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映画は、自分の「想像」が届く距離を、遠くへ伸ばしてくれる。noteはじめました。

こんにちは、“映画おばけ” です。

普段は、企業様の広告コミュニケーションやプロモーションを企画するお仕事をさせて頂いてます。童顔のアラサー男子です。

これまで僕自身、アタマの中を「書きこむ場」「整理する場」としては、エバーノートを愛用してきました。ポツポツnoteやブログに書くこともあったのですが、中々習慣にならず。

今年はもう少し積極的かつ継続的に【発信】したいなぁと思い、note(再)スタートに至りました。

どなたの目に触れるとも分かりませんが、あまり気負わず、日々の備忘録として、ゆるく書き綴っていければと思います。宜しければ、お付き合いください。

エンタメに育てられた、映画おばけ

私自身の大体の人格が形成された思春期を振り返ると、映画や音楽、漫画やアニメ、ゲームといった様々な “娯楽” に育てられ感覚が強くあります。

30歳を過ぎて今なお、新旧に関わらず、エンタメやサブカルチャーに触れては中学生の「あの頃」のように、キャッキャとはしゃいでいるのが、映画おばけです。

実は今の仕事でも、映画や音楽、漫画やアニメといったエンタメ商材に関わることは多く、特に映画は、かれこれ10年近くに渡って、様々な作品を世に伝え広めていくことに携わってきました。

1度しかないこの人生、
色んな〈誰か〉の人生を、
疑似体験することがきる「映画」

登場人物・作り手・観客、
自分ではない〈誰か〉に想像力を巡らせ、
感性を養い、豊かにしてくれる「映画」
 

「映画」は公私で、長く数多く触れてきたこともあり、育ててもらった感覚を強く抱いてます。

そんな映画をはじめとするエンタメに、広告・プロモーションの企画といった〈私の専門領域〉から少しでも自分なりに恩返しができるよう、今も関わるお仕事をさせて頂いてます。


これからnoteで綴ろうと思うこと

唐突ですが、映画おばけは「エンターテイメントの力」を信じてます。

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エンタメは、時に人と人を繋いだり、仲間同士にしてくれたり、その力は偉大です。仕事で関わる身の上として、そのパワーに、何度も何度も驚かされてきました。

他方で、人を繋ぐことは、そんな「エンタメの力」のほんの一部であり、その力や言葉の意味する範囲はとても広く、また多面的で抽象的で、実際の所よくわかりません。

そういった「よくわからないこと」に、自分なりの納得解を見つけてくのが本noteの趣旨なのですが…

いまから、すこし面倒くさいことをし始めます。
(よろしければ、少しだけお付き合いください)

①エンターテイメントとは?

【名】もてなし、エンターテイメント
enter-「間の」
tain「つかんで離さない」
-ment「こと」
心をつかんで離さないこと

出典:Gogengo! 

なんだか抽象的でよくわからない、この言葉の語源について調べてみると、Gogengo!(語源索引サービス) によれば、entertainmentには「心を掴んで離さない」という本意があるようです。 

ではそのエンターテイメントの本意、
「心を掴んで離さない」とは
どんな状態を指すのでしょうか。

②心を掴んで離さないとは?

いちいち面倒くさい問答かもしれませんが、僕はこうした「よくわからないもの」の正体を探ったり、輪郭を捉えたいと思ったときに、わざと大げさな問い直しをすることを大切にしています。

