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2024.06 NISAの損益より~新興国枠 期待の国:インド、ベトナム、ブラジル、モンゴル


みなさま、こんにちは!

投資というのは、時には冷静な判断と合理性が求められる世界ですが、その中でも時折、趣味や好みを反映させることも大切ですよね。

私自身もその一人であり、最近考えていることがあります。

現在、企業型DCで全世界と日本株、リート、債券への積み立てを行っているのですが、NISAを活用して、自分の気になる銘柄を組み合わせて、"マイオルカン"を作ろうと思っています。
もちろん、非効率であることは承知の上で、純粋に趣味として楽しんでいます。

投資は自分らしさを表現する手段の一つでもあります。

そのため、自分の好みや興味を取り入れることで、投資をより楽しいものにすることができると思います。

このブログではその旅路を共有しつつ、皆さんと一緒に学び成長していければと思っています。


新興国について

個人的にインド、ベトナム、ブラジル、モンゴルは成長性のある新興国と思いチェックしています。

インド

経済成長: 世界で最も急成長中の経済の一つ。ITサービスや製造業が牽引。
人口動態:若い労働力が豊富で、消費市場の拡大が期待される(人工ボーナス)。
政府の改革:ビジネス環境の改善やインフラ整備が進行中。

ベトナム

製造業のハブ:中国からの製造業移転が活発(ポストチャイナ)。電子機器やアパレル産業が成長。
貿易協定:EUとの自由貿易協定(EVFTA)やCPTPP加盟により輸出市場が拡大
若い人口:労働力が多く、消費市場としても有望(人工ボーナス)。

ブラジル

豊富な資源:農業、鉱業、石油などの資源が豊富で世界的に需要が高い(資源国)。
国内市場の規模:南米最大の経済規模を持ち、多様な産業が存在。
経済改革:インフレ抑制や財政赤字削減に取り組んでいる。

モンゴル

鉱業資源:銅、金、石炭などが豊富で、中国の需要に支えられている(資源国)。
地理的優位性:中国とロシアに挟まれた地理的な優位性を活かし、インフラ開発が進行中。
成長ポテンシャル:規模は小さいが高い成長ポテンシャルを持つ。


新興国の投資信託

ファンド比較チャート(みんかぶ より)
比較銘柄

インドをベースにリスクヘッジとなる国を1つの2カ国で運用していきたいと思います。

ブラジル

第一候補のブラジルは政治的に比較的安定で、産業もある程度成長しているので安定感があり、地政学的にも分散になるので良いと思ったのですが、投資信託の信託報酬がとにかく高いので諦めました。

モンゴル

同じく地政学的に分散になるモンゴルは個人的には今1番注目しているのですが、モンゴル単独の投資信託が見つからず諦めました。

ベトナム

ベトナムは政治体制的に不安があり地政学的にもあまり分散にはならないのですが、ポストチャイナの筆頭としての今後の成長性と産業構造的にインドのリスクヘッジになりそうとの判断で採用しました。


新興国への投資:
インデックス運用 vs. アクティブ運用

インドの投資信託

インド関連のファンド比較チャート(みんかぶ より)
サクッと:BSE SENSEX(インデックス)
+α:消費関連およびインフラ関連の株式を投資
(アクティブ)
iTrust:ファンダメンタルズ分析(アクティブ)


先進国では産業構造が安定しているため、加重平均で分散するインデックス運用が成長性を享受しつつリスク分散にも適しています。

一方、新興国では成長セクターに偏りがあり、ボラティリティも高いため、インデックス運用は非効率になりがちです。
そのため、新興国では高成長セクターとディフェンシブセクターに選択と集中するアクティブ運用が適していると思います。

+αは高成長のインフラ関連とディフェンシブな消費関連により集中していて、iTrustのファンダメンタルズ分析よりハイリスクハイリターンになっています。
上昇局面では外需企業を誘致して開発で利益を伸ばして、下落局面では内需で下支えをして損失を抑える展開が想定されますが今のインドにピッタリハマっている運用だと思います。

ベトナムの投資信託

ベトナム関連のファンド比較チャート(みんかぶ より)
すべてアクティブ

ベトナムはインデックス運用の投資信託は見つからずアクティブのみでしたが信託報酬が高く、唯一1%以下が+αでした。
+αインドのようにあまり明確なセクター分散ではなくて割安な優良株に投資のようです。
銀行25%、食品15%、素材15%でポートフォリオの半分を占めているので景気や輸出に左右されそうです。

ちなみに、パフォーマンスの良い投資信託は銀行の他に情報、消費財、資本財がメインのようす。
情報セクターの利益と内需の下支えが違いなのでしょうか?

+αも今後は情報セクターも検討していくとのことで今後に期待です。

インドとベトナムの投資信託の比較

インド、ベトナム、アジアのファンド比較チャート(みんかぶ より)
ハーベストアジア以外で運用中

NISAで約半年経過しましたが、インドが下がった時はベトナムが持ちこたえてベトナムが下がった時はインドが上がっているので、+αインドとベトナムでリスク分散になっていそうです。

サクッとインドはインデックスで分散が効いているようで大きな下落は抑えられていますが、下落後の回復が遅く他に比べて大きな成長は難しそうです。それでもじわじわと半年で+16%です。

理想のポートフォリオは+αインドとハーベストアジアの2つ持ちですがハーベストアジアの信託報酬が高いので今回は見送りです。


今後の検討

ブラジルメインの南米か、
モンゴルとベトナムが入っていて信託報酬の安い投資信託が出たら即切り替え検討したいと思っています。


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