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ソードアート・オンラインプログレッシブ八巻感想まとめ

 https://dengekibunko.jp/product/sao/322102000017.html

 僕のバイブルの一冊であるSAO。そんなSAOのプログレの感想を勿論、ネタバレありきで、語りたいです。考察や素直に思ったことを真摯に書いていきたいですね。


 あらすじ

 茅場晶彦が作りだした最新VRММOソードアート・オンラインは、数多くの人々を引き込み、多くのプレイヤーを惹きこみました。しかし、実際は茅場が作りだしたデスゲームであり、10000人にもの人質を取り、全100層クリアするまで、解放されることのない途方もない闘いの始まりでした。                そんな皆を救う為に奔走するキリトとアスナを主軸に一層ずつ描かれ、冒険やバトル、そして、この世界の美しさが描かれています。

 そんな7層に辿り着いたキリトとアスナの2人はカジノが舞台のウォルプータに訪れる。その街では、ナクトーイ家とコルロイ家という2つの家がカジノを仕切り、日々、色んな人々を翻弄し、多くの人々を狂わせていました。  

 そんな中、情報屋のアルゴからのクエストとして、この街を仕切るナクトーイ家のニルーニルと共に、コルロイ家の不正を明らかにすることに。   しかし、一癖も二癖もあるコルロイ家は攻略組のプレイヤー達を欺き、金を巻き上げては、苦しめる謀略を仕向けるような狡猾な彼らの罠を仕向けてくるのです。                                            

 そんなキリトとアスナはクエストクリアの為、コルロイ家の不正を暴く為にエルフの森に移動するのですが、別に行っているエルフクエストでキーアイテムを失った罪で罪人となってしまい、城に捕まってしまいます。               その中で共にクエストを共にしていたキズメルも拘束されており、一時は窮地かと思われてましたが、何とか、脱出することに。                        無事、不正を暴く為の品を手に入れた2人でしたが、その結果として、キズメルも同行することに。                           何とか、不正を暴く準備も出来たのですが、キリトはどうしても、違和感を拭えず、グランドカジノの最奥部、地下に潜入するのですが。

 此処までが、7巻のまとめです。そんな7巻は下記のリンクをクリックしてみてくださいね。

https://dengekibunko.jp/product/sao/322011000002.html

 さて、此処からが、8巻のお話なのですが、前回のお話に引き続き、7層攻略というより、カジノに纏わる陰謀を明かす物語として、進んでいくのですが、そんな今回をなるべく、分けて、紹介していきたいと思います。

 ストーム・リカリオン

 そもそものカジノの不正とは、コルロイ家は本来なら、ラスティー・リカリオンと称して、ストーム・リカリオンで闘っており、実力が上のモンスターで勝負してはという不正を働いており、その不正を暴く為に、キリト達はエルフの森に侵入することになりました。その理由としてエルフの森にしか生えてない木の実でないとその不正を暴けないからでした。

 そんな難題を何とか、キズメルを共に逃亡し、木の実も手に入れたキリト達。その準備の為、アスナさん達はお風呂に入ることに。この場面のアスナさんの背中の美しさが天元突破してました。まぁ、アスナさんはどのパーツを取っても、美しいのですが、背中はマジでゾクゾクしますわ。キズメルもそんな彼女の背中にタッチしたりとグヘへへへと盛り上がりが最高潮にフルスロットルしちゃいますぅぅぅぅぅ。百合と入浴シーンというね。ありがとうございます。

 そんな入浴を後目にキリトは、立ち入り禁止の厩舎に潜入し、何とか潜り込むことに成功したかに見えました。しかし、ストーム・リカリオン(これからは略してS・リカリオン)の調教場面を目撃したキリト。彼らの会話から、命が僅かで、もう少しの命と完全に利用するだけ利用して、命を蔑ろにするような態度にキリトの堪忍袋の緒が切れて、麻袋を被り、調教師を軽く打ちのめし、S・リカリオンを強奪、その後、逃亡に成功します。

 その後、何とか、コルロイ家の人間を振り切り、森に逃げ込んだキリトとS・リカリオン。しかし、衰弱しきり、回復の兆しも見えず、死にかけのS・リカリオンに何のために此処まで来たのかと悔しむキリト。そんな中、事前にメッセージを飛ばして現れたアルゴとニルーニルのメイドであるキオ。

 そんなキリトにキオはエルフの森で手に入れたナーソスの実で作った薬を使い、何とか、Sリカリオンは回復します。そんなSリカリオンは助けたキリトを睨み付け、襲い掛かると思ったのですが、彼の強い何かを感じ取り、逃げて行きました。これって、まさか、心意では?