以下、僕の感覚で話を進めていきますが…

心を「掴む」「離さない」という語感からは、何かしらの力学(エネルギーめいたもの)の存在や働きを感じます。

だとしたら、心を掴んで離さない、このエネルギーの正体は一体なんなんでしょうか…。さらに僕の勝手な推論で話を進めていきますが。

この“心を掴んで離さない"という力学的状態は、
心=感情に働いているものです。

つまりは、

喜びだったり、
悲しみだったり、
怒りだったり、

様々な感情の起伏によって生じるエネルギーが、心を掴んだり、離さなかったりする力学を発生させていると言えます。

なんとなくですが、ここまでの整理で、
エンターテイメントという事象の解像度が
少しだけ上がったような気がします。

もうそろそろ終わりにしますので、
最後までお付き合いください。

様々な感情の起伏が、エネルギーを発生させてる状態…これをもっと端的に言い表せないか

この「エンターテイメント」=「様々な感情の起伏がエネルギーを発生させてる状態」という、少しまどろっこしい説明をもっと端的に言い表せないか…

代わる言葉として、ここは僕の直感(純粋想起)で、以下を当てはめて見たいと思います。

④「エンターテイメント」=「面白い」と感じている状態

おもしろ‐い【面白い】《形》

1 興味をそそられ心が引かれるさま。興味深い。

2 つい笑いたくなるさま。こっけいだ。

3 心が晴れ晴れするさま。快く楽しい。

4 一風変わっている。

5 思ったとおりである。好ましい。

6 風流だ。趣が深い。

出典:goo辞書

念のため、この言い換えが妥当かどうか、「面白い」という言葉を辞書で索引してみましたが「エンターテイメント」=「面白いと感じている状態」という説明は、穏当そうな感じがします。

また辞書は「面白い」が、様々なバリエーションがあることを教えてくれました。この辺りも最終的に整理すると。

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〜と、私なりにですが、
ぼんやり整理することができます。 

長らく本当に、すみませんでした。
お付き合い頂き、ありがとうございます。

繰り返しになりますが、このnoteの趣旨は、私が今まで誰にも見られないエバーノートや頭の中でやっていたような「言葉の整理」や「抽象的な事柄の推定」をオープンな場所でやってみて。

あわよくば同意やツッコミ、アドバイスを頂こう…というのが魂胆となります。

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映画おばけは「エンターテイメント」=「面白い」の力を信じてます。

 本当に最後となりますが、映画おばけは「エンターテイメントの力」を信じてます。

なぜなら、僕が本職とするコミュニケーション・プロモーションを企画する仕事においても、相手に届く(到達する)言葉やメッセージは、得てして「真っ当なこと」でなく。

その相手にとって「面白いこと」だったりするからです。

とかく真っ当なだけの言葉やメッセージは、
悲しいかな、力なく、誰にも届きません。

私は、この「面白い」というエンターテイメントの根源にあるパワー、エネルギーの大切さを、仕事の様々な失敗も経て痛感しています。

歩きタバコもいじめも、
パワハラもセクハラもモラハラも、
世間を騒がせる大麻や不倫も、

している人に「それはいけないことです」と、
真っ当にメッセージを伝えても

「そんな楽しくも面白いくもない正論を言われても
、ねぇ…」と響かず、心の内側でそっぽを向かれてしまいます。

良くないとわかっていても、その人が「面白い」という強力な感情・エネルギー・パワーに支配されていたり、「正論なんて別に面白くない」と思われてしまえば、人は良くない(とされる)ことも、中々やめられないものです。

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「気候変動のような大きな問題は楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」

小泉進次郎環境大臣の一挙手一投足は、いまいちセクシーではありませんし個人的に好感は持てませんが、この発言だけは、本質を付いています。

世の中をよくしたいと思うなら、いいと思う方向のコミュニケーションで、問題解決を「面白く」させないと、大勢の人は巻き込めません。

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世界で溝を深める〈格差〉〈人種〉〈分断〉を巡る社会問題も「映画」という社会派エンターテイメントとして、面白くパッケージして伝えることで、ようやく私たちはその警鐘に気づき、問題と向き合おう、向き合わなければ…と、マインドチェンジが少しずつ、始まりまるんだと思います。

人は「正しいことや真っ当なこと」で繋がり、
価値観を共有しようにも、
その範囲に限界があり。

一方「楽しさ、面白さ」の方が、
共有・共感範囲が広いのだと、
私は信じています。

映画おばけのこのnoteでは、
主に日々の備忘録・雑記的なものから、
触れたエンタメを単に紹介したり。

たまに、それがどんな風に「面白い」のか。

特定の社会問題を解決するメッセージやコミュニケーションとしてどう優れているのか。どんなパワーやエネルギーを宿しているのか。その「面白い」は科学(再現性を担保)できないのか。

私の専門領域である、コミュニケーションやプロモーションのノウハウや体系を整理をしながら、そこに「エンタメの力」「面白いの力」を、どうにか借りてこれないかを考え、アタマの中を「書きこむ場」「整理する場」として、無理なく、ゆるゆる続けていければと思います。

きっと乱文散文になりますが、
生暖かく見守って頂ければ、幸いです。


画像引用
原作/冨樫義博「幽☆遊☆白書」(集英社「ジャンプコミックス」刊)
©Yoshihiro Togashi 1990年−1994年
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(C)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved”“TM & (C) DC Comics”
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(C)2018『万引き家族』 製作委員会


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