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1.アラフィフでも転職できます。頑張りましょう。

 好きな時に書いており、転職活動優先でいるため、以前のように定期的に書かなくっております。
 前回から4日経過しているようですが、もっと経っている気がしておりました。

 動画を見ながら寝る毎日ですが、直前で見た動画関係がお勧めとして表示されるため、これ以上見たくない同様の動画が表示される事に、嫌気を感じるようにもなってます。

 その一つに、40代50代の転職が無理という事や、退職後の転職活動はやめるべきというものがありました。
 中には、最後の方で助けとなるお話が聞けた内容もあり、内心ホッとしているものもありましたが、人それぞれ内情がある為、無理一点張りにはうんざりしてます。

1.アラフィフでも転職は無理か?

 無理ではありません。
 但し、アラフィフに限らず、大手への転職は、日本では難易度は高いはずです。ですから、第二新卒だろうと30歳であろうと、難易度が高い企業への転職は、アラフィフでは、まず無理とお話は致します。
 しかしながら転職自体が無理かとなると、そんな事はありません。
 ただ、前職と同じような年収や職務内容を求めての転職は、難しいとは思います。

 ですので、それらを考慮しての転職ならば「可能」という事であり、全く無理というわけではないです。
 恐らく、この点を省いて動画で話をされている為、全てが無理と受け取ってしまいかねないのです。

2.退職してからの転職は無理か?

 これも無理ではありません。
 年齢ごと、職種ごとによる難易度はあるはずですが、無理ではありません。現に私自身、何度も無職を経て正社員で復帰してきております。

 但し、転がるように落ちかねません。
 実際に、下請け、更に下請けという形で転職せざるを得ませんでした。
 一度、大手からオファーを頂いた事がありますが、生活圏の確保でお断りした事があります。今思えば失敗でもありましたが、当時は、まずは自分の生活場所確保の為、少しでも通勤時間がかからない事や、引っ越ししない場所での勤務を探していた為、仕方がありませんでした。

 しかしながら、前職では、考え方を変え、業種も変えての無職からの復帰となり、長く勤務する事が出来ました。この間の無職期間は、1年以上です。
 ギリギリ若かったから雇ってもらえたのもあるでしょうが、探し方を変えたという事もあるのでしょう。死のうかどうしようかも考えてましたし、貯金も底をつきかけてましたが、急に決まりました。同じような探し方では、恐らく決まらなかったと思いますが、運的な面もあったのだと思います。

 さて、ここまでは、昔の話。
 でも、知っている一つの方法での活動ではなく、多方面からの選択で、逆転という事があるという事を知ってほしいのです。
 アラフィフで無職を経ての転職ですが、された方もいらしゃいます。

3.私の状況と周りのアラフィフの状況

 まず、私の状況ですが、アラフィフでも派遣という形で就業できました。考えあって契約を終了にさせて頂きましたが、社員化のお話も頂いておりました。
 「勿体ない」と思われるでしょうが、先を考えて、いる場所ではないなと感じた為です。
 また、やはりコロナの影響と前職での和気あいあいの雰囲気から、まだ抜け出せなかったのでしょう。社風的なものを比べてしまっており、忘れる事ができなかったのでしょう。つまり、気持ちの切り替えがまだできていなかったのだと思います。

 そして、無職を続行中です。当然に探しておりますが、一次・二次と正社員での面接は、幾つか突破しております。
 しかし、人事の方も在宅されている企業が多いようで、選考に時間がかなりかかっている企業、コロナ感染した企業、繁忙続きで日程の調整を何度も変えてくる企業と、かなり進みが悪い状態で、無職期間が長引いてしまってます。

 次に周りのアラフィフの方々ですが、前職で私が退職後、次々と退職者が増えだしているそうです。離職率が高い企業である為、毎月誰かが辞めてはおりましたが、昨年末から断続的に、若手からミドルやシニア含めて多く退職している事を知りました。
 シニアの方は、年金生活に入られたようです(ある意味、契約終了とも受け取れます)。
 若手のみならず、ミドルの方も転職をされております。ただ、無職期間は設けてないようです。私と違って営業職の方達の為、外出中に面接を受けていたようで、この点はうらやましいなと。

 また、同級生や知人でも、昨年今年に転職をされた方もおります。
 一人は、中堅外資から福祉へ。彼は以前から福祉に興味があったようで、念願叶ったようです。何度も院を受けるも落ち、早期退職勧告で退職せざるを得なくなり、専門学校に1年通った後、しかも近所で決まったとの事です。
 福祉自体は離職率も高く(前職でも多少取引あった為、その状況は耳に入りました)、転職しやすい業界と感じます。ただ、彼の場合、どこでもいいというわけではなく、また30分ほどの通勤という立地を考慮すれば、希望通りの無職後の転職成功者ではないでしょうか?。

 もう一人は、最初の会社の同期で、彼はその後外資を渡り歩いたようです。外資の為、転職回数は関係ないようです。二年勤めた後、在宅勤務のまま、つい先日転職したとの事です。
 彼の場合、同じ職務のようであり、外資という事もあるのでしょう。ある意味特殊な部類なのかもしれませんが、転職はその年齢でもできているのです。

 前職企業入社後、しばらくして、退職していったアラフィフの方も数名おられました。彼らは、無職を経て転職されたことを耳にしています。現在は、あと数年で定年かなという年齢です。
 しかし、正社員として転職できた方とそうでない方に違いは、はっきりでているようです。
 できなかった方は、転職経験がない事と、転職サイトや紹介会社の存在を(今時)知らない事です。
 彼らは一応管理職クラスでした(ただ、部付きという側面が高い管理職であり、これは会社の特性の為、他社では管理職として認められないと思われます)。
 長年一つの会社で、転勤も経験し、一つの職種で全うしてきているのに、正社員として、あるいはすぐに転職できなかった(今はどうか知りません)。
 むしろ、この方達のほうが、転職できるはずの社会構造ですが、できなかった理由は、やはり探し方、会社以外での付き合いの狭さがあったように思えます。
 自分もある意味その部類ではありますので、人の事は言えないのですが、ITを利用しての探し方すら知らない層でもあった事は、大きな差になっているのではないでしょうか?。確かに非IT企業であっただけに、そういう年齢層でもあったのだろうとうなづけます。

4.最後に

 このコロナの時期、やむなく退職に追い込まれた方も多いと思います。
 若手が多く転職もしており、年齢による募集差はあれど、全く転職できないわけではありません。
 しかし、どこかで妥協は必要だと思います。
 私はあまり妥協したくない事もあり、また選考期間が長引いている為、無職期間を増やす事にもなってしまってます。

 無理だ、やめておけという話にはうんざりしてます。
 なんとかお互い頑張りましょう。


情報提供や考え方、そしてこれまでの苦々しい経験での対価として、ありがたく頂戴致します。