 キリトはアルゴとキオの助力を得て、何とか、カジノに戻ることに成功しますが、この件面白いし、キリトの天然がまた面白いので、読んでほしい。

 この回で思うのは、キリトの優しさと彼の在り方はこの頃から、変わらないんだなと思いました。まぁ、とんでもないミスを犯したりするのは、初期らしいといいますか、こういう不完全さがまたいいですよね。

 この後、ニルーニルの下に戻り、この後、査察をすることとなったのですが、その中での会話でお化けの話にビビるアスナさんがまた面白い。

 美味しそうなご飯を食べたりとSAO本編で見られないゆったり感が好きだし、文章で美味しそうなことが伝わったりとこの空気感が好きなんだよなぁ。

 その会話の中で印象的なのは、キズメルも秘鍵を奪われ、キリトの秘策に一抹の不安を抱えながらも、アスナさんが彼女を元気付けます。

「大丈夫だよキズメル、わたしの予感は当たるの。わたしたち、絶対に秘鍵を取り戻すわ。」

 アスナさんらしい言葉ですよね。ここまで、観ていて思うこの2人の関係性は相棒というより、姉妹のような関係性が実にいいです。最初はキズメルが姉と言った関係だったのに、逆転しているのかな?そんなことは無いと思いますが。こうやって、互いと互いを支え合っている姿が百合を強く感じます。こういうの観てるとユウキとの関係性を思い出すのは、僕だけでしょうか。

査察

 キリトの介入より、ニルーニルの計画は頓挫することに。その代わりに敵地の査察として、再び、厩舎に入ることになります。その中で不正の証拠を見つけ出し、コルロイ家を処断する為に動くキリト、キオ、ニルーニル含む数名で厩舎に。アスナさんとキズメルはニルーニルの部屋の監視に残ります。

 厩舎に到着したニルーニル一行はコルロイ家の当主であるバーダンからの手厚い歓迎を受け、査察を始めます。

 色んな所を探すキリト達ですが、一向に見つからず。そんな中、隠し部屋を見つけ、その部屋に向かったニルーニル。しかし、その部屋に突如として、現れた蛇により、彼女の体は毒に蝕まれることになります。蛇は撃退出来たものの、ニルーニルは重傷を負ってしまいます。その中で、バーダンが薄ら笑みを浮かべながら、その様子を目視します。

 そこで明らかとなった事実。それはニルーニルが吸血鬼であること。

  怒涛の展開が続きますが、ゲームのNPCとは思えない程の狡猾さですよね。こんな感じの血生臭い殺し合いでいくつもの策を弄するバーダンは素直に恐ろしいです。考えてみるとアンダーワールドにいた純正のAIとは違いますが、彼らも自分で考え、自分で行動しているのだから、これが近未来とワクワクと不安が籠っていて、とっても楽しいです。

 此処まで、徹底的にニルーニルの命を狙うバーダンの狡猾さが余計に恐ろしい。もしも、こんなヤツありきのゲームがあったら、絶対にやりたくないですわ。

 ソード・オブ・ウォルプータ

 ニルーニルはドミナス・ノクテ夜の主と呼ばれる吸血鬼の一種で噛んできた毒蛇・アージェント・サーペント。吸血鬼にだけ効く毒を有しており、正にニルーニルを殺す為だけに準備しており、通常のアイテムでは治すことが出来ない罠でバーダンが本気で殺しにかかっていることが伺えます。

 その唯一の解毒方法はこの7層にいるボス・アギエラ・ジ・イグニアス・ウィルムの血をニルーニルに輸血することでした。此処で忘れそうになるけど、ボス攻略に話が戻るのね。

 その為には、グランドカジノにある剣・ソード・オブ・ウォルプータを手に入れて、勝利することが条件となり、何としてでも、キリト達はカジノに勝たなくてはならないことになりました。それと同時にバーダンの裏には、キズメルを貶めたフォールンエルフも携わっており、彼らとの連絡手段を確保して、キリト達のこの後の計画の為にも、バーダンをおびき寄せる策が必要となりました。

