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あつま町はムーミン谷なの?
むかしから、完璧で強い主役が活躍する物語より、脇役のキャラクターが魅力的なものに魅かれます。特にトーベ・ヨハンソンのムーミンシリーズは、登場人物がみんな不思議で変わり者で、ズボラだったり、人嫌いだったり、みんなどこか弱さや欠陥があるのに、それを包み込む優しさや、その個性を尊重し、敬意があるまなざしを持つ世界観がとても好きなんです。
そして最近、ここ厚真町も、なんだかムーミン谷の様になってきている
原木しいたけ農家の仕事の9割は「ひたすら木を運ぶこと?!」
実は私、結婚して原木しいたけ農家に来るまで知りませんでした。
原木しいたけ栽培が、絶え間ない力仕事によって成り立っていること。
「え、毎日こんな肉体労働してるの?」って本当にびっくりしたんです。
ということで、擬似体験してみましょう。まずは、原木の水漬け。
ウチのようなハウス栽培の場合、しいたけを発生させるために一昼夜、原木を水槽に沈めて水責めにします。それにびっくりした原木の中のしいたけ菌た
犬も歩けばおすそわけに当たる
厚真町を歩けばおすそわけに当たる
これ本当です
ただ、それが「見えない人」と「見える人」がいるんです
というのも、オフィスあっぷ・ろーどの「上ちゃん」こと
上道和恵さんがこんな記事を書いてくれたので
私もアンサーnoteしてみました
「田舎に引っ越して来ても、ただいるだけではご近所さんからのおすそわけはやってこない」
「人と人とのつながりを持った暮らしを自分で選びとっていくほかない」
馬とはたらく、西埜さんの原木
冬はカップくんが木を運ぶのに
最も適した季節なんだとか
雪が積もると木を引っぱりやすく
彼の負担が少ないから
カップくんは5歳の雄馬
ここ厚真町で林業を営む西埜将世さんの相棒だ
現代の日本では
木を伐って重機で搬出するという方法が一般的で
馬搬で林業を営むのは日本に数名しかいない
馬搬のメリットは、山が荒れないこと
通常、木を運ぶための重機を山に入れるために
山を削ってまず道をつくる
そ
株式会社たのしいの「たのしい」って?
小6の息子が国語の宿題で短歌をつくるという。それも「たのしみは」ではじまって「する時」で終わる短歌を。
「え?それってママの好きな独楽吟(どくらくぎん)じゃない?」と、思わず聞き返してしまった。
独楽吟とは、橘曙覧(たちばなあけみ)という江戸時代末期の歌人の連作和歌集で、いずれも「たのしみは…」で始まり「…する時」で締められている。
彼は貧乏だった。それもかなりの。その貧乏な日常生活のそここ
頭で考えずに、手を動かして感じたら見えてきたこと
今年はハスカップ狩りをやめてお客さんを入れなかったので、黙々と収穫する日々が続いた
ハスカップは皮がとても薄くて潰れやすい。少しでも力を入れるとツユが出てしまう
くるくるっとひねってひと粒ずつ実を外し、
体温であたたまらないうちにすぐに籠へ入れる。そんな作業をひたすら続ける
収穫期間が短い上に、実が完熟してから採り始めるので、少しでも採り遅れるとポロポロと地面に落ちてしまう。落ちてしまっては