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【キャリアを考えるマガジン】 はじめます。

キャリアコンサルタントという国家資格があります。
私が取得した時は民間資格で、「キャリアカウンセラー」と呼ばれましたが。
5年ほど前に国家資格に昇格し、民間資格を持っていた方も簡単な手続きで自動的に国家資格へ切り替えることができました。なんともラッキーなお話でした(笑)

キャリアコンサルタントとは?
仕事選びやキャリアプラン、スキルアップに関する相談に対応し、アドバイスや指導を行う専門職です。大学の就職相談室や公的機関のキャリア相談・支援、人材斡旋企業、企業の人材開発室、民間のキャリア相談室(フリーランスも)などに所属して働く方がほとんどかと思います。

私はかつて、公的機関が若年層(〜35歳くらいまで)を対象に行っていた無料のキャリア相談室で相談業務に携わっていました。
同時に、就職・転職に関する人材系媒体のフリーランスライターでもあり、キャリアに関しては、さまざまな側面から関わってきました。

まず、お伝えしたいことは、キャリアコンサルタントは心理職の方々ほど万能ではありません。キャリアの悩みにメンタル系の病気の可能性が潜んでいる場合、そのままキャリア相談を継続することはできません。
でも、「精神科で診てもらってください」とも、なかなか言えません。

もう一つは、キャリアコンサルタントに答えを求めても何も出てきません。占いではありませんので。
そもそも〝自分で考える〟という気持ちがない人が相談に来られた場合、申し訳ないほど何も発展はありません。
一方、コンサルタントが助言と称して、自分の意見ばかり押し付けるようだと、そのコンサルタントもその相談した時間も〝外れ〟です。
学生さんは素直なので「良いアドバイスをもらえた!」なんて喜ばれたりしますが、「いやいや、きちんと自分の考えを持とうね」と不安に思ってしまいます・・・。

キャリアコンサルタントって、キャリア支援って本当に難しい。
でも、もっと認知され、社会的地位を得てもよい仕事だと思っています。
今回、このテーマでのnoteは第1回。
ここでは、いろんな「キャリアを考える」ことをしてみたいと思います。



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