 キリトとアスナさんの2人はソード・オブ・ウォルプータを手に入れる為、カジノに乗り込み、一番儲けることが出来る闘技場に乗り込むことに。その闘技場では、DKBとALSの面々がコルロイ家にぼったくられまくり、攻略どころではありませんでした。何としてでも、この二ギルドを動かさなければ、勝利はあり得ない。ギルドを動かす為、剣を手に入れるという一挙両得の作戦を打ち出すことに。

 アルゴとキズメルはバーダンの寝室に潜入し、フォールンエルフとのアイテム奪取に動き出します。キオはニルーニルの容態と警護の為に部屋で待機することに。全てはゲーム攻略の為とはいえ、キズメルの為、NPCとはいえ、この世界で息づく命を救う為、キリト達は一手打ち出すことに。

 僕的に今回の一番の見所と言えば、キリトとアスナさんの美しすぎるスーツとドレスで闘技場に臨む姿ですかね。これがもう、神絵と言いますか、abec先生の本気がスゴイです。キリトは背伸びしていますが、アスナさんはまだ中学生ですよね?色気が半端ない位に美しいです。アスナさんは何でも似合いますが、今回はこれまでの次元を超える気合の入り方なので、凄まじいの何の。その中でも、くっつこうとしたり、小突いたりと相変わらずのいちゃいちゃにキュンキュンがもう、止まりません。

 今回のモンスター闘技場は五回戦勝負で、掛け値が勝つに連れて、倍率が上がる仕様となっています。コルロイ家とナクトーイ家の所有するモンスター達が勝負を行うのです。それまで、DKBとALSの二組をぼったくる方法として、試合開始前に虎の巻が配られており、その通りにすれば勝てるというもの。しかし、実際は四戦は勝てるのですが、最後はその虎の巻通りにはならないという仕組みになっております。因みにこの二組が賭けている情報はアスナさんがリーテンから聴いています。コミュ力あってこそのこれ。

 それまでも、何度もぼったくられながらも、ソード・オブ・ウォルプータを手に入れる為にこの二チームは果敢に賭けまくるのでした。それを見たキリトとアスナさんはその虎の巻とは逆に勝つことが出来たら、有利に運ぶことが出来るという思いから、複雑な心境で2人は最後の試合はコルロイ家側に賭けることに。これも勝つ為とはいえ、しんどい。そんな2人の前にバーダンが現れたので、計画は順調に進んでいることを示していますね。それ以上にバーダンはほんまに悪いヤツな顔なのでので、原作を要チェックで。

 そして、始まった最終試合の相手の名前はナクトーイ家側のタイニー・グリプトドン、コルロイ家側のヴェルディアン・ビッグホーンの二体になっており、最初は接戦になっていましたが、どうも、二体の様子がおかしくなっていきました。最初はアスナさんが、会場内の光に反応したのですが、些細なきっかけで、そこまで気には留めなかったのですが、キリトはこの様子を見て、何かあると思い、その虎の巻の規約を読んで見ると引き分けはお金が没収されるという最悪の事態になることが判明します。つまり、この二体のダメージ量を意図的に操作して、引き分けを意図的に仕掛けるという最悪なイカサマを仕組んでいたのです。これはズルいというか、怖い。

 このままだと、キリト達も全員、金を奪われるという結末になるので、それを回避する為には、この仕掛けを解除しなければなりません。キリトはそのカラクリを理解しており、会場に設置されているライトにモンスターを弱らせるバフがかかっていたのでした。それを解除する為に2人はアイコンタクトだけで、シャンパングラスではなく、真鍮ペンで2人同時にその光源めがけて、そのライトを破壊に成功します。一発勝負を決める2人のコンビとしての相性の良さが際立つ場面でした控えめに言って、好き。そして、キバオウの咆哮が響くまま、キリト達は勝利を収め、賞金をゲット、ソード・オブ・ウォルプータを手に入れるに成功します。

アギエラ・ジ・イグニアス・ウィルム

 何とか、ソード・オブ・ウォルプータを手に入れたキリトでしたが、ALSとDKBの二隊を動かす為にこの剣と別の層で手に入れたギルドフラッグを餌に、頑張った方に買い取ることを告げ、焚きつけることに成功します。

