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勉強なんていつでもできる!
不登校生徒の保護者の方には、子供の勉強面、進路についての不安がずっと付きまとってきているようです。大事な大事な自分の子供ですからね。一通りの教養を身に付けて、社会に出られるくらいには成長してほしいと、誰もが願っています。
そして、勉強や進路に関する不安は、子供にも伝染していきます。
互いに息苦しさを感じながらずっと家にいるのは苦しいのではないでしょうか。
今回のテーマは、「勉強なんて、いつでもできる!!」ってこと。ちょっと学校に行けない時期があっても、大人になってからでも、十分に勉強することはできるんです!
今日のテーマ
・勉強よりも大切なこと
・それでも勉強が遅れちゃうんだけど…
・誰でもできる勉強の方法
【勉強よりも大切なこと】
学校を休んだり、不登校になってしまうと、学校の勉強についていけなくなる、思っていた進路に進めなくなる、などの不安が生じます。そんな大きな不安に対して、石井 志昂さん著「『学校に行きたくない』と子どもが言ったとき親ができること」では、「いったん勉強は置いておこう!それよりも必要なのは心の休息!」ということを述べています。
保護者や周りの大人たちが、「勉強よりもまずは心を休めなさい」と思える、そして言えることができるだけでも、子供の不安は和らぎます。
有名なマズローの5段階欲求でいうと、「勉強ができるようになりたい」という自己実現の欲求よりも、「安心して生活したい」という安全の欲求の方が下位の欲求です。そこが満たされなければそこから先に進めません。
小中学校時代に不登校だったけどその後高校生起業家となり現在も地方創生に力を注いている小幡和輝さんという方がいます。「大切なのは学校に行くことではなくて、あなたの愛する子どもが幸せになること」の言葉が響きます。
【それでも勉強が遅れちゃうんだけど…】
勉強や進路の話は、心の傷や苦しみからケアされていることが大前提です。遅れは後からでも十分に取り戻すことができます。
将棋棋士の羽生善治さんは、「勉強は、いつ始めてもいいし、いつやめてもいい」と言っています。本来勉強って、強制させられるものではないですし、学びたいから学ぶものだし、それ自体がすごく楽しい行為のはずですよね。
【誰でもできる勉強の方法】
不登校となっても「勉強がしたい」となれば、いくらでも勉強の方法がある今の時代。
石井さんや小幡さんがおススメしている2つの勉強方法を紹介します。
〇スタディサプリ
〇すららネット
他にもYouTubeの勉強動画はたくさん出ていますので、うまく使うと大きな学びになりそうです。そして、「何を使うか」よりも、「やる気になれるか」の方が大事だそうです。また、勉強を無理強いするのもNGです。普段の生活からいろいろなことに触れさせて、「やってみたい」「知りたい」を増やしてあげるといいですね。
最期に、一つ記事を紹介して終わります。
不登校=人生のレールから外れて暗黒の道をたどっていくしかない、みたいなイメージをなるべく多くの大人たちが拭い去って、どれだけ子供たちを幸せにしてあげられるか、を考えていけるといいですね。
子供たちは、今を一生懸命生きている。
そんなことをいつも忘れずに子供たちや保護者の方と接していきたいです。
ではまた!
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