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- reflection -を終えて

はじめに


お久しぶりです。pikka.です。

10/13-10/15に心斎橋のアイギャラリーにて- reflection -というグループ写真展を開催させていただきました。
3日間で延べ人数100人を超える方々に来場していただき、感無量です。
ありがとうございました。

今回のnoteは、開催に至るまでの経緯から、準備中、当日まで、
私が考えていたことや感じたことを全てお話します。

私の思考を整理する場としてもnoteを活用しているため、
文章がグチャグチャでも何を言いたいかなんとなく察してください。

まとまりのない、かなり長い文章になりますが、どうぞよろしくお願いいたします。





-reflection-開催の経緯


まずは私が写真展示に感じてきた気持ちをたらたら綴らせてください。
あとから見返したら思ったより長くなってました、、、


過去に感じた「好きじゃない」

コロナで先行きが見えない2020年に大学に入学、ほどなくして写真部に入部しました。

高校生の頃は周りで写真を趣味にしている人がいなかったこともあり、「写真」という共通の趣味で盛り上がれる界隈に、どんどん入り浸っていきました。

しかし、週1回のオンライン部会で仲良くなるほかに、対面の撮影会はどうにか開かれるものの、
実際に写真を飾って展示を行う機会はなかなか訪れませんでした。

結局初めて写真を印刷して展示したのは2021年11月。
2回生のときの学祭展です。

この時、写真展示について右も左もわからないわたしは、
事前準備で先輩から、
「好きな写真を選んで額に入れる!」
と教えを受けて、展示をしました。

例年は出展者のすべてが写真を額に入れ、1人1枚のみを展示していたため、
この学祭展でも誰一人として額に入れずに展示をした者はいませんでした。

わたしもそのうちの1人だったのですが、
なんというか、その、今の学祭展も額展示が多いからめっちゃ言いにくいんですけど、
「作業」に思えてしまったんですよね。

いや~、つまらんなあ。
なんの思い入れもないなあ。

と思っていました。はい。
展覧会を仕切ってくださっていた方、本当にすみません。
あくまで私個人の意見です。

しかもその後にOBからの講評でボロカスに言われるし。

私はあんたに講評されるために写真を展示したわけじゃねーよ、
「好きな写真」を展示して、これが私の好きな写真です!ってしただけだわ、
なーにが「これはスナップ写真じゃない、なにがしたかったんだ、好きじゃない」とか言ってんだよ、
お前の好み聞いてんじゃねーよ。

とね、口悪くて申し訳ないですが、心のなかで思っていましたし、
その場でOBとバトルしちゃって空気凍らせました…。
本当に周りの方々申し訳なかったです。

そんなこんなで、

つまらんし、好きな写真に対して文句言われる場なんだ、
写真展示って好きじゃない。

と、展示をすることに対して億劫な気持ちになりました。


Roku.に出会った

学祭展の裏で、写真が好きなメンバーで6人でRoku.という団体を設立、
写真展を開く計画が進んでいました。
※詳しくは「Roku. Creditを終えて」を読んでください。

こちらでは、2021年12月にCreditという写真展を開催しました。

1人1スペースの壁だけが与えられ、
好きなように展示をしよう、個性を大切にしよう
といった、自由な写真展でした。

これがきっかけで自分のなかに革命がおこりました。

学祭展とは違い、額を使わずに何枚でも写真を展示できる!

なんだかんだ中学生から写真を撮っていたため、
わたしの壁は好きな写真を全部敷き詰めました。
96枚。さすがに多かったなあ。

当日は多くの方が来場してくださり、
なかには、私の展示について素直な感想をくださった方もいました。

これが、すっごい嬉しかったんです。

もちろん、ほかのメンバーの展示が素晴らしく自分はまだまだだな、と思った悔しい節もあるのですが、
自分の写真をみたときの反応を生で感じられることが、
すっごい嬉しかった。

励みにもなるし、勉強にもなり、写真に対してのモチベーションも上がりあました。

さらに、メンバーや来場者の方と自分の展示についての交流をするたびに、
自分と向き合う機会となりました。

自分の作風とはなにか。
写真に込めている想いはなにか。
なぜこのような展示方法にしたのか。
どんな写真を撮りたいか。
作品を創り上げるときに大切にしていることはなにか。

