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漫画感想BAN 第七回「考察疲れについて考えた結果・・・」

はじめに

 今週も宜しくお願いします。今回は愛少な目で申し訳無いっす。


第一章 週刊少年ジャンプ

第一節 アオのハコ


 家族には言えないのが、最終的にどんな意味合いになるのかが、凄く期待大な反面、そうはならんやろという複雑な気持ちでいっぱいです。
 これが2人にとって、大きな枷にならんことを祈るばかり。
 あかりちゃんに対しての雛の言葉は愛に溢れていましたね。これはもう、良い先輩ですね。
 こういう時ばかり、フラれることも悪いことじゃないんだねと常々考える次第です。
 誰もが恋と決め付けてしまう感情と向き合いながらも、他人の意見ではなく、自分の中で答えが出るまで考えてみると言うのは、高校生で答え出すの難し過ぎるんよ。
 大喜が好きだった彼女だからこそ、雛の成長ぶりが気持ちいいです。彼女の優しさに気付く柊仁君といい感じになるなんて、調子がいいかしら?
 いよいよ、インターハイ。果たして、大喜は本気の遊佐君と戦う日が来るかしら?

アオのハコ最新刊は好評発売中。
初めて読んだ時から、これは売れると信じて、読み進めた本作。
簡単にまとめると千夏先輩、マジしんどい。
巻末の三浦先生のコメントが突き刺さった。

第二節 SAKAМОTО DAYS

 篁の爺さんの力を手に入れた有月。とりあえず、戦いは新たなフェーズへ。
 最早、有月を止められる奴はいねぇのか?人格をコピーするって、何?
 無料試し読みを読める範囲で読んだのですが、面白いですね。少しずつですが、話しの輪郭が見えて来た気がしました。
 新キャラ沖さんがどのように立ち回るのか、期待です。
 とあるコメントにて、最近の漫画は考察疲れが凄いと聞きました。なるほど、考察する為の伏線ばかりで純粋に漫画というコンテンツを楽しめないと。
 その点、本作はそういうのが無く、純粋に漫画として楽しめると言うのは、言えてると思います。考察は面白いけど、とどのつまり、個人の感想、主観でしかないからね。

第三節 僕のヒーローアカデミア

 かっちゃん、許してやれよ。これ位、追い詰めないと彼の罪の意識は消えないんだろうけどね。堀越先生、エグい。
 本当に一度死んだりして、エンデヴァーと同じような苦しみを味わったかっちゃん。これから、彼がどのような道程を歩むのか、期待ですね。
 そして、デクは力をほぼ消失。しかし、物語はまだ続くと言う。これって、マジでどういう意味なのか?エピローグの意味を早く知りたいもんですね。

第四節 願いのアストロ

 最初は感情が薄かったと思われたクランが感情剥き出しにするの凄く好き。
 物語もコンパクトでこれがどんどん広がって、次第にこの世界を変えて行くような物語になってくれると嬉しいな。
 お別れの場面、サンジがバラティエを離れる所思い出した。

第二章 週刊ヤングジャンプ

第一節 【推しの子】

 有馬かなのプロポーズ大作戦始まって草。
 学校に逃げ込むの良いね。それにしたって、コスプレデートって、徳が高くないか?
 時折思うのは、有馬かなは一体何度推しの子ってワードを多用してんのか。こいつ、もしかして、主人公では?

第二節 シャドーハウス

 終わった、完全に終わった・・・。クリストファーのオセロを白から黒にするの気持ち良すぎだろ。
 バーバラの思いを完全に利用されてて辛い。

第三章 その他

第一節 僕の心のヤバいやつ

 色んなことあったけど、ばやしこが京ちゃんと杏奈ちゃんの交際に気付いているのが、衝撃でしたね。
 気付かない方がおかしいと言う説もあるんですけど、それはそれ。
 今までにない表情を浮かべるばやしこの心境や如何に?
 漫画に於いて、誰も傷つけないって、本当に難しい。何処かは角が立ち、ヘイトが生まれ、何処かを修正しても、穴は出来てしまい、キリがない。
 今回はカンナが多様な価値観を理解すると言う意味合いでは救いになったのかもしれません。まだ、燻ってると言ったら、嘘になるし、油断は出来なくても、これ以上の傷口を広げるようなキャラではないと信じたい。
 それにしても、ざーさんの金魚すくいは完全に営業妨害なんで、やめようね。漫画だから、いいんだけども。
 ナンパイって、どう足掻いても、扱い悪いよね。前科が多すぎて。

第二節 盤上のオリオン

 新川先生の独特なキャラ像大好きです。新キャラ追加で魅力がこれからもっともっと、広がりますように?
 
もう少し、将棋のルールとキャラ名を理解しないとダメじゃ。ワシ様。

最終章 まとめ

 今回は短めで申し訳ございません。ONEPIECEについて、深堀したいので、改めて投稿すると言う意味と今週読んで、心動かされた作品が少なかったのが、現状ですかね。
 この記事に挙げるのは、気持ちが動いた作品のみとしています。リビドーを感じ取ったと言うことでしょうか?
 
 凄い疑問なんですけど、どうして、考察作品って、こんなに増えたんだろうか?それが創作物に於いて、一番面白いからだろうけども。
 SNSの発達により、簡単に発信する手段を得て、様々な意見が出て来るようになり、考えに寄り添いやすい土壌が出来たことが大きいのかもしれません。
 しかし、その分、色んな考えでモノ造らないといけない苦しさはありますよね。昔なら許されたいい加減な設定でも、今では炎上し兼ねないリスクを孕んでいると思うと生きづらいですね。
 伏線を仕込んであるのは、とても楽しいですし、僕も何度も読み込んでしまいます。
 本当にそういう意図で書かないといけない制約は無いんですけど、そうでもしないと読んでくれないジレンマが今の創作物全体の問題なのかもしれません。
 いい加減、とっちらかっても、楽しい作品みたいなのに出会いたいもんですけどね。本当に創作物を作るクリエーターさんに敬意を表して。

 最後にフォロー、スキ、コメントお待ちしております。
 それでは。

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