独学で英語ペラペラになった学習法
「英語を話せるようになりたい」「でも留学しないと話せるようにならないんでしょ?」
このような思いを抱く方は少なくないのではないでしょうか。
私もその内の1人でした。なんとなく「話せるようになりたいな〜」と思っていましたが、最初は「どーせ無理だ」と思ってまともに勉強していませんでした。
ではどのようにして英語力を上げることができたのか。そこを今から一緒に深掘りしていきましょう!!!
●私の現在の英語力
私は今大学2年生で資格で言えばTOEIC950点を保持しており、たくさん話す練習をしたおかげでCEFR C1レベルの英語力も持っています。
文面だけでは僕がどれくらい話せるのか分からないと思うので、僕が1人で英語を話している動画をご覧ください。
また英語のフレーズを紹介するインスタのアカウントを開設したのでぜひフォローもお願いします。どれも頻繁に使われるフレーズばかりをチョイスしています。インスタアカウントにこの動画を載せています。
●話す練習をしないといつまで経っても話せるようにはならない
確かに留学なしの独学のみでも英語を話せるようになることは可能です。
ただそれは十分な話す練習の確保をすることで可能となります。
いくら知識を覚えたとしてもそれを自然に話せるようにならにと宝の持ち腐れです。
インプットをしたらアウトプットも必ず行ってください。
アウトプットの学習法は後ほど紹介します。
●本格的に勉強をするようになった時期
私は高校時代から英語は得意教科で模試などではいつも英語が得点源となっていました。なので大学に入学した時に「せっかくだし話せるくらいまで勉強しよう!」と思い勉強するようになりました。ただこの頃はペーパーの試験での英語が得意であったというだけで話せるというわけではないです。
●TOEICの学習が今の英語力の基盤になっている
先ほども述べた通り話せるようになろうと思っても何をすれば良いか分からず全く手をつけれていませんでした。
そこで「TOEICなら英語の勉強にもなるし就活でも使えそうだしやってみよう」という軽い気持ちでTOEICの学習を行うようになりました。
TOEICの勉強を本格的に始めたのが大学1年生のほんとに最後の方でした。
最初は自分で模試を解いてみた時のスコアが500点代で驚いたことは今でも覚えています。
高校時代、センター試験の点数が183点だったので「700点くらいはいくだろう」と考えていました。
そこから必死に勉強し、初めて受験した時に875点、その翌月に950点を取得しました。
そこから「自分でもやればできる」と思えるようになり、さらに英語が好きになりました。
この発見が私の話せるようになった第1歩となります。
なので約2年程で今のレベルまで話せるようになりました。
またTOEICを通して自分の英語力が格段に上がっていることに気がつきました。
たくさんの基礎文法問題を解いたり、シャドーイングを何回もした成果が出ていました。
これはスピーキングの向上に必須となってくるものです。
話す際には一瞬で正しい文法を使いこなせなければならないですし、何を話しているのかが聞こえなければ会話ができません。
TOEICでそれらが全て解決するわけではないですが、基礎となる部分が身につくということを身に染みてて感じました。
なので勉強の第一歩で何をすれば良いか分からないという方はTOEICの勉強をすることをオススメします。そこで出てきた単語や文法などを自分の口で話してアウトプットをすればもっと効果的です。
TOEICの勉強方法については以前まとめているのでそちらもご覧ください。
●私が行っている英語学習方法
○単語・フレーズをメモしてアウトプットする
英語を勉強している以上、知らない単語に必ず遭遇すると思います。
それらの単語は必ずメモして自分で使えるようになるまで反復練習をしましょう。一度見ただけでは絶対に覚えられません。
これを繰り返すことで話す際に自然とメモした表現が頭に思い浮かびます。
・発音・アクセントをしっかり把握しながら覚える
発音・アクセントはよく軽視されがちですが、本当に大事な項目です。
これらが間違っていれば英語話者は何を言っているのか理解してくれません。
また、リスニングの際も間違ったまま覚えてしまうことになるので、放っておくと一生聞こえるようになりません。
単語・フレーズを覚える際は必ず正しい発音・アクセントで話せるように意識して取り組みましょう。
なので発音記号もチェックしながら勉強するようにしてください。単語帳で勉強する際は発音記号が掲載されている単語帳を使用した方が勉強効率が良いです。
発音記号が全く分からないという方はまずは発音記号を学習するようにしてください。
「めんどくさい」と思う方もいるかもしれませんが、分からないと必ず躓きますし、1通り覚えるのにそこまで時間はかかりません。