わたしは普段どんなことを考えているのか。
わたしは他の人と比べてどんな人間なのか。
わたしの写真の原点はなにか。
わたしって…。

たくさん考えすぎて最終日前日にたしか自暴自棄になりかけていたのですが、
それくらい自分のなかでなんかこう、
ガツンと殴られたような衝撃を覚えたんですよね。

これがわたしの求めていた場所だ、と。

ここから、わたしの「表現」への執着は始まりました。


どこでだってわたしでいたい

Credit以降、部活の展示では展覧会係に打診をして、
予め設定してもらったスペースの中で自由に展示をさせてもらいました。

1人だけ額縁に入れず、スチレンボードに写真を貼ったうえで複数枚展示をしたり。

写真の横に写真から抽出したカラーパレットを配置したり。

和紙印刷をした写真をあえて破って展示したり。

周りが額に入れた写真を飾っている中で、1人だけ違う方法で展示をしていました。

はじめのうちは少し否定的な意見があったように覚えているのですが、
続けていくうちに

pikka.さんみたいな展示やってみたいです
pikka.さんの写真や表現が好きです
どうやって展示のアイデア浮かんできているのか教えてください

と、嬉しい言葉をいただく機会のほうが増えてきました。

なかには、わたしの展示方法に憧れて写真を組んでみたり、
写真での表現を楽しんでくれるようになってくれたり、
写真の魅せ方に拘ってくれるようになった後輩たちがいました。

いや~、これね。
嬉しいんですよ。

自分が誰かの心を動かしていること
自分がきっかけで眼をキラキラさせてくれること

わたしの今の活力です。

元々自己承認欲求が強い人間ではありますが、
我をつらぬいてきてよかったです。



今わたしができること

そして、少しずつ部活での写真展の形が変化してきた頃、
わたしは4回生になろうとしていました。

就職活動で自分と向き合う時間が多くなったときに、
ふと、思ったことがありました。

わたしは入部時に写真歴はすでに長かったものの、
写真はこの大学生活で何倍にも成長したしうまくなりました。

そして、まだまだ伸びしろはありますが、
部内にはわたしの写真観に憧れを持ってくれている人が複数人いることも、なんとなく感じていました。

写真に対して部全体のモチベーションも上がっている時期でもあるからこそ、
わたしが成長したきっかけでもあるギャラリーでの展示を経験してほしい。
なんだったら、見てくれる人たちも巻き込んで、みんなで展示を好きになっちゃえばいい。
ついでにわたしの写真観も盗まれちゃえ。

そんなエゴから、後輩と写真展をしようと思い立ちました。

写真展が好きじゃない、いや、もうすでに嫌いだった女が
写真展を好きになり、世界が変わったお話でした。

これが、-reflection-開催までのわたしの経緯です。






会期当日まで

2人に声をかけた

いざ後輩と写真展をしようと思った時に、ぱっと思いついたのがmizukiくんとtomoくんでした。

mizukiくん。
現役生のなかでおそらく1番ギャラリーでの写真展に興味がある後輩だと感じていました。

高校生のころから写真を撮っているものの、大学生になってさらに周りに感化され、
良いものを取り入れようとしている姿勢や、興味があることに挑戦している様子が伺えました。

わたしと境遇が似ていると感じ、彼なら意欲的に展示に向き合い、何か学びを得てくれるだろうと思って声をかけました。

tomoくん。
広々とした場所での写真展示を1番見てみたかった後輩でした。

普段は1枚で勝負しても勝てるような写真のイメージではありましたが、複数枚を展示するにあたり、どんな展示を創り上げてくれるのか、興味がありました。

美術にも興味があることから、展示に対するモチベーションもあり、実際に経験を積んでまた熟考してほしいという思いで声をかけました。

そしてこの2人であれば、グループ展が初めてでもギャラリーで勝負できると感じていました。

展示自体のクオリティが高い前提ですが、
それぞれ作風も違うからこそ、来場してくださった方の誰かに必ず誰かの写真が刺さるはずだという自信もありました。

2人にそれぞれ声をかけたときは、
mizukiくんはやる気満々、
tomoくんはやりましょうとは言っているものの少し不安そうでした。

私自身は、やってみなきゃわからないよね〜と、あまり深く責任を感じてはいなかったのですが、tomoくんの様子を見て、少し焦りはじめましたね、、、


準備ではお手数おかけしました

グループ展の流れを知ってほしい、
自分たちで創り上げている感覚をもってほしい、
という想いを込めて、私の経験上やりがいを感じる部分はできるだけ2人にお任せしました。

