SENSE 2023.06
はじめに
マンダリンオリエンタル東京の広東料理レストラン「SENSE」でランチをしました!
お気に入りの中華レストランです!!
勝手に評価!
総合評価:4.4 凄く良い!
料理・味:4.4
サービス:4.2
雰囲気:4.3
コスパ:3.9
実際に食べたもの
実は、食べられない食材が多い筆者。
シェフからお心遣いいただき、おまかせコースを組んでいただきました。
コース序盤(前菜〜メイン)
シェフが皆で取り分ける楽しさをレストランでも味わって欲しいとのことで、大皿での提供です。
唐辛子の山を避けて、天ぷらを取り出すのが楽しい!
そして、鱧はふわふわ、茄子はとろとろ。
衣は軽やか、かつ山椒の爽やかさと相まって食欲がそそられる。
尚、唐辛子は辛いので食べないようにしましょう(食いしん坊な筆者は一口頂いて、かなり涙目になりました笑)
本来は蟹が使われるのですが、白身のお魚に変更いただきました。
お出汁と生クリームを合わせてふわふわに仕上げた白身、口の中で解れるイラ(魚)と優しい旨味のある卵黄。
これらが絡み合うと何とも、奥行きある味わいになります。
美味しかったけれど、あまり印象に残らなかったかな。
驚き溢れる品々が続くので、このぐらいが丁度よいかも。
舌平目の採れる時期に頂ける、シェフのスペシャリテ!!
毎年6月香港で開催されるドラゴンボートレースと、マンダリンオリエンタル香港でかつて提供されていたシグネチャーメニューに思いを馳せて作ったのだとか。
このお話をお聞きした時点でときめく!!
ふわんふわんな舌平目と甘塩っぱいブラックビーンズソースがもう堪らない!!
カリカリな骨せんべいも残さず頂きます!!
これ、とんでもなかった!!
鴨の身はしっとりで皮目はパリパリ。
茄子は鴨の油で焼くことで、ジュワジュワかつ鴨の旨味を存分に感じます。
そして、何よりソースが美味しいの!
しっかりと甜麺醤の甘み、胡麻のコクを感じつつ、黒胡麻などの多様なスパイスや九条ネギのソースのアクセントで全くしつこくない。
皿を舐めたかった。
次の一品はテーブルサービス!
こういうパフォーマンスがあると、さらに美味しさと楽しさが増す。
目の前で見せていただきました。
グツグツと煮込まれた豚肉からは芳醇な甘い香りが…
豚バラ肉を薔薇(バラ)の香りの花巻を合わせるという…
思わず笑ってしまいそうな組み合わせですが、一口頂いてビックリ!
熟成された紹興酒のソースと甘い豚バラ肉から生まれる複雑な旨味。
それがココナッツと薔薇香る花巻とパズルがハマったように合うんだ!
これは確かに、どんなご飯よりも、どんな麺よりも、この花巻が一番マッチする。
コース終盤(ご飯〜デザート)
豆鼓のソースは濃ゆい甘さとスパイシーな香り。
スペアリブはデロデロに甘い。
それらを糯米が余すことなくキャッチして、至福のお味となります。
雪耳や雪蛤など様々な食感、様々なドライフルーツの味わい。
しっかりと甘いのだけど、何故かスルスルと食べられちゃう。
この度お祝いのメッセージプレートをご用意いただきました。
特にクルミの入ったケーキ(写真奥)が優しくてふわふわでお気に入り。
小菓子まで抜かりないんだよね!
SENSEはホテルダイニングでありながら、シェフの遊び心と拘りが溢れるお品が頂けるのが魅力的。
そして、何より味付けが好みなんだ!
コクと甘みと塩味の調和が取れていて、最後まで食欲が唆られます。
サービス
マンダリンオリエンタル東京のサービスは安定して良いと感じているのですが、特に嬉しかったことが。
前回の訪問が半年ほど前だったにも関わらず、スタッフさんがお顔を覚えてくださり、満席状態でお忙しい中度々お話掛けしてくださりました。
シグネチャーでも感じましたが、「あなたをしっかり見ていますよ」というお気持ちが感じられる。
とても嬉しかったです!
まとめ
味良し、サービス良し、雰囲気良しの非の打ち所がないレストランです。
あわよくば季節毎、いや毎週伺いたい…
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?