・頻出フレーズばかりが載っている神単語帳
ここで私が今でも使っているフレーズインプット用の神単語帳を紹介します。
これを使ってから劇的に英語力は伸びましたし、洋画などを見ている時も本当によく出てきます。
その単語帳の名前は「Distinction」です。
これは有名な英語系YouTuber ATSU さんにより作られた単語帳で、現在IIIまであります。
英語学習者なら知っている人が多いのではないでしょうか。
この単語帳は、ATSUさんが実際にオーストラリアに住んでいた際にネイティブが使っているフレーズをその都度メモし、その中でも特によく使われているフレーズを集めて作られたものです。
なのでDistinctionに載っているフレーズや単語全てが頻出です。
これを使ってインプットとアウトプットを繰り返すことで効率的にスピーキングの学習が可能です。
また、ほとんどの日本人が知らないフレーズばかりなので差を広げられますし、自然に使えるようになれば英語ができる人だという印象を与えることができます。
また、アプリバージョンもあるので単語帳を買いさえすればいつでもどこでも学習することが可能です。
単語帳Atsueigo公式オンラインストアから購入することができます。
○洋画を観る
単語帳以外に私が日々使っている学習教材として「洋画」があります。
洋画ではリスニング力が鍛えられるのはもちろん、実際にネイティブによって英語が使われているので、それらをメモしてアウトプットをすればスピーキング力も格段に上がります。
私は「フレンズ」を毎日今でも欠かさずに観ており、すでに10周はしたと思います。
「フレンズ」はシットコムと呼ばれるもので、現在Netflixで全話観ることができます。
月約1000円程掛かってしまいますが、その分得るものがとても多いので迷っているなら一度試してみてください。
洋画での学習方法についても以前に紹介しているので「やり方がいまいち分からない」という方はそちらもご覧ください。
○独り言
インプット用に行っているのは主に単語帳と洋画ですが、アウトプットでは何を行っているか。
それは独り言です。題材はなんでも良いのでまずは話す習慣をつけないと話せるようになりません。
初めは拙い英語になってしまうかもしれません。私も初めはそうでした。
しかし初めは誰でもそうです。気にせずにどんどん話しましょう。
また日本人は完璧を求めるあまり一向に英語が向上しない傾向にあります。
英語でコミュニケーションを取れれればそれで十分なのですから、完璧なんて求める必要はありません。
また、完璧な英語じゃないと馬鹿にされるなんてことは絶対にありません。
考えてみてください。外国の方が私達に頑張って日本語で話しかけてきても誰も馬鹿にしないですよね?
むしろ私は一生懸命話しかけてきてくれて嬉しいという感情を抱きます。
人間は思いやりを持った生き物なのでミスを気にせずどんどん話していきましょう。
失敗から得るものがとても多いです。
話す⇨失敗する⇨復習する⇨話すの繰り返しを毎日行ってください。そうすれば一気にではないですが、だんだん話せるようになってきます。
・話すトピックの見つけ方
「独り言が重要なのは分かったけど、話す内容が全然思い浮かばない」という方は結構いるのではないでしょうか。私もそういう経験は今でもあります。
なのでそういう時は資格試験の教材を使って話す練習をしています。
今私が使っているのはIELTSです。
スピーキングのトピックが豊富にあり、スピーキング用の教材もあるので内容に困ることはありません。
海外留学に使われる試験でもあるので、留学を考えている人にとっては一石二鳥です。
・オンライン英会話も超有効!!
独り言の他にもオンライン英会話があります。
実際に海外の方と英語で話すことができるので効率的に学習をすることができます。
私はNativeCampとCamblyをこれまで使用してきました。
NativeCampの方が数多くの教材があるので、初めはNativeCampを使い、話せるようになってきたと感じたらCamblyを使うという流れがオススメです。
もちろんどちらか一方だけを使うというのもアリです!!
●さいごに
何回も話していますが、完璧を求める必要はありません。そのせいで挫折し、続かなかったら意味がありません。
あくまでも英語は「海外の方とコミュニケーションを取るため」だということを覚えておいてください。
また、必ず10分でも良いので毎日続けてください。使わなければどんどん衰えていきますし、いつまで経っても習慣化しません。
今回紹介した学習方法を続けていけば必ず話せるようになります。
一緒に頑張っていきましょう!!!
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