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Photo by
hiloyuki
ゆっくり歩こう 自分の道を
あなたを追いかけ 走った道は
自分で進むと 決めた道
先の見えない 道のりを
一生かけて 力の限り
遠くへ行こう 少しでも
あなたのためなら 何処までも
道のり遥か 気持ちは焦る
空高く飛ぶ 翼が欲しい
力いっぱい 羽ばたかせ
随分遠くに 来たつもり
あの日 翼が消えました
見知らぬ世界へ 真っ逆さま
どこまで来たのか わからない
どこにいるのか わからない
はじめてみたよ 布団の中で
真っ直ぐ綺麗に 寝ている姿
はじめて流した 涙の川に
私は溺れて 迷い子に
私の翼は あなたでした
あなた無しでは 飛べません
自分に迷い 道にも迷い
もう向かう場所も わかりません
ひとりで座り 俯いてたら
ひとりふたりと 目の前に
見知らぬ人が 現れて
手を差し伸べて 微笑んで
また会えたねって
包んでくれた
あなたは 大きな翼となって
私をここまで 運んでくれた
私が仲間に 追いつくように
私と仲間を 出会わせるため
道は途中で 無くなったけど
私の命は 無くならない
背中の翼は 亡くなったけど
右肩の上 感じるあなた
もう空を飛ぶ 必要は無い
自分の脚で ゆっくり歩く
道も使命も 翼すら
すべて無くなり 気がついた
一歩を味わう その尊さを
仲間と歩く その幸せを
飛ばずも 微風心地よく
行かずも 大地に花咲き誇る
ありがとう と呟きながら
目の前の道 ただ進むのみ
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