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【私の人生が変わった日】

【プロフィール⑯】

ショップづくりの専門家
ストーリーVMDコンサルタントの   
田島恭子です。


プロフィール16回目は
家族の手術後、
厳しい試練の日々にだんだん弱っていった
今思い出しても胸の奥がギューっと痛むお話です。

今心が疲れている人は読まないでください。そして長いです!!


長い手術が終わり
手術室からICUへ運ばれた直後の姿は
今でも鮮明に覚えています。


肌が青ざめているのですが、その青さは
見ているだけでショックで気を失いそうになるくらい
言葉には表現できないくらいの青黒さで
生きているのかどうかすらわからないほど弱々しく
ただ横たわるだけの姿。


心臓がギューっと握りつぶされているようなあの感覚。


また先生に呼ばれ、
今までの経緯と行なった手術の
内容の説明を受けました。
一応手術自体は成功したのですが
最後に言われたのが


「万が一、ということもありますので覚悟してください。」

という、テレビドラマでしか
聞いたことの無いあのセリフ。


まさか自分がリアルに聞くことになるとは
思いもしませんでした。
もともと体力が無く弱って免疫力も低下しているために
術後の回復ができるかどうかは判断がつかず
経過を見るしか無いというのです。


万が一。
万が一。


頭の中がぐるぐるしていて整理がつかない。
うわーーっと叫びたいほどの気持ちもありながら
ある程度冷静でいられたのは
母が側にいてくれたからだと思います。


何とか一命は取り留めたものの、
予断は許さず2日が経ちました。
そこでまた私は大きな決断を迫られます。


肝臓を悪くすると、血を固める成分が作れなくなり
手術した後の血が固まらず、もう一度血を抜くための
手術が必要だと言われました。

あんなに痩せてもう息絶え絶えなのにもう一度手術。
私はサインしたくなかったけど
サインしないと死んでしまう。


サインして、2回目の手術。
何とか一命は取り止め
また生死をさまよいながら数日間が過ぎました。
そして深い祈りが届いたのか
驚異の回復力でICUから一般病棟へ
移ることができたのです。


ですが、
私はその日を境に生活が一変しました。

朝、きれいな浴衣とタオルを両手いっぱいに持ち
会社へ行き、夕方まで仕事をしてから病院に行き
汚れた浴衣とタオルを両手にたくさん持ち帰り
家についたらそれを洗濯。

夜、ディスプレイの仕事がある日は
病院から行っていました。
それを1日も休まず毎日やり続けたのです。


疲れが溜まり休みたいのに
容赦なく次から次へと病院関連の申請や手続きなど
やらなくてはならないことが押し寄せてきます。
頭を使いたくない状況なのに
やったこともないことをたくさんこなさなくてはいけない。

区役所や税務署や病院を駆け回り
自分自身もどんどん痩せ、
気力も体力もなくなっていきました。

一番辛かったのは
家族が経営していた会社を譲渡するときです。
ビジネスパートナーが本当に大変な時
彼の家族をずっと面倒見てきていたので
今回は少し甘えてもいいのかなと思いました。

ですが彼が言ったのは
「そんな状態になったら面倒見る義理もない」と。
色々言いくるめられ、
全てを無償で譲渡することになったのです。

私があの時もっと強い自分でいたら
何か闘えたかもしれません。


ですが、私には知識もなく、
それ以上に気力や体力もなく
物事を整理して考えることが
できなくなっていました。


そしてとうとう、
精神的にも肉体的にも限界が来て
朝、会社に行くことすらできない日が続き
無理やり心療内科へ行くとすぐさま診断書が出され
会社を休まなくてはいけなくなりました。


毎日どんどんやらなくてはいけないことが
降りかかってくる。
疲れて辛くて苦しくて、
本当に死にたいと思いながら過ごす毎日。

独りで考える夜の時間がとても長く感じ
眠れないからまた睡眠導入剤を飲むと
薬の作用で朝が起きられない悪循環。
本当に地獄ってこんな感じなんだろうなと思いました。


この件で私の人生は変わりました。
これは誰のせいでもなく「運命」だったのです。
その当時は運命だなんて少しも思えなくて、
何で私が?と自問自答しました。


人の人生はちょっとした事がきっかけで
全く違う形に変わってしまいます。
その時にこそ、自分の「軸」が必要です。


ですが私はそんな備えはしていませんでしたし
もともと軸がぶれないような
大人の生き方もしていませんでした。


だからこの状況を受け入れることができず
自分の弱さが露呈し
どんどん気持ちが追い詰められていきました。

普段から起こり得ない万が一のことを
毎日考えて生きるのは辛すぎますが
もしこれを読んでいるあなたが
人生最大の危機に陥ったら
まずは頭に思い浮かんだその人に
すぐに連絡をしてほしい。


本当につらい時に支えてくれる人が
あなたの本当の味方です。

私はこの件を通じて、
本当に大切な人が誰なのかを
知ることができました。

今でもその大切な人たちのことは
何よりも一番に考えたいと思います。

ビジネスをする上でも同じです。
私は、どんな仕事を、「誰と」するのか
そこがとても重要だと思っています。
こんなに辛い経験をしないと
私はそのことがわからなかったのです。

家族が自分の人生を犠牲にして
教えてくれた大切なこと。
それを一番の軸に据えたいと思います。

今日長く重いプロフィールでしたが
次回、なぜ私が地獄からの生還をしたのか
お伝えしたいと思います。


最後まで読んで下さりありがとうございます。


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