 2人の奮闘もあってか、キズメルとアルゴの2人も、何とか、潜入に成功し、フォールン・エルフとバーダンが繋がっていた証として、特殊な加工の地図スキーアの地図を手に入れることに成功。全ての準備は整い、キリト一行は7層攻略、キズメルの秘鍵奪取の為、一路、ボスのいる迷宮タワーに駒を進めました。

 フォールン・エルフを見つけ出す為に、キリト一行は迷宮タワー前の蟻通しの峡谷に到着し、念願のフォールン・エルフを発見し、彼らの後を追うことに。しかし、奴らのアジトを発見することは出来ず、そのまま、迷宮区に突入することとなり、その中での安全地帯でキャンプをすることに。

 その過程で最近、出番が無かったエギルを含むアニキ軍団と合流したり、キリトの発破が聴いたのか、DKBもALSも動くこととなり、いよいよ、ボス攻略戦が始まろうとしていました。

 キリトのスーパーアドバイザーとして、ボス攻略を先導し、DKBのリーダーであるリンドがサポートする盤面で、火ぶたは切って落とされました。アルゴの持っていたスノーツリーの蕾を使いながら、襲ってくる炎ブレスを何とか、交わしつつ、序盤は何とか、乗り切ったギルメンの面々。威圧攻撃はレベル20以下のプレイヤーの場合、スタンしてしまうので、そんな面々をサポートしながらも、何とか、助け合う姿はゲームをしてんなぁと思いつつ。

 しかし、ゲージが一本になった途端、アギエラが空を飛び、火球を吐き、大爆発を起こし、全員に大ダメージを与えます。その中には、負傷したニルーニルが居て、キリト一行はそんな彼女を守りながらも、即死は耐え、ギリギリ乗り切ることが出来ましたが、全員、ボロボロになってしまいます。

 そんな中で、毒に犯されたニルーニルは起き上がり、キリトの下へ向かい、キオと共にソード・オブ・ウォルプータを持って、逃げろと伝えます。先ほどの攻撃で、死にかけのニルーニルにキリトはそれを拒み、俺の血を飲めと彼女を説得。その後、キリトはニルーニルに吸血されることとなり、7層に入った頃にドロップした回復結晶をアスナさんがすかさず、キリトに使用、みるみる回復していきます。そして、吸血鬼と化したキリトはニルーニルをアスナさんに託し、ボスであるアギエラに突っ込んでいきます。

 何と、ソード・オブ・ウォルプータまたの名をドル―フル・ノクターンは吸血鬼にしか使えない武器でした。メリットとして、HP自動回復、毒無効、クリティカル率強化と夢のような剣でしたが、デメリットとして、通常状態のプレイヤーの経験値を吸い尽くすという正に魔剣と判明します。これは酷い。この剣は使いたくないな。

 エギルのタゲ取りもありつつ、ソード・オブ・ウォルプータを装備したキリトは果敢にアギエラに十字の斬撃を与え、何とか、勝利を掴み取ります。この時のキリトの挿絵がめっちゃ、カッコいいので、おススメです。正に主人公してんなぁと思えるので、abec先生流石です。

 エピローグ

 何とか、アギエラを倒したキリト達。景品狙いだったキバオウやリンドでしたが、今回のカジノの失態や戦闘でのグダグダを受け、今回は見送ることに。まぁ、潔いことで。その上、吸血鬼にならないといけない武器を貰ってもという問題もありますが、そのことを説明することは出来ず。厳密にはキリトは夜の主ではなく、夜の民となっただけで、眷属は作れないとのこと。つまり、ニルーニルこと夜の主が吸血しなければ、この剣は使えないということ。しかし、当の本人は10年もの間、眷属を作らなかった程、吸血することを嫌っており、恐らく、DKBもALSも吸血しないのではない程の覚悟を持っていた為、この先、この剣がどう、物語を進めることになるのやら?

