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一日二本、映画を観た日の話

 10月30日、その日はソードアート・オンラインとアイの歌声を聴かせてを鑑賞した。映画を二本見たのは、2013年の東京でウッチャンの映画の舞台挨拶見た後、相棒のスピンオフ・XDAY見た以来(マウント取ってしまった)。その話もしたいけど、また改めて。

 とりあえず、ネタバレはしませんが、ソードアート・オンラインも、アイの歌声も面白かった所為か、二本見たはずなのに、疲れも無く、何なら、三本目もイケるんじゃないかと思える程、心が満ちていました。

アイの歌声を聴かせて

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 特に二本目のアイの歌声を聴かせては、本当に面白かったです。新しきの中にある懐かしさ、AI作品は大抵、反乱しかないので、こういう作品には、とても、救いと思いました。ミュージカル要素が大きいのですが、意外と歌って、踊るなんて、虫唾が走るんじゃ?と思ってた人種故、すんなりと受け入れてしまった僕の懐の広さなのか?映画の面白さというか。

 とにかく、声優さんが上手い。昔の俳優さんとかが、ゲストに出てくると演技は大根で、酷い記憶しか残らないような、客寄せパンダとしての価値が多かった昨今。本当に俳優さんの声優スキルの向上を感じるような上手さでした。土屋太鳳さんのファンで、追っかけてたのですが、歌がとても、上手で、伸びやかな歌声に、心惹かれ、彼女の新たな一面を垣間見ることが出来て、良かったし、彼女じゃなきゃ、ダメだったなと思える程のクオリティでした。勿論、彼女に限らず、メインキャストの盤石さや、脇を支えるキャストの方々の実力に、支えられた作品でした(カズレーザーさんは・・・)。

 かくいう、10月28日に、お誕生日を迎えて、30になった僕ですが、学生時代から遠ざかれば、遠ざかる程、青春作品に心惹かれて、あの頃に戻りたいと思う程、最近は大好きなジャンルなんですよね。そういう作品を見る度にキラキラした気持ちになって、帰ってくることが出来る本作が非常に好きで仕方ないんですけどね。今回も、そんな本作でキラキラを補充出来たことに、とっても、感謝しています。

 これ以上はネタバレになりそうなので、控えますが、今作はもう一度、観たいなぁと思うような、素敵な作品だった反面、劇場に居た観客の方の数がめっさ、少なかった。本当に、心配になる位で、どうか、この記事を見て、本作を観てくれる方が居たら、とっても、嬉しいです。個人的に、イチオシのキャラは天野悟美さんが好きでした。こういうキャラが好きなんだな。福原遥さんの声も凄く良かった。ああいう難しいキャラが凄くハマってて、これも才能だよなと強く感じました。

ソードアート・オンライン プログレッシブ星なき夜のアリア

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 一本目に見たソードアート・オンラインは、僕の人生という方は多いと思いますが、ネタバレ抜きで語るには、自信が無い位、言いたいことが山ほどあります。この日をずっと、待っていたし、ましてや、主人公がアスナさん視点だから、勝利を約束されたような作品でしたから、不安は無かったとは言いませんが、観に行った後はもう一度見ようと思う位、面白かったです(実際は観てないですけど)。 

 アスナさんの色んな一面や最初から、強かったわけじゃない姿含め、新たに再構成された彼女をより一層好きになってしまうような本作には感謝しています。言いたいことしかないです。これまでのアスナさんは、円熟しきった本妻だったアスナさんから、フレッシュさ溢れる新鮮なアスナさんに、心がときめいて、仕方ないですよね。好きな推しがアニメ開始から、長い時を経て、主人公になったんだから。元々、アスナさんは、SAOのもう1人の主人公なんですけど、それはそれとして。

 中でも、ミトがとても、良かった。これまでにないSAOヒロインで、新たな風をくれたキャラで、これからの期待感が大きいです。アスナさんの同級生としての彼女の立ち位置はネタバレになるので、言えないんですけど、どんな作品にも、何かしらの影を抱えているキャラがいるのが、自然なんですが、彼女の闇含め、どう捉えるかは観て、確認して下さいませ。

 アスナさんの視点から見るキリトというのが、新鮮で、何処に行っても、キリトは変わらない。いつもの彼と少し青い可愛い彼の姿が、アスナさんを変えていくし、キリト自身も変わっていくんだなと思うと、また胸の高鳴りが抑えられません。一期と変更点も多かったんですけど、それでも、こういう視点であの場面を見るとなんか、気持ちが変な感情に襲われるんですけど、それもまた、面白いなと思って、観てました。こういう、キリトもまたいいなと思ってたりしてます。その他にも、色々なキャラが出てて、何度も観たくなる作りになってるのが、良いなと素直に思いました

 それ以外にも、良い所がいっぱいありますけど、個人的にLiSAさんの「往け」を最近、めっさ、聴いてます。そもそも、配信当日に、ダウンロードしてから、最後まで聞かない、映画館で聴くと決めてたので、ずっと、耐えていた反動か、最近は何度もリピートして、聴いてます。それ位、好きだし、何より、本編に寄り添った内容なので、聴いてて、より一層、好きになってしまった楽曲です。やはり、世界はLiSAさんとSAOの共鳴を待ち望んでいたんですよね。それ位、最高に好きな楽曲に違いありません。本当、LiSAさんとSAOは滑らないですねぇ~。ayaseさんもSAOお好きらしいので、好感度が少し上がったりして。

 後は最近、過労死レベルで働いている梶浦先生。今回も梶浦語、梶浦節、全開の劇伴の数々に心が躍ってしまいました。本当にいつ、休んでいるんですか(・・?と疑問に思う程、お忙しいのに、最高の作品を提供してくれる梶浦先生の劇伴の数々にも、注目して貰えると凄く嬉しいです。

まとめ

 とにかく、こんな感じで半日を映画に捧げた僕でしたが、全然、疲れたなんてこともなく、とても、良い気持ちで劇場を出ていくことが出来ました。昔は平気でしたが、最近はテレビとかでの番宣が苦手だったり、ネットのレビューを観ないようにしてます。理由はそれを見ると自分の中のハードルが上がってしまい、純粋に楽しめなくなってしまうからです。それに、人は人、自分は自分と思ってないと平均値を叩きだせず、何の実感も無く、何とも、虚しい気持ちに襲われてしまうからという過去の経験からです。

 そんな僕もSAOとか、ワンピとか、好き過ぎる作品の前には無力で、どんなに不味くても、美味しいと言ってしまう位、ポンコツになってしまいます。今回も僕自身で、ランク付けをしようとしたのですが、全然、無理でした。それがSAOという神アニメなんですよね。好きすぎて、まだ、何回か、映画を観に行こうと思ってます。特典も欲しいですからね。

 こういうのを見るとこれからの映画は豪華キャストよりも、作品の内容を重視する世界になって、本当に素晴らしい作品が評価される世界になって欲しいなと思った今日この頃でした。

 そんなわけ、劇場版ソードアート・オンラインプログレッシブ 星なき夜のアリアとアイの歌声を聴かせての二作品をどうか、皆様にも観て欲しいので、何卒、拡散にご協力宜しくお願い致します。ネタバレ版はまたいつか。

 最後まで、ありがとうございました。また観てね

 

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