tomoくんにはクリエイティブさが要求される部分を、
mizukiくんには事務から営業まで。

特にtomoくんは何かソフトをつかってデザインすることがはじめてで、非常に大変だったと思います。
お疲れ様。ありがとう。

けど、自分が作ったDMがきっかけでギャラリーに足を運んでくれたり、
DMを握りしめて来場してくださると、
本当に嬉しいんです。

それを少しでも感じてくれていたら嬉しいな。

mizukiくんも、イロリムラで直接「DM置かせてください!」と声をかけた人が来てくれてよかったね。

実際に足を運んで自分が声をかけた人がギャラリーに来てくれるの、嬉しいよね。

準備頑張って良かったな〜って思ってくれていたら何よりです。

ギャラリー内の飾りつけ(題名部分、おさかなたち)のデザインはpikka.が担当しました。

思ったよりかわいくてよかったです。
周りにも好評でした。

tomoくんデザインDM
pikka.デザイン
みんなの感想でおさかな完成しました



前日の夜

前日に部室で展示準備をしていたのですが、
tomoくんも同じタイミングで準備をしにきていました。

みんな時間がないなか準備をしていたので、
とにかく前日はバッタバタ。

わたしとtomoくん、たまたまその場にいた部長の3人であーだこーだ言いながら準備しました。

その後に軽くtomoくんとご飯を食べていたのですが、
「学祭前みたいな気持ちで楽しいです」
と言ってくれて、不安がなくなりました。

本当に1番大変なポジションだったと思うので、とにかく頑張ってくれてありがとう。





会期当日

ありがとうございました

当日の搬入もバタバタ。

入口に飾る予定のポスターを印刷するのを忘れ、急遽ましかくプリントでタイトルを印刷。

後輩2人は自分の写真を飾り付けて満足して、
ライティングの存在をたぶん忘れていた…。
声をかけて無事にできました。

けれど、結局オープン時刻の13:00には間に合ってませんでした…。
オープン早々すぐにお客さん来なくて良かったです。

初日から3日間通して多くの方が来てくださり、大盛況でした。
ありがとうございます。

たくさんの差し入れもありがとうございます。
多すぎて執筆時点で食べ切れてません。

壁割りもうまくできていたみたいで、お褒めいただきました。

会期中に来場された方たちから作品に対して直接言葉をいただき、嬉しくもあり、勉強にもなりました。

そして、自分の作品を夢中で説明し、学びを得る後輩2人の姿が輝いていて、
企画して良かったと感じました。

通りすがりの方が来場されて食い入るように写真を見てくれていたり、
後輩たちが写真のギミックについて質問をしてくれたり、
何回言うねんって話だけど、興味をもってもらえることが本当に嬉しかったです。

打率が高いとか言ったら怒られるかもしれないけど、
DMを手渡しした人たちがほとんど来てくれたの、すごい嬉しかったです。

インスタのリア垢で「来る時間教えてください〜」ってストーリーに2人しか返信くれなくて不安だったんだけど、みんな来てくれた!


会期中のわたし



幸せを噛み締めた

搬出のとき、たくさん記念撮影をしました。

差し入れ多すぎて分けるの大変だよ〜とニコニコしながら幸せの質量に溺れてました。

おさかなたちも、みんなで奪い合って持って帰ってきました。

搬出手伝ってくれた彼氏と後輩くんありがとう。

DMの裏にみんなでメッセージ書きあったのもいい思い出です。

tomoくんとmizukiくんの顔がやりきった感に満ち溢れていて、ここでも改めて企画して良かったと実感しました。

一緒にやってくれてありがとうね。






pikka.の - reflection -

後輩のために

今回わたしが写真展に込めた願いは、
「写真で自分を表現しようとする後輩が1人でも増えますように」です。

reflectionの意味としては、「反映」です。

私自身の写真観を下の世代に反映させたいという一心で、展示やワークショップ(?)をつくりあげました。



写真展示

pikka.展示ブース

わたしの普段の展示を知っている人からみたら、比較的大人しい展示に仕上がりました。

いつもイラレで写真を並べて展示イメージをかためているのですが、本当にこれで大丈夫か不安になりながら決めたものです。
実際に飾ってみたら思ったよりも良くて安心しました。

