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『白黒トーキー』多めで映画ご紹介!!

①『スミス都に行く』

原題:Mr. Smith Goes to Washington
公開年:1939年
監督:フランク・キャプラ
脚本;シドニー・バックマン
主演:ジェームズ・スチュアート
あらすじ:
アメリカのある州で選出された上院議員が急死してしまった。
そこで自分の自由になる駒として悪徳政治家が担ぎ上げたのが、正義感にあふれる田舎の青年だった。
上院議員になった青年はリンカーンの像を見て感動し、良い議員になろうとした。
しかし、そこで自らがただの駒に過ぎなかったと気づいた青年は悪徳議員と敵対してしまう。
亡き父の友人で尊敬していた政治家の先輩にも裏切られ、失意のまま議会をあとにしようとする。
しかし、秘書の女性に励まされた青年は、議会をただすため十数時間もの演説に挑むのだった。

②『南極料理人』

公開年:2009年
監督:沖田修一
脚本:沖田秀一
主演:堺雅人
あらすじ:
代理で南極に行くことになってしまった海上保安庁の厨房係、西村
南極のドームふじ基地には他に四人の男がいて、それぞれが役割をまっとうしている。
西村は料理を作りながら、南極で起こる人間模様に巻き込まれていくのだった。

感想:
今日は2本しか観られなかったけど、どちらも珠玉で、朝から調子が良かった。

『スミス都に行く』は政治を描いているのに、すんなりと物語が頭に入ってきた。
最後の演説はまるで魔王を倒す勇者のような、気迫あふれるモノで、ジェームズ・スチュアートの熱気が伝わってくる

アニメ『宇宙よりも遠い場所』を観たことがある人は、映画『南極料理人』を数倍面白く観れると思う。
「ここ、ひなたちゃんが怒ったところと似ているなー」「南極で野球してる!」とオマージュ元の部分が出てくると、にやっとしてしまう。
しかし、四人の女子高生の成長の証として登場したオーロラが、南極料理人ではラーメンに負けてしまうとは……。

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