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地区運動会で考える

日曜日は集落の経営ノートです(運動会から帰ってUPするのを忘れてました、火曜日早朝にUP)。約90世帯の集落で、人口2967人、1039世帯の合併前には村だった地区に住んでいます。コーラの一気飲みをする予定のゲンヨウです。

1.田舎はいろんな運動会が混ざる

本日は町民運動会です。人の少ない地区なので、町民運動会=小中学校運動会です。午前中が主に子供向けの競技、午後は地区競技という感じの構成です。

僕が育った地区では、小学校、中学校、地区運動会が別々だったので、全部一緒というのは新鮮ですが、バラバラなのも行事が多すぎて大変だろうなと思ったり。コンパクトなムラの良さでしょうか。

大人もいろいろ参加できるというのも面白いなと思います。

2.参加者は保護者や家族が中心

会場を見渡すと、各地区のテント。前にも書きましたが僕の住む集落は、村の中では1、2の大きさの地区なのでテントはそこそこ一杯でした。他の地区は、半分というところもあるし、スカスカのところもありました。

多くは小中学校の保護者だと思うので、児童が220名程度。世帯数で言うと100世帯くらいなので、全部で校庭には800人くらいでしょうか。全人口の4分の一くらいの参加と考えると、町民運動会なのかそうでないのかは考えどころだなと思いながら、眺めていました。

そして、妻と話しながら、20年後はここにいる人を中心に地域が動くんじゃない?みたいな話をしていました、何より見える範囲にいる人で村の多くが構成されると考えると、ちょっと極端ですが、少子高齢化ってこういうことかって思いました。

3.競技の特徴と強い集落

競技はいろいろあって面白いのですが、伝統的に綱引きが強い集落があります。今年も勝って4連覇。僕らも戦いましたが負けました。その集落は綱引きにかけていて、モチベーションがすごいなと。誇れるものがあるって良いですね。

リレーがあるのですが、そこは地区の人口によって出れる出られないがあるみたいで(選手がそろわない)、その辺も工夫していました。それでも昔のルールだと出られるチームがかなり減ってるなと義母が言ってました。昔は午前中に予選、午後が決勝だったそうです。今は、午後に一発勝負で終わってしまう。

白面という競技は、粉の中に隠れる飴を手を使わずにとる競技。自由参加で、毎年中学校3年生がみんなでチャレンジして、記念写真撮ってもらっているのが青春だなと思いました。今年は、いったん顔を洗うという工程があるため、より粉が顔につきやすく。千と千尋の神隠しのカオナシみたいになってました。

4.運動会の位置づけ

孫のいない高齢の方は参加しないですし、子供が中学を卒業した家の人も出る必要性がなくなってくるので、運動会の参加者も、上記のような構成かと。地区の人にとって、どんな機能を運動会が持つのか、少し考えて工夫したほうが良いかなとも思いました。

子供たちが頑張っていたり、高校生がリレーで、大人たちをぶち抜くみたいなシーンは地区で共有するには良い部分だと思うので、考えてみたいなと思いました。

今日はここまで。日曜日はおまけは無しです。

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