元々やりたかった展示があったのですが、実現が難しく、今回は諦めてしまいました。
そのうち実現させたいと思っているので、またこの案は眠らせておきます。

まず写真の選定から。
テーマが - reflection - に決まったときに絶対に飾りたいと思った写真がこちらです。
あ、展示ブースの写真で見づらいなと思ったものは適宜写真挿入しますね。

no title

明るいのに儚い、瞬きをしたら消えてしまいそうな彼女の記憶、みたいな写真です。

これ、自分で文字に起こすと恥ずかしいですね。

でもこの写真、めっちゃ好きなんですよ。
編集で露光あげてトーンカーブあたりもたしかいじって、こんな雰囲気になりました。

テーマにも合いそうだなと思い、この写真に合う写真を選別しました。

結果として20枚を展示することとなりました。

そのなかで1日の時間の流れを模して、
毎日から逃げてぼんやりと過ごす、日常のような非日常を表現するために、この写真配置となりました。

わたしの壁割りは入口入った瞬間の目の前の壁だったので、アイキャッチとして大きな写真を真ん中に飾ることは譲れませんでした。

選別した写真のなかで大きくする写真はすぐに決まりました。

手の写真は、光をつかもうとした写真で、消えちゃいそうな記憶を追い求めている感じがして、好きなんです。

生石高原の夕暮れの写真は、自分でも上手くいったと思うくらい構図もレタッチも好きで、これは大きな写真で見てほしいと思いました。

そしてこの2枚は別々の時期・場所で撮影したにも関わらず、どこか繋がりを感じて、1つの組みとして展示したかったです。

左下のクリスマスツリーの木は1番質問が多かった組みで、昼の写真は昼に撮ったのですが、両端の2枚は同じ時間帯に撮影して、編集で明るさを変えて朝と夜を表現しています。
この3枚好きですという声も多かったです。

ブレている写真を2枚組み込んだのも質問が多かったです。
今回は綺麗ですっきりした写真を持ってこよう!と思っていたものの、全て綺麗な写真で並べるのはなんだか納得がいきませんでした。
どこかで悩み、目の前の景色が滲み、逃げ出したくなるようなときがあったっていいよなって思うんですよね。
それが表現できるのは、ブレている写真だと勝手に思っています。

余談ですが、わたしは写真展で写真を組むときに必ずダークな一面も入れます。
観ていただく方に楽しんでもらうことのほか、自己表現の場でもあると考えているため、自分の性格は必ず反映させるようにしています。
それを1つの作品としてしまうことで、悩んで逃げたくなっている自分を肯定してあげている気持ちになれるからです。
観てくれている方の辛い気持ちも「大丈夫だよ」と肯定できていたら幸いです。

さて、話は戻り、テトラポットのヨリの写真も褒めていただけることがしばしばありました。
これも、全体がヒキの写真で見ていて単調に感じてしまうと思ったため、ヨリを入れて展示全体を引き締める役割をしてもらっています。
また、テトラポット自体は物理的に質量があるものなので、展示の下側に配置することにより、違和感なく写真を存在させています。

夕日の真下に鳥が飛んでいる写真も、評価が高かったです。
偶然良いものが撮れてしまってホクホクだったのですが、気持ち青めに編集しました。
右上の雲は消すか迷ったのですが、写真を組むなかで雲を消してしまうと、右上の月ゾーンの3枚がのっぺりした印象になってしまうため、あえて雲を残し、雲の分だけ右にはみ出して写真を並べることで、青のなかに白いインクが滲んでいるように魅せました。

星の写真もよく聞かれました。
淡路島の山の上で野生の動物たち計8頭&幽霊とこんばんはしながら撮影したものです。
とにかく怖かったけど1人じゃなかったから撮れた!ありがとう!
オリオン座と天の川見えてるのがお気に入りです。