 即ち、吸血鬼になってしまったキリトは日の光を浴びると消滅する体になってしまったので、すぐに帰ることも出来ず。仕方なく、フォールン・エルフのアジトを探しながら、時間を稼ぐことに。その中で、竜の血を飲み、復活したニルーニルの助力で、彼らの転移装置の場所を見つけ出すことに成功。アジトは八層にあることが分かり、ニルーニルがその装置の使い方を調べ次第、アジトに乗り込むこととなりました。

 そんなこんな、ありつつも。キリト達はアスナさんがずっと、行きたかったカジノの奥にある真夜中のビーチで、お疲れさん会を開くことになりました。

 この美少女たちの水着がえっちぃことこの上ないんだよなぁ。流石はabec先生。どの彼女達も素晴らしく、美しく、綺麗な姿に目を奪われましたわ。キリトもアスナさんの水着に見とれてしまうのも、頷ける程に白の水着が世界一似合うアスナさん、マジ、最高のヒロインでした。これは夜なのに、眩しすぎて、誰も彼も直視出来ない美しさなのが、マジで半端ないんだよなぁ。因みに全員の水着作ったのは、勿論、アスナさん。キリトとアスナさんがここでもイチャイチャするのが、楽しくて、嬉しくて、泣ける。

 その中に咲くエギルを含むギラギラのアニキ軍団がいるのも、また面白いんですけれどね。ちょいちょい、エギルさんのビキニパンツはいじられがちだけど、遂に原作にも流入してきたかの印象。色々、ギラギラしてやがんぜ。

 ニルーニルはキリトを自らの仲間に誘いますが、それを拒みます。それはこの残り92にも及ぶアインクラッド攻略の為、多くの仲間を助ける為の決意でした。逆にキリトはニルーニルを誘います。それも、バーダンから身を守るということも含まれてますが。それも断られてしまいます。互いに守るべきものがあるからこその決断なんだよなぁ。何とも、似てるというか、何というかね。

  そんな吸血鬼になってしまったキリト。元に戻る方法はニルーニルも、キズメルも分からないまま。アスナさんも、キリトと同じ夜の民になろうとしますが、誰がキリトの介護するの?と言うキラーパスが素晴らしい。

 問題は山積みではありますが、楽しくも賑やかな夜はこうして、過ぎて行きました。

まとめ

 とにかく、楽しい。本編とは違い、ありそうで無さそうなゲームに必死にクリアを目指す姿が印象的でしたね。川原先生曰く、キリアスをとにかく、いちゃいちゃさせたいという一心で書いたのが、今作らしいので、キリアス大好きな僕にとって、今回も最高に楽しかった。

 しかし、そんな時間ももう少しで終わってしまいます。今後、キリトとアスナさんが一端、別れることになる事件が起きるので、これはもう、何となく、予想通りじゃないことを祈ってます。

 それを抜きにしても、やっぱり、このゲームは面白いし、やってみたいなと心底思わせる程、魅力的と言いますか。これが命がけじゃなかったら、楽しいかもですが、命かかっていても、やってみたいなと思うのは、僕だけですか?

 それにしても、ここにきてのニルーニルが吸血鬼だったり、狡猾なバーダンといい、ドラゴンと今回は二巻分という大ボリュームで、お送りしたわけですが、7層でこれなんだから、その先はどないなってんねんと言った印象が強く、これからを期待せずにはいられませんね。

 何より、吸血鬼になってしまったキリトはどうやって、元に戻るのか?元に戻るだろうけど、どうやって、戻るのかが、とにかく、気になります。

 バーダンがまだ、これで終わりではないみたいなので、次巻でも、謀略の予感。何とか、ケリ着くといいんですけどね。それにしても、恐ろしいAIだったわ。

 そして、我らの最推し、アスナさんの可愛さが凝縮した巻ではありましたね。完全にキリト好きやろと思いながらも、片意地張って、小突いてるのが、可愛かった。もしも、着替えててという場面あったら、観てていいよ。キリト君ならと今のアスナさんなら、いいそうで怖い。だが、それがいい。

 キリトもアスナさんも、今の段階のような完璧さも、安定感もありませんが、この青さと互いに成長する為に頑張る姿がとにかく、美しいといいますか。こんな推しと推しの姿をこれからずっと、応援出来たらいいなと思わせる7巻含め、チェックしてみては如何でしょうか?

 最後に

 色々抜けているポイントもありますが、そこはもう一度読んで貰えたら、幸いでございますし、これだけじゃ、分からんという声もあると思いますので、皆さん、是非とも、読んで欲しいです。

 もしも、こんな駄文を最後まで読んでくれたら、スキとコメントお待ちしてます。SAOが大好きな方いましたら、フォローも宜しくお願いします。

 それでは、また、会う日まで。

 

 

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