読書記録「リバース」

今日の1冊です。

五十嵐貴久さんの「リバース」をご紹介します。

こちらは、あの「リカ」に登場するリカが誕生するまでのお話が描かれています。

医師の父と、美しい母、そして双子の梨花と結花。

彼ら雨宮家が暮らす家で働くことになった家政婦の幸子の目線で語られる物語となっていて、少し変わった読み心地を味わうことができます。

・読後の感想

あの「リカ」が誕生するまでの物語です。

家政婦として働くことになった一人の女性目線でストーリーが進んでいきます。

このようなストーリーの進め方はあまり読んだことがなかったので、新鮮な気持ちで読むことができました。

前作、全前作の2冊とは少し読み心地も違うので同じ作家さんというのが不思議な感覚だったのですが、とても読みやすかったです。

雨宮家の家族たちは、一風どこにでもいる中の良い家族に見えました…

ところが何故か、家族たちに関わる人達の間で次々と負の連鎖が起こります…。

この連鎖には、雨宮家の人間が関わっているのか!?

ラストには驚きの真実が待っていました!

そして、あの「リカ」誕生の秘密が明かされるのです…。

・おすすめしたい人

「リカ」シリーズを読んできた人(こちらの作品から読んでも問題はないと思いますが、最初から読んだほうがより楽しめるかと思います。最終的に、全巻揃えて時系列順に読んでみるのも面白いかと思います)

最後にアッと驚く体験をしたい人




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