写真展示の方法は、今回は変な細工をせず、写真の空気感に合わせてシンプルにしてみました。
とは言いつつ、断片的な記憶というイメージを持たせるために、相変わらずランダムのような配置にしています。
5mmの白いスチレンボードで飾ったので、こちらも大したことはしてません。
絹目用紙の落ち着いたしっとり感が好きなので、今回も全て絹目で印刷しました。

そして私が展示方法を暴れなかった(?)最大の理由が、後輩たちを考慮したためです。
所属しているRoku.での展示や額展示がつまらない部活展示は正直やりたい放題させてもらっているのですが、
一緒に展示する後輩たちとの調和をはかり、後輩たちの展示にも興味を持ってもらいたいという意図が1つ。
もう1つは見に来てくれる後輩たちの展示のハードルを下げる意図があります。

部活の展示でやりたい放題やっていると憧れを持ってくれる人は一定数いるのですが、
そんな展示思いつかないよ〜と、自由な写真展示のハードルが高くなっていることも事実としてありました。

今回はそれを払拭するために、写真を並べるだけにして、
やってみたい!自分でもできそう!と思ってもらえていたら何よりです。




ワークショップ

記録写真を撮り忘れていたのでイメージ画像は載せられないのですが、
1枚の写真を複数バージョンでレタッチをして、
編集でこんなに写真が変わるよ!
自分の色は自分で作っていこう!
ということを理解してもらう資料も展示していました。
Lightroomの編集画面もスクショして、自分の手のうちを大公開しました。
いわば、秘伝の技です、笑

こちらは完全に写真を撮っている人向けの展示ではありましたが、実際に後輩たちにLightroomのいじり方も説明できたので良かったです。

少しでも後輩たちに自分のエッセンスを残そうと必死なpikka.です。



自分と向き合う

来場された方のなかで、特に印象に残っていることを備忘録として書き置きします。

写真の雰囲気からなのか、女の子人気が高かったです。
嬉しいですね。
淡めの色合いが刺さったのかな?と考察しています。

富士のフォトサロンの方とお話しているときにハッとさせられたのですが、写真の偶然性が好きなのかもしれません。

これは、ずっとフィルムを撮り続けてきたからこそだと思っていて、予期せず撮れてしまった写真になんだか愛着を感じてしまいます。
ブレている写真にも良いと思える感性って素敵だなと、我ながら思います。

あとは、「どんな気持ちで写真を撮っているの?」という、単純に聞こえてすごく考えさせられる質問もいただきました。

わたしは素でいれる人たちといる時か1人きりの時にしか良い写真を撮れないのですが、ぼーっとしながら景色を見ていたら「あ!いま!ここ!良い!」とカメラを構えることが多いです。

もしくは、どうしようもなくむしゃくしゃしてるときに居ても立っても居られなくなって、カメラを持ってその場所から逃亡したり…。

とても楽しいときって、写真にはおさめずにその場を楽しんでしまうことがほとんどなので、
ハッピーで「きれい!」って大勢で感じたときの写真は、イマイチだったりします。

それが作風に現れていたら、ちょっと恥ずかしいですね。

撮影地を聞かれることも多かったです。
私自身、写真をみて撮影地が気になる機会が少なかったため、マジョリティは撮影地も気にするんだな〜と考察しました。

普段のわたしの展示を知っている人からすると、やっぱり大人しいと感じさせてしまったことはちょっと後悔しています。

後輩に寄せすぎて自分を出し切れていなかったのかな〜って思うと、悔しいです。

でも、画面でみると色味がはっきりした写真で不安だったものが、実際の展示では印刷用紙でいい感じの色味を抑えられたのは、経験がものを言った感じがして満足です。

画面で見るための写真と、印刷するための写真の編集は変えなきゃいけないなと、改めて学びました。



最後に

いつも書きたいことをわーって書いて、最後の文章どうやって締めたらいいのか迷走しちゃうんですけど、
まずは来場してくださった方、ありがとうございました。

展示をした3人とも、満足感でいっぱいです。

少しでも後輩たちが写真展示にこだわってみたい!力を入れてみたい!と感じてもらえていたら嬉しいです。

あ、そういえば、
複数人の方からブログを書いてみたらどうかとオススメされました。
もしかしたら不定期でnote書いてるかもしれません。
こんなに長い文章にならないよう気をつけます。

ではまたどこかで!



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