していましたね。いきなり卒業までのカウントダウンが1日になってしまいました。

とは言っても、「なんとか子どもたちが準備してきた6年生を送る会だけは開催させたい!」と、大幅に簡略化はされましたが無事に開催することができました。


さて、今年は準備期間もある中で、コロナ禍でできることを行おうと計画をしていきました。(僕は6年担任なので、何もしてませんが)
ということで、今回はコロナ禍での6年生を送るかいの様子をお伝えします。

・基本は6年生と各学年でレクを行う
・その名も6年生を送るweek
・内容は各学年で計画する
・6年生は5倍楽しい、嬉しい

よろしくお願いします!

【基本は6年生と各学年でレクを行う】

例年は2時間くらいの時間で送る会が行われていました。その中にレクリエーションタイムが設定されていまして、6年生と各学年が10分ずつ順番に遊ぶというものでした。

今年は全ての児童が集合するわけにはいかないので、学年ごとに実施することになりました。それぞれ45分たっぷり使って、たくさん交流したり、体を動かすことができるようになりました。

学年によって鬼ごっこをしたり、ドッジボールをしたり、さまざまですね。

【その名も、6年生を送るweek!】

今日は6年生×1年生、明日は6年生×2年生…と、5日間で実施することになりましたので、名前もちょこっと変わりました。ささいな変化ですが、子どもたちにとっては「今年は特別に楽しそう!」と思えるんですよね。ほんのちょっとの一手間、ひと工夫なんですが、ネーミングは結構大事ですね。バカにできないです。

【内容は各学年で計画する】

これまでは全学年が集まって、「まさに行事!」という感じで行われていたので、ある程度形が決まっていたというか、「例年通り」の会を繰り返してきました。各学年の遊びも、学年ごとに定番が決まっていまして、その通りにやっていれば、そこそこ盛り上がるし、失敗もしない流れになっていました。

今回は、学年ごとに45分の時間があり、同じ空間には2学年だけしか集まりません。送ってくれる側の学年が、「今年はどんな風に6年生と過ごして、思い出を作る?」と相談しながら計画を立てていました。

この変化で楽になったのは5年生の担任の先生です。これまでのように全て背負って企画・運営しなくて済みますし、それぞれに本当にやりたいことをやってもらえますからね。

【6年生は、5倍楽しい!】

6年生の子どもたちからすると、単純に遊ぶ時間が増えますので、大喜びです。(他の学年からしても10分→45分と一緒に遊ぶ時間が大幅に増えますので大喜び)

特に今年度は授業不足がなんだかんだといわれましたが、行事が精選され、練習時間も短縮されましたので、結果的に授業の進みが非常にいいです。

なんで時間的なゆとりは十分にありますし、僕たちからしても子どもたちからしてもよかったかなと思います。


何度も言っていますが、「コロナだからできない」ではなくて、その中でも「できることを探す」のが僕たち教員の腕の見せ所だなと改めて感じました。そして、結果的にこれまでよりいい教育活動ができることが多いように思います。
ではまた。

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